1級・2級電気工事施工管理技士の難易度・合格率は?受験資格・勉強方法を解説
- 「電気工事施工管理技士に興味があるけれど、試験が難しそう」
- 「電気工事施工管理技士の受験資格がよくわからない」
上記のような理由で、電気工事施工管理技術検定の受験をためらってはいませんか。
国家資格である電気工事施工管理技士は、合格すると資格手当がもらえたり転職で有利になったりと、さまざまなメリットがあります。
この記事では、電気工事施工管理技士の合格率や試験内容、受験資格について解説しています。電気工事施工管理技士の難易度を知りたい方はぜひ参考にしてください。
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目次
1級・2級電気工事施工管理技士とは
電気工事施工管理士とは、建設業における電気工事の管理や監督を行うことができる上級技術者の国家資格です。
主な仕事としては、電気工事の施工計画の作成や、工程管理、品質や安全面の管理などが挙げられます。
施工管理技士の資格を取得することで、建設会社の各営業所に常駐する専任技術者として、また、監理技術者や主任技術者としても認められます。
その中で、指定建設業に含まれる電気工事の現場では、電気工事施工管理技士の資格を取得することで、専任の技術者や監理技術者として活躍することができます。
電気工事施工管理技士の資格には1級と2級があり、それぞれ請け負える仕事の大きさに差があります。
1級・2級電気工事施工管理技士の難易度・合格率|令和4年の試験結果を紹介
ここでは、1級と2級それぞれの電気工事施工管理技士の難易度・合格率について紹介します。
1級電気工事施工管理技士の難易度・合格率
下記は、1級電気工事施工管理技士の合格率をまとめた表です。
全体受験者数 | 最終合格者数 | 第一次検定合格率 | 第二次検定合格率 | 最終合格率 | |
---|---|---|---|---|---|
2021年 | 15,001人 | 4,655人 | 53.3% | 53.3% | 31.0% |
2020年 | 14,407人 | 4,887人 | 38.1% | 72.7% | 33.9% |
2019年 | 15,048人 | 5,382人 | 40.7% | 66.3% | 35.8% |
2018年 | 16,989 | 8,875人 | 56.1% | 73.7% | 52.2% |
出典:https://jqos.jp/kokka/denkikojisekokanrigishiikkyu#p03
1級電気工事施工管理技士には、毎年受験者全体の30~50%が合格しています。
同じく国家資格で、自分で電気工事をする際に必要な「第一種電気工事士」の合格率も30~50%程度です。電気系の国家資格で難しいと言われている「第一種電気主任技術者」の合格率は3%ほどなので、1級電気工事施工管理技士は国家資格として特別難易度が高いわけではありません。
2級電気工事施工管理技士の難易度・合格率
下記は、2級電気工事施工管理技士の合格率をまとめた表です。
全体受験者数 | 最終合格者数 | 第一次検定合格率 | 第二次検定合格率 | 最終合格率 | |
---|---|---|---|---|---|
2021年 | 8,359人 | 3,493人 | 57.1% | 50.4% | 41.8% |
2020年 | 8,239人 | 2,967人 | 58.5% | 45.0% | 36.0% |
2019年 | 7,548人 | 3,249人 | 56.1% | 45.4% | 43.0% |
2018年 | 8,222人 | 3,436人 | 62.8% | 43.2% | 41.8% |
出典:https://jqos.jp/kokka/denkikojisekokanrigishinikyu
2級電気工事施工管理技士には毎年受験者全体の40%程度が合格しており、国家試験の合格率としては比較的高いほうです。第一次・第二次ともにしっかりと対策をすれば、合格は難しくないでしょう。
1級・2級電気工事施工管理技士の資格を取得するメリット
電気工事施工管理技士の資格を取得すると、1級と2級それぞれで下記のようなメリットが得られます。
【電気工事施工管理技士の資格取得メリット】
資格 | メリット |
1級電気工事施工管理技士 | ・特定建設業の主任技術者・監理技術者になれる ・資格手当がもらえる(月5,000~20,000円程度) ・転職に有利(年間合格者3,000人程度) |
2級電気工事施工管理技士 | ・一般建設業の専任技術者 ・主任技術者になれる ・資格手当がもらえる(月3,000~10,000円程度) ・転職に比較的有利(年間合格者5,000人程度) |
電気工事施工管理技士の資格を取得すると、1級では特定建設業の、2級では一般建設業の責任者のひとりになれます。
特定建設業とは、合計額が4,000万円以上の工事を下請けに出す際に取得が必要な許可のことです。一般建設業とは、自社施工や4,000万円未満の工事を下請けに出す場合に必要な許可のことです。
1級を保持していれば特定建設業・一般建設業両方の工事責任者にもなれますが、2級では一般建設業の工事の責任者にしかなれません。したがって1級のほうが活躍の場が多く、より大きな工事にも関われます。
また電気工事施工管理技士の資格保持者は、多くの会社で資格手当がもらえます。会社によって金額は異なりますが、一般的に1級のほうが2級よりも月額数千円〜10,000円ほど高額です。
電気工事施工管理技士の資格を得ることでスキルと経験が証明され、転職活動で良いアピールになります。1級のほうが資格保持者が少ないため、より転職で有利です。
1級・2級電気工事施工管理技士の受験資格
ここでは、1級・2級電気工事施工管理技士の受験資格についてそれぞれ解説します。
1級電気工事施工管理技士の受験資格
1級電気工事施工管理技士の第一次検定は、下記の表の区分イ~ホに該当する人が受験できます。
【1級電気工事施工管理技術検定第一次検定受験資格】
区分 | 学歴または資格 | 実務経験年数(指定学科を修了した場合) | 実務経験年数(指定学科を修了していない場合) |
イ | 大学・専門学校の「高度専門士」 | 卒業後3年以上 | 卒業後4年6ヶ月以上 |
イ | 短期大学・ 高等専門学校(5年生)・専門学校の「専門士」 | 卒業後5年以上 | 卒業後7年6ヶ月以上 |
イ | 高等学校・中等教育学校(中高一貫校)・専門学校の専門課程を修了した方 | 卒業後10年以上 | 卒業後11年6ヶ月以上 |
イ | その他(学歴問わず) | 15年以上 | 15年以上 |
ロ | 第一種・第二種または第三種電気主任技術者免状の交付を受けた方 | 6年以上(通算) | 6年以上(通算) |
二 | 第一種電気工事士免状の交付を受けた方 | 実務経験年数は問わず | 実務経験年数は問わず |
二 | 2級電気工事施工管理技士試験の合格者 | 合格後5年以上 | 合格後5年以上 |
二 | 以下の2点を満たす方・2級電気工事施工管理技士の第二次検定に合格後の実務経験が5年未満の方・短期大学・高等専門学校(5年生)・専門学校の「専門士」 | 卒業後5年以上 | 卒業後9年以上 |
二 | 以下の2点を満たす方・2級電気工事施工管理技士の第二次検定に合格後、実務経験が5年未満の方・高等専門学校・中等教育学校・専門学校の専門課程を修了した方 | 卒業後9年以上 | 卒業後10年6ヶ月以上 |
二 | 以下の2点を満たす方・2級電気工事施工管理技士の第二次検定に合格後、実務経験が5年未満の方・専門課程を修了していない方 | 14年以上 | 14年以上 |
ホ | 2級電気工事施工管理技術検定の第二次検定の合格者(区分二以外の方) | 実務経験は問わず | 実務経験は問わず |
出典:1級電気工事施工管理技術検定のご案内|一般財団法人建設業振興基金
なお区分ホで受験申請した場合、第一次検定に合格しても次の年度からしか第二次検定の受験ができないので注意しましょう。
第二次検定は、下記の4つのうちいずれかに該当する人が受験できます。
- 技術士法による技術士の第二次試験のうちで技術部門を電気電子部門、建設部門または総合技術監理部門(選択科目が電気電子部門または建設部門)に合格した者で、上記区分イ~ニのいずれかの受検資格を有する者
- 前年度1級電気工事施工管理技術検定第一次検定合格者のうち、上記の区分イ~ニのいずれかの受検資格で受検した者
- 前年度1級電気工事施工管理技術検定第一次検定合格者のうち、上記の区分ホの受検資格で受検した者で、上記の区分イ~ニのいずれかの受検資格を有する者
- 本年度第一次検定の合格者(上記の区分イ~ニの受検資格で受検した者に限る)
出典:1級電気工事施工管理技術検定のご案内|一般財団法人建設業振興基金
2級電気工事施工管理技士の受験資格
2級電気工事施工管理技士の第一次検定は、下記の表の区分イ~二に該当する人が受験できます。
【2級電気工事施工管理技術検定第一次検定受験資格】
区分 | 学歴または資格 | 実務経験年数・指定学科 | 実務経験年数・指定学科以外 |
イ | 大学・専門学校の「高度専門士」 | 卒業後1年以上 | 卒業後1年6ヶ月以上 |
イ | 短期大学・ 高等専門学校(5年生)・専門学校の「専門士」 | 卒業後2年以上 | 卒業後3年以上 |
イ | 高等学校・専門学校の専門課程 | 卒業後3年以上 | 卒業後4年6ヶ月以上 |
イ | その他(最終学歴問わず) | 8年以上 | 8年以上 |
ロ | 第一種・第二種または第三種電気主任技術者免状の交付を受けた者 | 1年以上(通算) | 1年以上(通算) |
ハ | 第一種電気工事士免状の交付を受けた者 | 実務経験年数は問わず | 実務経験年数は問わず |
二 | 第二種電気工事士免状の交付を受けた者(旧・電気工事士を含む) | 1年以上(通算) | 1年以上(通算) |
受験資格は1級同様に学歴や専攻内容によって異なります。2級電気工事施工管理技術検定の指定学科については、一般財団法人建設業振興基金による下記のページを参照してみてください。
参考:2級電気工事施工管理技術検定|一般財団法人建設業振興基金検定
第二次検定は、下記の3つのうちいずれかに該当する人が受験できます。
- 技術士法による技術士の第二次試験のうちで技術部門を電気電子部門、建設部門または総合技術監理部門(選択科目を電気電子部門または建設部門に係るもの)に合格した者
- (令和2年度までの)2級電気工事施工管理技術検定試験の「学科試験のみ」受検の合格者で有効期間内の者
- (令和3年度以降の)2級電気工事施工管理技術検定の「第一次検定」合格者
出典:2級電気工事施工管理技術検定のご案内|一般財団法人建設業振興基金
2級電気工事施工管理技士の試験内容
ここからは、2級電気工事施工管理技士の第一次検定と第二次検定の試験内容について解説します。
第一次検定(学科)の試験内容
第一次検定の試験科目は下記の表のとおりです。
科目 | 内容 | 問題数 | 解答形式 |
電気工学等 | 電気工学 | 12問中8問を選択 | 四肢択一 |
電気工学等 | 電気設備 | 19問中10問を選択 | 四肢択一 |
電気工学等 | 関連分野 | 6問中3問を選択+1問必須 | 四肢択一 |
施工管理法 | 施工管理法(能力問題) | 4問必須 | 五肢択一 |
施工管理法 | 施工管理法(知識問題) | 10問中6問を選択 | 四肢択一 |
法規 | 法規 | 12問中8問を選択 | 四肢択一 |
試験時間は2時間30分あります。
解答はすべてマークシート方式で、施工管理法(能力問題)は五肢択一、それ以外はすべて四肢択一です。時間内に解き終わり見直しもできるよう、過去問や参考書の問題は時間配分を考えながら解いて練習しましょう。
第二次検定(実地)の試験内容
第二次検定の試験科目は下記の表のとおりです。
科目 | 内容 | 問題数 | 解答形式 |
施工管理法 | 施工管理法(能力問題) | 3問必須 | 記述式 |
施工管理法 | 施工管理法(知識問題) | 2問必須 | 四肢択一 |
試験時間は2時間です。
第二次検定には記述式の問題があるため、第一次検定よりも深い知識が求められます。どのような質問のされ方をしても答えられるように、参考書の解答をただ丸暗記するのではなく、解説も読んで解答の本質を理解するようにしましょう。
1級電気工事施工管理技士の試験内容
次に、1級電気工事施工管理技士の第一次検定と第二次検定試験内容について解説します。
第一次検定(学科)の試験内容
第一次検定の試験科目は下記の表のとおりです。
科目 | 内容 | 問題数 | 解答形式 |
電気工学等 | 電気工学 | 15問中10問を選択 | 四肢択一 |
電気工学等 | 電気設備 | 32問中14問を選択 | 四肢択一 |
電気工学等 | 関連分野 | 8問中5問を選択+2問必須 | 四肢択一 |
施工管理法 | 施工管理法(能力問題) | 6問必須 | 五肢択一 |
施工管理法 | 施工管理法(知識問題) | 9問中6問を選択+7問必須 | 四肢択一 |
法規 | 法規 | 13問中10問を選択 | 四肢択一 |
試験時間は午前・午後合わせて4時間30分あります。
2級電気工事施工管理技士の第一次検定よりも試験時間が長いので、体力と集中力が大切です。午後からの試験にもしっかり取り組めるよう、試験本番同様の模試を行って自分なりの集中方法やリフレッシュの仕方を身につけておきましょう。
第二次検定(実地)の試験内容
第二次検定の試験科目は下記の表のとおりです。
科目 | 内容 | 問題数 | 解答形式 |
施工管理法 | 施工管理法(応用能力問題) | 3問必須 | 記述式 |
施工管理法 | 施工管理法 | 2問必須 | 五肢択一 |
試験時間は3時間です。
2級電気工事施工管理技士の第二次検定同様、記述式とマークシート方式の2つが出題されます。過去問を繰り返し問いて、出題傾向や記述の仕方をしっかり理解しましょう。
1級・2級電気工事施工管理技士に合格するための勉強方法
1級・2級電気工事施工管理技士の試験対策として効率的な勉強方法は、以下のとおりです。
- 過去問を何度も解きなおす
- 通信講座を活用する
電気工事施工管理技士試験の過去問を何度も解きなおすことによって、自分の苦手分野がわかる上に、頻出分野を把握できます。
間違えた問題に印をつけたり、ノートに解法をまとめたりすることによって、復習しやすくなります。
独学での試験対策に苦労している方には、プロの講師が重要な内容を効率的に指導してくれる通信講座の活用がおすすめです。
たとえば株式会社日本建設情報センターやSAT株式会社の通信講座を活用すれば、移動中でもスマホから受講できます。
仕事が忙しくてまとまった勉強時間を確保できない方やプロの講師の指導を受けたい方は、通信講座を活用してみてください。
1・2級電気工事施工管理技士の過去問はどこで閲覧できる?
1・2級電気工事施工管理技士の2022年度の過去問は、一般財団法人建設業振興基金の公式サイトから閲覧できます。
2022年度より前の過去問を使って試験対策をしたい方には、過去問.comの活用がおすすめです。
1級と2級の過去5年分ほどの試験問題が掲載されているため、過去問演習を中心に試験対策したい方は活用してみてください。
1級・2級電気工事施工管理技士の2次試験の合格発表はいつ?試験日程を解説
1級・2級電気工事施工管理技士の申込日や試験日などのスケジュールについて、以下より解説します。
試験科目によって受験日や合格発表日が異なるので、資格試験の受験を検討している方は注意してチェックしてみてくさい。
1級電気工事施工管理技士の試験日程
1級電気工事施工管理技士の申込期間や受験日のスケジュールは、以下の表のとおりです。
申込期間 | 2023年1月27日(金)~2月10日(金) |
受験日 | ・第一次検定:2023年6月11日(日) ・第二次検定:2023年10月15日(日) |
合格発表 | ・第一次検定:2023年7月14日(金) ・第二次検定:2024年2月2日(金) |
参考:電気工事施工管理技術検定 | 一般財団法人建設業振興基金
2023年4月時点では、1級電気工事施工管理技士の試験の申し込みが終了しているため、試験に挑戦したい方は2024年度の試験日程の発表を待ちましょう。
2級電気工事施工管理技士の試験日程
2級電気工事施工管理技士の申込期間や受験日のスケジュールについて、以下の表にまとめました。
試験 | 前期第一次検定のみ | ・第一次検定 ・第二次検定(同日受験) ・第二次検定のみ ・後期第一次検定のみ |
申込期間 | 2023年1月27日(金)~2月10日(金) | 2023年7月14日(金)~7月28日(金) |
受験日 | 2023年6月11日(日) | 2023年11月12日(日) |
合格発表 | 2023年7月14日(金) | ・第一次検定:2023年12月22日(金) ・第二次検定:2024年2月2日(金) |
参考:電気工事施工管理技術検定 | 一般財団法人建設業振興基金
2023年4月時点では2級電気工事施工管理技士の試験への申し込みが可能であるため、受験を考えている方は挑戦してみてはいかがでしょうか。
1級・2級電気工事施工管理技士の平均年収はどれくらい?
電気工事施工管理技士の平均年収は1級・2級ともに約540万円であり、資格による年収の差は大きくないと言えます。
項目 | 平均年収 |
1級・2級電気工事施工管理技士 | 約540万円 |
日本全体 | 約420万円 |
参考:2023年賃金構造基本統計調査 結果の概況|厚生労働省
日本全体の平均年収約420万円よりも電気工事施工管理技士の年収は高く、電気工事施工管理技士の中には600万円以上稼いでいる方もいます。
電気工事施工管理技士の平均年収・給料について知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてください。
※関連記事:1級・2級電気工事施工管理技士の平均年収や給料は?電気工事士との違いや将来性を解説!
1級・2級電気工事施工管理技士の難易度・合格率に関するよくある質問
ここでは、1級・2級電気工事施工管理技士の難易度・合格率に関する以下の3つ質問に対して、回答していきます。
- 令和4年の1級電気工事施工管理技士の合格率はどれくらいですか?
- 1級電気工事施工管理技士の試験に合格するために必要な勉強時間の目安はどれくらいですか?
- 1級電気工事施工管理技士の2次試験の配点を教えてくれませんか?
試験に合格するために必要な勉強時間や、試験の配点について知りたい方は参考にしてみてください。
令和4年の1級電気工事施工管理技士の合格率はどれくらいですか?
令和4年(2023年)の1級電気工事施工管理技士の合格率は以下の表のとおりです。
試験 | 合格率 |
第一次検定 | 38.3% |
第二次検定 | 59.0% |
電気系の資格のなかで難しいと言われる「第一種電気主任技術者」は合格率が3%ほどであるため、1級電気工事施工管理技士はしっかりと対策すれば十分に合格を狙える資格です。
1級電気工事施工管理技士の試験に合格するために必要な勉強時間の目安はどれくらいですか?
1級電気工事施工管理技士の試験に合格するためには、100〜300時間ほどの勉強時間が必要と言われています。
電気工事に関する知識量や実務経験によって必要な勉強時間が異なるため、自分の特徴を踏まえて学習スケジュールを立てることが大切です。
1級電気工事施工管理技士の2次試験の配点を教えてくれませんか?
1級電気工事施工管理技士の2次試験の配点は公式に発表されていないため、出題範囲を網羅的に対策する必要があります。
2023年の2次試験では、記述形式の大問3つとマークシート形式の大問2つが出題されています。
試験本番で自分の実力を発揮できるように、過去問を何度も解いて出題形式に慣れておきましょう。
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電気工事施工管理技士は国家試験としては比較的合格率が高く、1級は毎年3~5割程度、2級は4割程度が合格しています。
電気工事施工管理技士の資格を取得することで、転職に有利になったり、給与UPや待遇UPも期待できたりするため、転職を検討している方には資格取得がおすすめです。
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募集職種 | 電気設備施工管理 |
必須資格 | 1級電気工事施工管理技士 |
企業名称 | 非公開 |
雇用形態 | 正社員/契約社員 |
勤務地 | 京都府京都市 |
給与待遇 | 月額給与約76〜83万円 |
待遇・福利厚生 | 労災保険/健康保険/厚生年金保険/雇用保険/通勤交通費支給/作業服貸与/残業代全額支給/長期休暇/オフィス内禁煙ほか |
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