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測量士に将来性はある?仕事内容やおすすめの資格3選などを紹介

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公開日時 2023.11.03 最終更新日時 2023.11.03

測量士として働きたいと考えている方の中には「測量士の将来性ってどうなの?」と不安に思っている方も多いのではないでしょうか。

AIやドローン技術の発達により、測量士の仕事はなくなってしまうのではないかと考える方も多いと思います。

実はAIやドローン技術が発達しても測量士の仕事が取られることはなく、逆に業務を効率的に行えるようになるため、測量士はまだまだ将来性がある職種です。

今回は測量士に将来性がある理由を紹介した上で、概要や向いている人の特徴を紹介します。

測量士として長く働くためにおすすめの資格も紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

 


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測量士に将来性がある3つの理由

測量士に将来性があると言える理由は以下の3つがあります。

  • 若手の需要が高い
  • 測量士を配置する義務がある
  • AIやドローンを活用できる

それぞれの理由を詳しく紹介していくので、測量士の将来性が気になる方はぜひ参考にしてください。

若手の需要が高い

建設業界全体として高齢化が進み、若手が減っていることから人手不足が大きな問題であり、測量士も例外ではありません。

実際に、国土交通省国土地理院が発表している測量業における測量士・測量士補に関する実態調査報告書では、測量士の年齢別人数は以下のようになっています。

年齢測量士測量士補合計
19歳未満15人77人92人
20歳~29歳741人2,785人3,526人
30歳~39歳3,119人2,887人6,006人
40歳~49歳9,163人5,210人14,373人
59歳~59歳7,867人3,390人11,257人
60歳~69歳7,414人2,132人9,546人
70歳以上2,049人400人2,449人

参考:測量業における測量士・測量士補に関する実態調査報告書

このように、50歳以上が半数以上を占め、20代の測量士は50代の10分の1程度の人数となっています。

29歳以下の測量士は他の年代よりも圧倒的に少ないため、若手層の需要が高い職種となっています。

測量士を配置する義務がある

建設工事を行う際には、最初に必ず測量業務を行う必要があり、測量業務を行うためには1人以上の測量士を配置する義務があります。

1人もいない状態では測量ができず、建設工事ができなくなってしまうため、建設が行われる限り測量士の需要はなくなりません。

道路を始めとしたインフラ工事でも測量士は必要なので、急に仕事がなくなることはなく、将来性がある職業と言えます。

AIやドローンを活用できる

AIやドローンの発達によって、測量士が直接測量を行わなくてもデータが取れる場所が増えてきていることは事実です。

しかし測量が可能になったとしても、地震を始めとした要因によって地形が変わる土地があり、機械では対応しきれない地域があります。

全てを機械には任せられず、収集したデータの正誤を確認したり、分析をしたりする業務は測量士が行う必要があります。

現在のAIやドローンの技術で業務効率を向上させることは可能ですが、測量士の仕事がなくなる可能性は低いです。

測量士とはどんな職種?概要を詳しく紹介

測量士とはどんな職種か気になる方もいるでしょう。

ここでは、以下の4つにわけて測量士の概要を紹介していきます。

  • 測量士の仕事内容
  • 測量士が働く職場
  • 測量士の平均年収や月収
  • 測量士の資格取得方法

それぞれ詳しく紹介するので、測量士の概要が気になる方はぜひ参考にしてみてください。

測量士の仕事内容

測量士の大きな仕事は、土木・建築工事の際に土地の位置や形状を正確に測量することです。

測量計画を立ててから現地に行き、専門の機器や技術を使って地形や位置を測量します。

測量した結果を計算して、工事に必要な基準点を正確に設定して、ミスなく工事ができるデータを揃えます。

工事だけでなく、GoogleMapを始めとしたWeb上の地図を作成するための測量を行うことも測量士の仕事です。

社内でデータの管理や分析なども行うため、長時間屋外で作業をする職種ではありません。

測量したデータの分析では、膨大なデータの細かい計算を行います。

ミスが大きな影響を与えるため、細かい計算も重要な業務です。

測量士が働く職場

測量士が働く職場には、以下の7つが挙げられます。

  • 測量会社
  • 建設コンサルタント会社
  • 測量士事務所(個人・法人)
  • 地図作成会社
  • 不動産会社
  • 都道府県の土木課や上下水道課
  • 国土交通省の国土地理院

多くの測量士は測量会社や建設コンサルタント会社で働いており、経験を積んだ方が独立して測量士事務所を設立する傾向にあります。

都道府県の土木課や上下水道課、国土交通省の国土地理院では国が主導するインフラ整備を行うため、公務員として働く測量士が在籍します。

測量士または測量士補の資格を持っていないと働けない企業もあるため、興味がある職場がある場合は、資格や経験を問うか確認しておきましょう。

測量士の平均年収や月収

測量士の平均年収や月収が気になる方も多いでしょう。

厚生労働省が提供するjobtagでは、以下のように公表されています。

金額
平均年収487.6万円
平均月収26.5万円

参考:jobtag

国税庁が発表している「令和3年分 民間給与実態統計調査」によると、令和3年度の日本全体の平均年収は443万円なので、測量士は日本の平均以上は稼げる職種です。

また、測量士は首都圏の平均年収が高く、以下のようになっています。

都道府県平均年収
東京都492.8万円
埼玉県523.7万円
神奈川県636.1万円

参考:jobtag

測量士として働いている方やこれから働く方が簡単に年収を上げるためには、転職して首都圏の企業で働く方法がおすすめです。

測量士の平均年収・給料について詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてください。

>>測量士の年収は高い?気になる測量士の給料を紹介

測量士の資格取得方法

測量士の資格を取得するためには、以下の4つの中からいずれかの方法を行う必要があります。

  1. 国が指定した大学や短期大学、高等専門学校において測量に関する科目を修了し、卒業した後に実務経験(大学は1年以上、短大・高等専門学校は3年以上)を積む
  2. 国が指定した測量に関する専門の養成施設において、1年以上測量士補となるのに必要な知識と技能を習得した後、測量に関する実務経験を2年以上積む
  3. 測量士補で、国が指定した測量に関する専門の養成施設において、高度な知識と技能を修得する
  4. 国土地理院が行う測量士試験に合格する

引用:公益法人日本測量協会

教育機関にて測量士に関する学習を行っていれば実務経験を積むだけで取得ができ、他の方は試験に合格すれば資格取得が可能です。

ただし、国土交通省の「測量士・測量士補の合格者を発表(各年度)」によると平均合格率11%と難易度が高く、多くの学習時間を確保する必要があります。

測量士の難易度や合格率などについて詳しく知りたい方は、以下の記事もご覧ください。

>>測量士の難易度・合格率は?受験資格やおすすめの勉強方法を解説

測量士として長く働くためにおすすめの資格3選

測量士として長く働き続けるためにおすすめの資格は以下の3つです。

  1. ドローン操縦士
  2. 土地家屋調査士
  3. 司法書士

それぞれの資格について詳しく紹介するので、ぜひ参考にして取得してみてください。

1.ドローン操縦士

ドローン操縦士とは、ドローンを操縦して業務を行うために必要な資格です。

測量士はドローン操縦士を取得することで、人が測量するには危険な場所でもドローンが使えるようになり、測量業務の効率化が期待できます。

センサーやカメラを搭載したドローンを飛ばすと、地形を測量できるだけでなく3Dモデル化したデータを作成することも可能です。

ドローン操縦士を取得するには、以下の2つの方法があります。

  • 国土交通省が認定した登録講習機関(ドローンスクール)で、学科と実地の講習を受け、実地修了試験に合格し、指定試験機関にて身体検査と学科試験に合格する方法
  • 指定試験会場にて実地試験、身体検査、学科試験

ドローン操縦士は一等資格・二等資格に分かれており、それぞれ有効期間は3年間です。

ドローンの技術が発達すると任せられる測量士の仕事が増えていく可能性が高いため、早めに取得しておくことをおすすめします。

2.土地家屋調査士

土地家屋調査士を取得すると、不動産の登記や家屋に関する調査や測量が行えるようになります。

土地家屋調査士を取得すると、公共の測量だけでなく、企業や個人が保有する土地や建物の登記も行えるため、独立を考えている方には特におすすめです。

土地家屋調査士の試験は測量士・測量士補の資格を保有していると、一部試験が免除されるというメリットもあります。

合格率は10%前後と難易度が高い資格ですが、取得すると測量士の経験や資格を活かしながら業務の幅を広げられるためおすすめです。

3.司法書士

司法書士を取得すると、官公庁への提出書類および権利義務・事実証明に関する書類の作成、提出手続きなどの業務が行えるようになります。

測量士が司法書士を取得すると、開発許可申請を始めとした書類作成時の図面作成も1人でできるようになるため、市場価値が高まります。

司法書士の合格率は4~5%程度と国家資格の中でも特に難易度が高いため、勉強時間の確保が必要です。

司法書士の資格を取得すると市場価値が高まるだけでなく独立もしやすくなるので、独立を検討している方は取得を目指してみてください。

測量士に向いている人の3つの特徴

測量士に向いている人の特徴は以下の3つがあります。

  1. 計算が得意な人
  2. 体力がある人
  3. 協調性のある人

それぞれ詳しく紹介するので、測量士になろうか悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。

また、測量士のやりがいや魅力について知りたい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。

>>測量士のやりがいって?あらゆる分野で活躍できる測量士の仕事を徹底解説!

1.計算が得意な人

測量士の業務は正確な計算を求められるものであり、少しの誤差によって工事に大きな影響を与えてしまうので、計算が得意な方に向いています。

測量士が計算するのではなく、機械を使った計算もできますが、正しいかを確認するためにも計算能力が重要です。

ベクトルや三角関数といった高校レベルの数学を理解しており、ミスなく行える自信がある方は測量士に向いています。

2.体力がある人

外で測量を行う場合、市街だけでなく広大な土地であったり、高低差がある土地だったり、天気が悪かったりすることがあります。

山奥や森の中で測量を行うこともあるため、最低限の体力がある人が測量士に向いています。

測量を行う場所まで測量機器を持ちながら歩き続ける日もあり、体力がないと途中で辛くなってしまう可能性が高いので注意が必要です。

3.協調性のある人

測量士は1人で働くのではなく2~5人程度で行動し、連携をしながら業務を進めるため、協調性がある人に向いています。

周りとのコミュニケーションが重要であり、協調性がなければ業務をスムーズに遂行できません。

遠く離れた人と連携を取りながら測量する場所もあるため、協調性がなくコミュニケーションが取れないと業務に支障が出てしまいます。

自社の社員だけでなく業務委託を利用する企業もあるので、業務を滞りなく遂行するためにも協調性が重要です。

測量士の将来性に関するよくある質問

測量士の将来性に関するよくある質問には以下の4つがあります。

  • 測量士と測量士補の違いは何ですか?
  • 測量士の資格に有効期限はありますか?
  • 測量士がやめとけと言われる理由は何ですか?
  • 測量士はAIに仕事を奪われてしまいますか?

それぞれ詳しく紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

測量士と測量士補の違いは何ですか?

測量士と測量士補の違いは、担当できる業務が異なる点です。

測量士は測量作業の主任者として業務を担当し、測量計画の作成や実測を始めとした、測量に関するすべての業務を担当できます。

測量士補は測量計画の作成が行えないため、測量士の作成した計画に基づき測量を行います。

測量士補について詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてみてください。

>>測量士補試験の難易度と合格率は?学習時間や合格するための勉強法を解説

>>測量士補の平均年収・給料は高い?測量士との年収の差や年収アップの方法を紹介

測量士の資格に有効期限はありますか?

測量業者登録の有効期間は登録の日から5年間です。 

有効期間満了後は登録の更新が必要であり、有効期間満了の日の90日前~30日前までに更新用の登録申請書を提出する必要があります。

測量士がやめとけと言われる理由は何ですか?

測量士がやめとけと言われる理由は拘束時間が長く、体力が必要な仕事だからです。

都心や近場での仕事だけでなく、郊外の場合もあり、移動時間が長くなりやすいです。

また、業務の進捗によっては残業が増える可能性もあるため、きついイメージがついた結果、やめとけと言われています。

測量士はきつい、やめとけと言われる理由について詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてみてください。

>>測量士はやめとけ・きついといわれる理由を解説!高卒でも年収1,000万を目指せる?

測量士はAIに仕事を奪われてしまいますか?

現状のAI技術では、測量士の仕事が奪われてしまうことはありません。

膨大なデータを収集し分析する業務はAIの方が効率的ですが、複雑な地形が多いため、人間が直接正誤確認をする必要があります。

特に日本では地震が多く、地形が変動してしまうことがあるため、直接確認しなければならない場所が多くあります。

測量士の仕事は現状のAI技術に奪われてしまう心配はありません。

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測量士はAIやドローンに仕事を取られることはなく、逆に業務効率化ができて働きやすくなっています。

若ければ若いほど、実務経験を積み、測量士や測量士補の資格を取得するだけで市場価値が高まるため、測量士になりたい方はぜひ働き始めてみましょう。

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測量士に将来性はある?

測量士に将来性があると言える理由は3つあります。
①若手の需要が高い
②測量士を配置する義務がある
③AIやドローンを活用できる

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