施工管理の職務経歴書の書き方は?記載すべきポイントやおすすめ資格などを紹介


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施工管理から退職を検討している方の中には、職務経歴書の書き方がわからず悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
職務経歴書は、これまでの業務経験やスキルを記載し企業に提出する重要な書類です。各項目ごとに、アピールすべきポイントが異なります。
本記事では、施工管理の職務経歴書の書き方を項目ごとに詳しく紹介しています。
施工管理から転職する際におすすめの資格や転職方法なども紹介するので、ぜひ参考にしてください。

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目次
施工管理の職務経歴書の書き方
施工管理から転職をする際の職務経歴書は、以下の5項目の記載が必要です。
- 日付・氏名
- 職務要約
- 職務経歴
- 活かせる経験・資格・知識・スキル
- 自己PR
各項目にて記載すべき内容を詳しく紹介するので、ぜひ参考にしながら職務経歴書を作成してみてください。
1.日付・氏名
職務経歴書を作成する際、最上部に記載する項目が日付と氏名です。
日付は職務経歴書の作成日ではなく、送付日や面接日を記載しましょう。
履歴書をはじめとした書類も一緒に提出する場合は、すべての日付を揃えることがマナーです。
氏名を記載する際には、苗字と名前の間にスペースを入れてフルネームで記載しましょう。
2.職務要約
職務要約は、前職で自分が経験してきた業務内容や実績を記載する項目です。
経験した内容や工夫したことなどを含めて3~5行程度にコンパクトにまとめて記載しましょう。
入社後に活かせる経験や抱負などは、自己PR欄に記載する内容です。
そのため、職務要約の欄に記載する必要はありません。
複数企業での勤務経験がある場合は、何社目の企業でどのような業務を行ったのかをわかりやすく記載します。
業務内容や経験が多い方は、応募する企業の業界や業務内容に関係するものだけを取り上げて記載する方法がおすすめです。
3.職務経歴
職務経歴欄では、在籍していた企業ごとにどのような業務を経験してきたかを詳しく記載しましょう。
記載する内容は、企業情報と自分が担当した業務範囲を別々に記載する必要があります。
ここでは、就業企業の情報と自分が経験してきたことの2つにわけて各項目に記載すべき内容を詳しく解説します。
就業企業の情報
就業企業の情報は企業の基本情報を記載する場所であり、具体的な記載項目は、以下の5つです。
- 会社名
- 事業内容
- 売上高
- 従業員数
- 資本金
就業していた企業の規模を確認する項目であるため、すべて最新の情報を記載しましょう。
自社のホームページを確認すれば把握できる情報がほとんどなので、時間をかけずに作成できる項目です。
ただし、複数企業での就業経験がある場合は、企業ごとに作成しなければならない点には注意が必要です。
また、会社名を記載する際には(株)や略称などを使わず、正式名称を記入しましょう。
自分が経験してきたこと
自分が経験してきたことを記載する項目では、担当案件ごとに案件概要や担当業務内容を詳しく記載します。
具体的には、案件概要として以下のような項目を記載しましょう。
- 発注者名
- 工事名
- 案件の請負金額
- 工事の概要(構造など)
案件概要を記載したら、案件における立場や担当工程、担当業務を記載します。
たとえば、施工管理を行った案件の概要を記載する場合の例文は以下の通りです。
「現場担当者として施工管理業務を担当し、施工前の工事説明会や職人の手配を行い、安全管理・工程管理・品質管理を行う」
また、担当した案件の期間は(2023年1月~2023年10月)とし、現在担当中の場合は(2023年1月~現在)と記載します。
上記のような内容を案件ごとに詳しく記載し、職務経歴書を確認する人事の方が、案件規模や業務内容を理解しやすくしましょう。
4.活かせる経験・資格・知識・スキル
職務経歴書で記載しきれなかった経験や保有資格などは、この項目で詳しく記載しましょう。
自動車免許や施工管理技士などの資格だけでなく、CADソフトの使用経験やマネジメント経験なども記載するとアピールにつながります。
勉強中や合否発表前の資格がある場合は、「〇〇取得に向けて勉強中」「1級建築施工管理技士 取得予定」と記載することも可能です。
資格は履歴書と職務経歴書で統一し、正式名称で記載しましょう。
5.自己PR
自己PRでは、応募している企業に入社できたらどのような活躍ができるかを具体的に記載しましょう。
履歴書と同じテーマでも問題ありませんが、具体的なエピソードや補足を交えて300~400文字程度を目安に作成するのがおすすめです。
自己PRは、最初に強みを記載し、根拠となる経験、具体的な活かし方の順番で記載すると魅力的な文章が作成できます。
書き終えたら、右下に「以上」と記載し、職務経歴書の作成は完了です。
施工管理へ転職する際に職務経歴書でアピールすべきポイント
施工管理へと転職する際に職務経歴書でアピールすべきポイントには、以下の3つがあります。
- コミュニケーション能力
- スケジュール管理能力
- 施工管理に活かせる知識や技術
各ポイントを詳しく紹介するので、施工管理として転職を考えており、アピールポイントに悩んでいる方はぜひ参考にしてください。
1.コミュニケーション能力
施工管理は、自社の社員だけでなく協力会社や施工主、施工を行う職人など多くの人と関わるので、高いコミュニケーション能力が求められる職種です。
年齢や立場が異なる方々と関わるため、相手に合わせた対応力も求められます。
また、担当する業務や案件の規模によっては多くの職人の管理が必要となるので、マネジメント力が求められる場合もあります。
協力会社や職人などと関係性を構築するために工夫したポイント、管理する際に重視していることなどをアピールするとよいでしょう。
2.スケジュール管理能力
施工管理は、工事の完成を予定通りに進めることが重要な業務なので、スケジュール管理能力も求められる職種です。
協力会社や職人を始め、多くの方と関わりながら工期を遅らせることなく進めなければなりません。
工期を遅らせてはいけないものの、雨天をはじめとしたトラブルによって工程が遅れることもあるでしょう。
トラブルによって工程が遅れた場合、どのような工夫をしてスケジュール管理を行ったかを具体的に伝えられると、スケジュール管理能力のアピールにつながります。
3.施工管理に活かせる知識や技術
保有資格だけでなく、施工管理業務に活かせる知識や技術もアピールしておくと、転職時に優位に働きます。
たとえば、CADを扱えたり、建築に関する法律の手続きの知識があったりする場合は職務経歴書に記載しておくとよいでしょう。
他にも、以下のような知識や技術、経験がある場合にはアピールすることをおすすめします。
- 英語力(グローバルに活躍する企業に転職する場合)
- マネジメント経験
- PCスキル
施工管理としての業務経験がある方は多いため、活かせる知識や経験をアピールすることで、他の応募者との差別化ができ、内定を獲得できる可能性を高められます。
職務経歴書にも書ける施工管理の転職時におすすめの資格
職務経歴書にも書ける施工管理におすすめな資格には、以下の3つがあります。
- 建築施工管理技士
- 電気工事施工管理技士
- 建築士
3つの資格について詳しく紹介するので、転職に向けて資格取得を検討している方はぜひ参考にしてください。
1.建築施工管理技士
施工管理として転職をするのであれば、まずは建築施工管理技士の取得がおすすめです。
すでに施工管理として働いている方は、最低でも二級建築施工管理技士の資格を持っている方も多いでしょう。
二級建築施工管理技士のみを取得している場合は、一級建築施工管理技士の資格を取っておくと、転職で有利になります。
一級建築施工技士試験を運営している一般財団法人建設業振興基金の資料によると令和5年度の一級建築施工管理技士の合格率は、1次試験で41.6%、2次試験で45.5%となっています。

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試験対策を行えば合格を狙える難易度なので、転職に向けて一級建築施工管理技士の取得を目指してみてはいかがでしょうか。
また、一級・二級建築施工管理技士の合格率や仕事内容、求人などを詳しく知りたい方は、下記の記事・求人も併せてぜひご覧ください。
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2.電気工事施工管理技士
電気工事施工管理技士は、工事現場にて電気工事の施工を管理できる資格です。
電気工事を行うための知識を身に付けられ、一級電気工事施工管理技士を取得すれば専任技術者や主任者にもなれます。
施工管理として働いていると実際に電気工事を行うことは少ないですが、業務に活かせる知識を身に付けられます。
また、電気工事を行う特定の建設業の場合、各営業所にひとりの電気工事施工管理技士保有者を専任技術者として配置しなければなりません。
電気工事施工管理技士は、施工管理に活かせる知識を身に付けながら、転職を有利に進められるのでおすすめの資格です。
電気工事施工管理技士の合格率や勉強方法、求人を確認したい方は、下記の記事と求人も併せてご確認ください。
※関連記事:1級・2級電気工事施工管理技士の難易度・合格率は?受験資格・勉強方法を解説
3.建築士
建築士は建物の設計や工事監理の知識・スキルが求められる資格であり、施工管理の転職におすすめの資格です。
建築士は一級建築士・二建築士・木造建築士の3種類に分かれており、それぞれ担当できる業務範囲が異なります。
建築士は合格難易度の高い国家資格であり、主任技術者や監理技術者の取得要件になっています。
そのため、取得をすると転職における市場価値を高められる資格のひとつです。
二級施工管理技士を取得していれば、実務経験7年以上で二級建築士に受験できるため、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
建築士の合格率や求人などを知りたい方は、下記の記事・求人もおすすめです。
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施工管理として転職する際のおすすめの方法
施工管理として転職する際のおすすめの方法には、以下の3つがあります。
- 求人サイトを利用する
- 転職エージェントを利用する
- 知り合いに紹介してもらう
それぞれの方法について詳しく紹介するので、自分に適した転職方法を見極めて実践してみてください。
1.求人サイトを利用する
施工管理として転職をする際には求人サイトの利用もおすすめです。
求人サイトでは、職種だけでなく給料や休日、福利厚生や勤務地などから求人を絞り、希望条件にあった企業を見つけることが可能です。
業界特化型の転職サイトであれば、業界も絞ったうえで求人を見つけられるので、理想の転職ができる可能性も高まるでしょう。
施工管理からの転職を考えている方におすすめの業界特化型転職サイトには、施工管理求人サーチがあります。
施工管理求人サーチには、施工管理の求人が多数掲載されており、年収アップも期待できます。ぜひ施工管理求人サーチを活用していただき、理想の求人を探してみてください。
2.転職エージェントを利用する
転職エージェントを利用すれば仕事をしながらでも転職先を探してもらえるため、時間をかけずに転職活動ができます。
転職エージェントに登録する際に面談を行い、希望の職種や条件を伝えるだけで求人を紹介してもらえます。
また、転職エージェントでは書類作成や選考サポートを受けられるので、初めての転職で不安がある方でも安心して利用可能です。
施工管理として働きながら転職活動を行いたいものの、時間がなくて困っている方は転職エージェントの利用も検討してみましょう。
※関連記事:施工管理の転職におすすめのエージェント&転職サイト
3.知り合いに紹介してもらう
施工管理として働いている際にできた人脈を使い、知り合いに転職先を紹介してもらう方法もおすすめです。
紹介してもらえれば、求人には書かれていない詳しい内情や人間関係なども聞けるため、安心して転職できます。
紹介とはいえ、面接を受けなければならないこともありますが、人柄や仕事の姿勢をお互いに理解した状態であれば、内定をもらえる可能性も高いです。
人脈によっては施工管理としてだけでなく、他職種への転職も可能なので、業界内転職を検討している方は知り合いを頼ってみましょう。
施工管理の職務経歴書の書き方を理解してスムーズに転職しよう
施工管理で転職する際には、職務経歴書の書き方を理解し、適切な内容を記載しましょう。
職務経歴書に記載すべき内容は以下の5項目があります。
- 日付・氏名
- 職務要約
- 職務経歴
- 活かせる経験・資格・知識・スキル
- 自己PR
各項目にて記載すべき内容を紹介しているので、ぜひ参考にしながら職務経歴書を作成してみてください。
施工管理として転職する方法は複数ありますが、もっともおすすめの方法は求人サイトの利用です。
施工管理として働ける転職先を探している方には、業界特化型の求人サイトである「施工管理求人サーチ」の利用がおすすめです。
施工管理だけでなく、建設業界の求人を豊富に掲載しているので、業界内転職を考えている方はぜひ「施工管理求人サーチ」をご活用ください。

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今すぐ転職するつもりでなくても、
転職に有利な時期や準備は早いうちから知っておくと有利です。
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