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一級施工管理技士の完全ガイド|試験内容・勉強法・年収・キャリアまで徹底解説

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公開日時 2025.12.17 最終更新日時 2025.12.17

一級施工管理技士は、建設現場の現場監督として活躍するために有利な国家資格です。大規模な建設現場で監理技術者として従事でき、キャリアアップや年収アップに直結します。この記事では、試験内容から受験資格まで、資格取得に必要な情報を徹底解説します。

一級施工管理技士の受験をお考えの方は、ぜひ参考にしてください。

目次

一級施工管理技士とは?|建設現場の現場監督に有利な国家資格

一級施工管理技士は、建設現場における施工管理の専門家として認められた国家資格です。大規模工事で監理技術者や主任技術者として従事し、工事の計画・施工・安全管理を総合的に指導します。

  • 一級施工管理技士の概要
  • 一級施工管理技士の7つの種類と対象業種
  • 資格取得の目的や役割

資格の基本内容を詳しく見ていきましょう。

一級施工管理技士の概要

一級施工管理技士は、建設業法第27条に基づく国家資格です。施工管理技士の種目は、以下の7つに分かれています。

  • 土木
  • 建築
  • 電気工事
  • 管工事
  • 造園
  • 建設機械
  • 電気通信工事

取得することで、建設業許可における専任技術者や、工事現場の監理技術者としての要件を満たせます。

建設業法では一定規模以上の工事に有資格者の配置が義務づけられているため、企業にとって必要不可欠な人材といえるでしょう。

一級施工管理技士の7つの種類と対象業種対象業種

一級施工管理技士には7つの分野があり、それぞれに一級施工管理技士が存在し、おもに対象とする建設工事の分野が異なります。

一級建築施工管理技士は建築一式工事をはじめ、大工工事や左官工事から鋼構造物工事など、合計17業種で監理技術者としての従事が可能です。

たとえば以下のように、それぞれ対象とする工事分野が異なります。

  • 一級土木施工管理技士は土木工事全般
  • 一級電気工事施工管理技士は電気工事
  • 一級管工事施工管理技士は空調・給排水設備などの管工事

このほか造園工事、建設機械を用いた工事、電気通信工事の施工管理にも特化した資格があります。

取得する資格によって携われる工事の種類が変わるため、自分のキャリアプランと従事したい工事内容に合わせて選択することが重要です。

資格取得の目的や役割

一級施工管理技士は工程管理や品質管理、安全管理、原価管理の4つがおもな業務です。

工程管理では工事が滞りなく進むようスケジュールを調整し、品質管理では設計図どおりの品質を確保します。

安全管理では作業員の安全対策を講じ、原価管理では予算内で完遂できるよう経費をコントロールします。

発注者から直接請け負った工事で、特定建設業者が元請として締結する下請契約の総額が5,000万円以上の場合、監理技術者の配置が義務です。(建築一式工事は8,000万円以上)

一級施工管理技士の受験資格と実務経験の条件

一級施工管理技士の受験資格は、令和6年度から大幅に緩和されました。第一次検定は、受験年度末時点で満19歳以上で あれば、学歴や実務経験に関係なく誰でも受験可能です。

一方、第二次検定を受験するには、第一次検定合格後に一定の実務経験が必要になります。

具体的には、第一次検定合格後に実務経験5年以上、または特定実務経験1年以上を含む実務経験3年以上、あるいは監理技術者補佐としての実務経験1年以上 のいずれかを満たす必要があります。令和10年度までは旧受験資格による経過措置も適用されており、学歴に応じた実務経験年数で受験することも可能です。

高卒の場合は指定学科卒業後10年以上、指定学科以外では11年6ヶ月以上の実務経験が必要です。第一次検定は19歳以上なら未経験でも受験できますが、第二次検定には必ず実務経験が求められます。

一級施工管理技士の一次検定と二次検定の違い

一級施工管理技士の試験は、第一次検定と第二次検定の2段階で実施されます。第一次検定は基礎知識を問うマークシート形式、第二次検定は実務能力を評価する記述式が中心です。

7種類すべてで試験制度は共通していますが、出題内容は各種類の専門分野に応じて異なります。

  • 一次(学科)と二次(実地)
  • 出題内容
  • 出題形式
  • 合格基準

それぞれの検定の特徴を理解して、効果的な対策を立てましょう。

一次(学科)と二次(実地)

第一次検定は、建築施工管理に必要な基礎知識と応用能力を評価する試験です。令和3年度の制度改正により、従来は実地試験で出題されていた応用能力問題が第一次検定に組み込まれました。

第一次検定に合格すると「一級施工管理技士補」の称号が与えられます。

第二次検定は、監理技術者として現場で適切な施工管理ができる技術者かどうかを判定する試験です。

出題内容

一級施工管理技士の出題内容は、種類ごとに異なる専門分野を対象としています。

一級建築施工管理技士の第一次検定では、建築学等、施工管理法、法規の3つの分野 から出題されます。以下に、種類別に第一次検定の出題内容をまとめました。

種類第一次検定(学科)の出題内容
一級土木施工管理技士土木工学などや施工管理法、法規
一級電気工事施工管理技士電気工学などや施工管理法、法規
一級管工事施工管理技士機械工学などや管工事に関する専門知識、施工管理法、法規
造園施工管理技士造園工事に必要な土木工学等や施工管理法、法規
電気通信工事施工管理技士電気通信工学などや施工管理法、法規
一級建設機械施工管理技士建設機械に関する知識が中心

多くの種類では第二次検定で施工経験記述が出題され、自身が携わった工事について具体的に記述することが求められますが、造園施工管理技士や一級管工事施工管理技士など一部の種目では経験記述が廃止されています。

出題分野は各種類の専門性に応じて異なるため、受験予定の種類に特化した対策を行うことが合格のポイントとなるでしょう。

出題形式

第一次検定は、四肢一択と五肢一択のマークシート形式で実施されます。

令和6年度からは、従来の五肢二択から五肢一択に変更され、より正確な知識が求められるようになりました。出題数は72問で、そのうち60問を選択して解答します。

試験時間は合計4時間30分です。第二次検定は、記述式問題とマークシート形式の五肢一択問題で構成されます。全6問で、すべて必須解答です。

参照:施工管理技術検定の受検資格の改正について【令和6年4月1日~】

合格基準

第一次検定の合格基準は、全体の得点が60%以上(60問中36問以上正解)かつ、施工管理法(応用能力)の得点が60%以上です。施工管理法(応用能力)は10問出題されるため、最低6問以上正解する必要があります。

第二次検定の合格基準も得点60%以上ですが、配点は公開されていません。経験記述の配点がとくに高いとされているため、この部分で得点することが合格への鍵といえます。

一級施工管理技士の合格率と難易度

一級施工管理技士の合格率は、種類によって大きく異なります。

令和6年度(2024年度)の合格率データから見ると、もっとも合格しやすいのは管工事施工管理技士で、第一次検定52.3%、第二次検定76.2%と高い合格率を記録しています。

一方、もっとも難易度が高いのは建設機械施工管理技士で、第一次検定の直近数年の平均合格率は約27.7%と7種類の中で最も低いです。

建築、土木、電気工事、造園、電気通信工事の5種類は、第一次検定の合格率が36.2%〜50.0%の範囲で推移しており、概ね同程度の難易度といえるでしょう。

第二次検定は種類により40%〜76%と結果にばらつきがあります。管工事施工管理技士は76.2%と高い合格率である一方、建設機械施工管理技士では59.5%です。

種類第一次検定第二次検定難易度(相対比較)
建築36.2%40.8%中程度
土木44.4%41.2%中程度
電気工事36.7%49.6%中程度
管工事52.3%76.2%最も易しい
造園45.4%40.0%中程度
電気通信工事平均50.0%平均41.7%中程度
建設機械平均27.7%平均59.5%最も難しい

初学者がつまずきやすいポイントは、第一次検定では出題範囲の広さと専門分野の知識、第二次検定では経験記述の文章作成です。

合格するためには、過去問を繰り返し解いて出題傾向を把握し、経験記述は第三者に添削してもらうなどの対策が必要となるでしょう。

なお、それぞれの資格ごとの詳しい合格率(年度ごとの合格率推移)や難易度、試験概要や受験資格などの詳しい情報は下記記事で解説していますので合わせてお読みください。

一級施工管理技士の合格率・難易度に関する詳細記事

一級施工管理技士の資格取得で得られるメリット

一級施工管理技士の資格を取得すると多くのメリットが得られます。建設業界では一級施工管理技士の需要が高く、有資格者は企業から重宝されます。下記がそのメリットです。

  • 「監理技術者」として大規模プロジェクトを独占できる
  • 年収アップ(資格手当・ベース給与が大幅にアップする)
  • 転職市場における人材価値が上がる
  • 独立・起業、管理職への昇進の条件になる
  • 社会的価値が上昇する

「監理技術者」として大規模プロジェクトを独占できる

1級施工管理技士を取得する最大のメリットは、特定建設業における「監理技術者」として認められることです。

請負代金総額が4,500万円(建築一式は7,000万円)以上となる大規模な元請工事では、現場への監理技術者の配置が法律で義務付けられており、これは1級保有者にしか許されない独占業務となります。

2級までの規模制限が撤廃されるため、高層ビルやダムといった地図に残る巨大プロジェクトの最高責任者として、名実ともに現場のトップに立つことが可能になります。

年収アップ(資格手当・ベース給与が大幅にアップする)

年収・給与のアップにも直結します。建設業や施工管理業など、1級施工管理技士を採用する多くの企業では、約1万円~3万円程度の資格手当が加算されるほか、合格時に数十万円の報奨金が支給されるケースも珍しくありません。

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また、係長や課長、現場所長といった管理職への昇進条件として1級施工管理技士の資格を保有していることを必須条件にしている企業も多く、資格保有は基本給のベースアップや年収アップのための必須条件といえます。

ちなみにこのサイトを運営する当社でも資格手当を支給しており、1級施工管理技士は月額4万円の資格手当を支給しています。(2025年12月時点)

転職市場における人材価値が上がる

1級保有者は公共工事の入札ランクを決定する経営事項審査において、最高評価の「5点」として換算されます。そのため、企業にとっては在籍しているだけで受注機会の拡大(=売上UP)や会社評価の向上に貢献する貴重な人材となるため、転職市場での価値は極めて高くなります。

つまり、1級施工管理技士の資格保有者はいわば「喉から手が出るほど欲しい人材」といえ、大手ゼネコンからのスカウト獲得や、より好条件で入社できたり、さらに不況時でもリストラ対象になりにくいなど、多くの面で雇用の安定性と将来性を手に入れることができます。

独立・起業、管理職への昇進の条件になる

1級施工管理技士は、将来独立して特定建設業許可を取得する際に不可欠な「専任技術者」の要件を満たす資格です。専任技術者は1件4,500万円(建築一式工事は9,000万円)以上の大規模工事を受注するための条件となりますので、将来独立して自分の会社を持ちたいと考えている人にとっては非常に重要な資格といえます。

また、長期雇用という面でも有利にはたらき、年齢を重ねて現場業務が体力的に厳しくなった場合でも、本店の工事部などで若手の技術指導や安全管理を統括するマネジメント業務へ移行したりなどキャリアの選択肢も広がります。

このように自身の働き方やキャリアの選択肢を大きく広げることが可能になります。

社会的価値が上昇する

1級施工管理技士は難易度の高い国家資格です。そのため、同資格保有者は高度な実務経験と専門知識を有していることの公的な証明になり、名刺やホームページ上などの紹介にその記載があるだけで発注者や官公庁、施主に対して技術的な安心感・信頼感を与えます。

受注のしやすさだけでなく、折衝や打ち合わせを円滑に進められたり、現場の協力会社や職人に対しても確かな根拠に基づいた指示が出せるため、現場代理人としてリーダーシップを発揮しやすくなり、社内外から「プロ中のプロ」として厚い信頼を獲得できます。

失敗しない一級施工管理技士の勉強方法

一級施工管理技士の取得を目指す際、多くの受験者が直面する課題は、仕事と勉強の両立です。建設現場での業務は多忙を極めることが多く、学習時間の確保が難しいのが実情です。ここでは、失敗しないおすすめの勉強方法について解説します。

  • 試験日から逆算して無理のないスケジュールを立てる
  • 第一次検定対策:過去問を繰り返し解いて出題傾向を掴む
  • 第二次検定対策:経験記述は早期に準備し、第三者の添削を受ける
  • 自分に合った学習方法を見つける
  • 通勤中や休憩などのスキマ時間を有効活用する
  • モチベーションを維持する

試験日から逆算して無理のないスケジュールを立てる

まずは無理のない学習のスケジュールを立てることが重要です。大体試験日の3か月~6か月前を目安にスタートしましょう。

まずは第一次検定と第二次検定の試験日から逆算し、月単位・週単位で学習範囲を割り振ります。

はじめは知識のインプットを重視して、試験直前(目安:1か月前くらい)は演習問題・模試などを中心に解くなど、時期ごとの目的を明確にした勉強をしましょう。

万が一スタートが遅れた場合は、すべての範囲を網羅しようとせず、出題頻度の高い重要分野に絞って集中的に対策するなど、状況に応じた優先順位の見極めが重要です。

第一次検定対策:過去問を繰り返し解いて出題傾向を掴む

1級施工管理技士の資格試験は第一次・第二次に分かれており、それぞれ問われる内容・出題形式も異なります。そのため、第一次・第二次ごとに適した勉強方法があります。

まず第一次検定の対策ですが、基本は過去問を徹底的に解くことがおすすめです。テキストを読み込んで暗記などする前に、まずは問題を解き出題傾向と自分の苦手分野を把握することから始めましょう。

少なくとも過去5年分、可能であれば7年分の問題を最低でも3周繰り返し解くことで、知識を定着させます。その際、単に正解を覚えるのではなく、誤りの選択肢についてもなぜ間違いなのかを理解することが重要です。また、近年重視されている施工管理法などの応用能力問題にも取り組んでおきましょう。

第二次検定対策:経験記述は早期に準備し、第三者の添削を受ける

次に第二次検定ですが、これは第二次検定の最大の難関である「経験記述」の対策が特に重要です。試験直前ではなく勉強をはじめた最初のうちから準備を始めておきましょう。

具体的には、自身の業務経験の中から適切な工事を選定し、「課題・検討・処置・結果」という論理的な構成で文章を組み立てるのがコツです。その際、状況を抽象的に書くのではなく、具体的な数値を用いて客観的な説得力を持たせることが不可欠です。

また、自分だけで判断したり完成させず、上司やすでに1級資格を取得している同僚(先輩)、または資格スクールの講師など第三者に添削を依頼し、採点者に伝わりやすい文章にブラッシュアップすることが合格への近道です。

自分に合った学習方法を見つける

自分に合った学習スタイルを見つけることも重要です。自分の状況や性格に合わせて「これがいい」と思うものを選びましょう。

たとえば独学は費用を抑えられる反面、高い自己管理能力、法改正などの情報収集力が求められます。

一方、資格スクールや通信講座は費用がかかりますが、カリキュラムに沿った効率的な学習が可能で、特に独学では難しい記述式の添削指導を受けられる点が大きなメリットです(上述の第二次検定の対策においては特に有効です)

最近では、スマホアプリやYoutubeなどの動画教材も充実していますので、これらを補助的に活用し独学とスクールの良い部分を組み合わせた学習法もおすすめです。

通勤中や休憩などのスキマ時間を有効活用する

1級施工管理技士の資格取得を目指す人の多くは現職の方がほとんどだと思います。そのため多忙な現場業務と勉強を両立させるには、1日のうち机に向かって勉強できる時間以外にいかに勉強時間を確保できるか?が鍵になります。

たとえば通勤中の電車内、車での移動中、現場の休憩時間など、1日のうちの10分~15分くらいのスキマ時間を学習に充てていきましょう。

スマホアプリで問題を解いたり、Yourubeや音声教材を聞き流したりするだけでも、少しずつ知識を積み重ねることができます。まとまった時間が取れなくても、「1日1問でも解く」という意識で学習を習慣化し、毎日継続して学習する習慣をつけることが合格へと繋がります。

モチベーションを維持する

最後にモチベーションの維持です。1級施工管理技士の資格勉強は長期間に及びますので、モチベーションの維持は知識の習得と同じくらい重要な要素です。

やる気が低下するのを防ぐには、合格という遠いゴールだけでなく、「テキストを1章終える」といった小さな目標を設定し、いわば「日々の小さな成功体験」を積み重ねることが重要です。

また、周囲に受験することや「〇〇年までに合格する」など敢えて宣言して自分を奮い立たせたり、意識的に休息日を設けて燃え尽き症候群を防いだりすることも大切です。

合格後の昇給やキャリアアップした姿をイメージしたり、自分のやりたい仕事を求人サイトで実際に見てみる・探してみるなどして、常に勉強を続ける目的を見失わないよう管理していきましょう。

一級施工管理技士の取得時によくある質問

一級施工管理技士の受験を検討する際、受験資格や実務経験に関する疑問を持つ方は多いでしょう。
ここでは、受験者からとくに多く寄せられる質問について解説します。

  • 高卒でも受験できる?
  • 実務経験はどこまでカウントされる?
  • 何歳まで受験可能?

それぞれの疑問に対して、具体的に回答していきます。

高卒でも受験できる?

高卒でも一級施工管理技士の受験は可能です。令和6年度から受験資格が緩和され、第一次検定は満19歳以上であれば学歴に関係なく受験できます。

ただし、第二次検定を受験するには実務経験が必要です。旧受験資格の経過措置を利用する場合、高卒で指定学科を卒業した方は実務経験10年以上(指導監督的実務経験1年以上を含む)が必要です。新受験資格では、第一次検定合格後に実務経験5年以上で第二次検定を受験できます。

実務経験はどこまでカウントされる?

実務経験としてカウントされるのは、建設工事の施工に直接的に関わる技術上の職務経験です。
具体的には、以下の業務が該当します。

  • 現場監督
  • 施工図の作成
  • 工程管理
  • 品質管理
  • 安全管理

建設業法に基づく建築物などの建設工事において、どの立場であっても施工に直接関わる技術的業務に従事した経験が認められます。

一方、単純作業や事務作業、営業活動などは原則として実務経験として認められません。

何歳まで受験可能?

一級施工管理技士の受験に、年齢の制限はありません。

第一次検定は満19歳以上であれば受験可能で、上限は設けられていないため、何歳でも挑戦できます。
実際に50代や60代で資格を取得する方も珍しくありません。建設業界では高齢化が進んでおり、若手の一級施工管理技士の不足が深刻な問題です。年齢に関係なく有資格者は歓迎される状況にあります。

まとめ|将来性・キャリアアップを見据えて計画的に一級施工管理技士取得を

一級施工管理技士は、建設業界でキャリアアップを目指す上で価値の高い国家資格です。

資格を取得することで、年収アップや転職・昇進の機会が広がりやすくなり、大規模な建設現場で監理技術者として活躍できる可能性が高まります。

建設業界では災害復興やインフラ整備、施設のメンテナンスなどにより今後も安定した需要が見込まれており、一級施工管理技士の将来性は比較的明るいといえるでしょう。

一級施工管理技士の資格を取得したら、次のステップは自身の経験やスキルを活かせる転職先を見つけることです。

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