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1級土木施工管理技士は何ができる?試験概要や取得するメリットなどを解説

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公開日時 2024.07.03 最終更新日時 2024.08.15

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1級土木施工管理技士に興味があるものの、資格を取得すると具体的に何ができるようになるのかわからず困っている方もいるのではないでしょうか。

1級土木施工管理技士になると、主任技術者や監理技術者になれるだけでなく、規模に関係なく施工管理ができます。

本記事では、1級土木施工管理技士になるための方法や勉強方法などを紹介します。

取得するメリットも詳しく紹介するので、1級土木施工管理技士になりたい方はぜひ参考にしてください。

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1級土木施工管理技士になるとできること

1級土木施工管理技士になるとできることは、以下の2つです。

  • 監理技術者になれる
  • 規模関係なく施工管理ができる

それぞれ詳しく紹介するので、1級土木施工管理技士になるか悩んでいる方はぜひ参考にしてください。

監理技術者になれる

1級土木施工管理技士になると、営業所の専任技術者や工事現場に必要な主任技術者だけでなく、下請契約が4,000万円以上の工事に必要な監理技術者としても働けます。

監理技術者が必要な条件は以下の通りです。

  • 元請けの企業であること
  • 合計4,000万円以上の下請契約を結んだ工事

条件を満たした現場を請け負うためには、監理技術者になれる1級土木施工管理技士保有者が必須なので、業界内でのニーズも高くなっています。

土木施工管理技士の仕事内容や概要を詳しく知りたい方は、以下の記事も併せてご覧ください。

※関連記事: 土木施工管理技士とは?仕事内容やメリット、注意点などを解説

規模関係なく施工管理ができる

1級土木施工管理技士は、規模に関係なく施工管理業務ができます。

土木工事の現場にて、施工管理として「工程管理」「原価管理」「品質管理」「安全管理」の4つの管理業務を担当可能です。

具体的には、以下のような業務を行います。

工程管理工事の進行方法やスケジュール、人員配置を管理する
原価管理材料費や人件費、建設機械などのコストを管理する
品質管理構造物が設計図書に基づく品質を満たしているか点検や試験を行う
安全管理事故なく工事を行えるように、安全に作業できる環境を整える

これらの施工管理業務以外にも、各所への連絡や申請業務などの事務作業も行う職種です。

1級土木施工管理技士になるには?

1級土木施工管理技士になるためには、1級土木施工管理技士試験を受験し、合格しなければなりません。

1級土木施工管理技士試験には、第一次検定と第二次検定があり、どちらも合格すれば1級土木施工管理技士になれます。

第一次検定のみに合格した場合は、1級土木施工管理技術補として働くことも可能です。

土木施工管理技士になる方法については、以下の記事にて詳しく解説しているので、併せてご覧ください。

※関連記事:土木施工管理技士になるにはどうしたらいい?試験概要や取得するメリットなどを紹介

1級土木施工管理技士試験の内容

1級土木施工管理技士試験の内容を以下の4つにわけて解説します。

  • 試験概要
  • 試験科目
  • 受検資格
  • 合格基準・合格率

1級土木施工管理技士試験を受験するためには知っておくべき情報なので、しっかり理解しておきましょう。

試験概要

1級土木施工管理技士試験の概要は以下の通りです。

申込日インターネット申込:令和6年3月22日(金)~ 4月5日(金)23:59
書面申込:令和6年3月22日(金)~ 4月5日(金)消印有効
試験日第一次検定:令和6年7月7日(日)
第二次検定:令和6年10月6日(日)
合格発表日第一次検定:令和6年8月15日(木)
第二次検定:令和7年1月10日(金)
試験地第一次検定:札幌、釧路、青森、仙台、東京、新潟、名古屋、大阪、岡山、広島、高松、福岡、鹿児島、那覇の14地区
第二次検定:札幌、釧路、青森、仙台、東京、新潟、名古屋、大阪、岡山、広島、高松、福岡、那覇の13地区
受験料第一次検定 10,500円(非課税)
第二次検定 10,500円(非課税)

1級土木施工管理技士試験は年に1度となっているため、受験を検討している方は、申し込みを忘れないようにしましょう。

試験科目

ここでは、1級土木施工管理技士試験の試験科目を以下の2つにわけて紹介します。

  • 第一次検定
  • 第二次検定

それぞれ試験内容が異なるので、受験前に知っておきましょう。

第一次検定

1級土木施工管理技士試験の第一次検定では、以下の科目が出題されます。

出題科目出題内容試験時間
土木工学など・土木一式工事の施工に必要な土木工学、電気工学、機械工学、および建築学に関する一般的な知識を有すること
・設計図書に関する一般的な知識を有すること
午前2時間30分
午後2時間
施工管理法土木一式工事の施工計画の作成方法および工程管理、品質管理、安全管理など工事の施工の管理方法に関する一般的な知識を有すること
法規建設工事の施工に必要な法令に関する一般的な知識を有すること

第一次検定はすべてマークシート形式で出題されます。

出題範囲が広い試験なので、しっかりと時間をかけて勉強してから試験に臨みましょう。

第二次検定

1級土木施工管理技士の第二次検定では、以下のような問題が出題されます。

出題科目出題内容試験時間
施工管理法・土質試験および土木材料の強度などの試験を正確にでき、かつ、その試験の結果に基づいて工事の目的物に所有の強度を得るなどのために、必要な措置を行える高度の応用能力を有すること
・設計図書に基づいて工事現場における施工計画を実施できる高度の応用能力を有すること
2時間45分

第二次検定は記述式で出題されるので、知識を入れるだけでなく、記述の練習をすることも大切です。

これまでに、業務で担当した施工管理経験を記述する問題もあるため、あらかじめ練習しておきましょう。

受検資格

1級土木施工管理技士の第一次検定は、19歳以上(受検年度末時点での年齢)であれば受検が可能です。

ただし、第二次検定には以下のような受験資格があります。

受検資格要件必要な実務経験年数
令和3年度以降の1級 第一次検定合格者合格後5年以上の実務経験年数
合格後 特定実務経験1年以上を含む3年以上の実務経験年数
合格後 監理技術者補佐としての1年以上の実務経験年数
2級第二次検定(旧実地試験含む)に合格した後、1級 第一次検定に合格した者(1級 第一次検定受検予定者を含む)2級合格後5年以上の実務経験年数
2級合格後 特定実務経験1年以上を含む3年以上の実務経験年数
技術士第二次試験に合格した者合格後5年以上の実務経験年数
合格後 特定実務経験1年以上を含む3年以上の実務経験年数

第一次検定は年齢さえ満たせば誰でも受けられますが、第二次検定では実務経験が必要となるので注意が必要です。

第一次検定合格後は、1級土木施工管理技士補として働きながら実務経験を積むことが可能です。

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合格基準・合格率

1級土木施工管理技士の合格基準は、全体の得点が60%以上であり検定科目(施工管理法(応用能力))の得点が60%以上となっています。

また、直近3年間の合格率は以下の通りです。

年度1級土木施工管理技士試験
第一次検定第二次検定
令和5年49.5%33.2%
令和4年54.6%28.7%
令和3年60.6%36.6%

難易度だけで見ると他の国家資格よりも合格しやすくなっていますが、簡単な試験ではありません。

第二次検定の受験には実務経験が必須であり、自身の施工管理経験を記述で回答しなければならないため、しっかりと勉強することが大切です。

1級土木施工管理技士試験の難易度について、以下の記事でも紹介しています。併せてご覧ください。

※関連記事:1級・2級土木施工管理技士の合格率・難易度!受験資格や実務経験も解説

1級土木施工管理技士の勉強方法

1級土木施工管理技士の勉強方法は、以下の3つがあります。

  • 参考書や過去問を利用する
  • 動画教材を利用する
  • 講座を受講する

忙しい中でも効率良く勉強できる方法を紹介するので、ぜひ参考にしながら実践してみてください。

土木施工管理技士試験の勉強方法について、以下の記事にて詳しく解説しているので、ぜひご確認ください。

※関連記事: 土木施工管理技士の取得におすすめの勉強法は?試験概要やポイントなども紹介

参考書や過去問を利用する

1級土木施工管理技士の勉強には、参考書や過去問の利用がおすすめです。

参考書や過去問を利用すれば、通勤時間をはじめとした「すき間時間」も活かしながら、自分のペースで勉強できます。

土木施工管理の仕事は日々終業時間が異なり、残業が発生することが多いため、スケジュールに合わせて、少しでも勉強時間を確保したい方におすすめの方法です。

ただし、参考書や過去問を解いている中で理解できなかった内容がある場合、時間をとって丁寧に勉強するようにしましょう。

動画教材を利用する

自分ひとりで勉強するのではなく、直感的にわかりやすく、視覚的にも頭に入りやすい教材で学習したい方は方は、動画教材の利用がおすすめです。

動画教材であれば、自分のスケジュールに合わせて学習ができるため、忙しい方にもピッタリな勉強方法です。

独学で学び続けるのではなく、授業形式の方が集中して勉強できる方は動画教材を利用してみましょう。

動画教材は種類が多く、図解や流れなどもわかりやすいものが多いので、自分にあったものを見つけて利用しましょう。

講座を受講する

独学で勉強を続けられるか不安な方は、専門学校やオンライン講座を利用した学習がおすすめです。

テキスト資料や模擬試験などを用いた学習ができ、疑問点がある際に質問ができる環境も整っているため、効率良く勉強できます。

ただし、授業の開始時間が決まっている場合もあるので、忙しい方はスケジュールの確保の確認が必須です。

さらに、参考書や過去問を利用するよりも多くの費用が発生する点も理解しておきましょう。

1級土木施工管理技士を取得するメリット

1級土木施工管理技士を取得するメリットは、以下の2つがあります。

  • 年収アップが期待できる
  • 業界内転職がしやすくなる

1級土木施工管理技士を取得するか悩んでいる方は、ぜひ参考にしながら検討してみてください。

年収アップが期待できる

土木施工管理技士として働いている場合、1級土木施工管理技士の資格を持っていると年収アップが期待できます。

厚生労働省が提供しているjobtagによると、土木施工管理技士の平均年収は573.2万円となっています。

給料の上がり幅は企業によって大きく異なりますが、2級土木施工管理技士以上を取得すると資格手当がもらえる企業も多いです。

そのため、年収アップを目指している方は1級土木施工管理技士の取得を目指しましょう。

業界内転職がしやすくなる

1級土木施工管理技士の資格取得をすると、業界内転職がしやすくなる傾向にあります。

資格取得は、経験や知識を持っている証明となるので、評価が高まりやすいです。

施工管理技士全体に人手不足や高齢化が問題となっているため、転職を検討している方は1級土木施工管理技士の取得がおすすめです。

1級土木施工管理技士に関するよくある質問

1級土木施工管理技士に関するよくある質問は以下の2つがあります。

  • 1級土木施工管理技士の平均年収は?
  • 2級土木施工管理技士との違いは?

それぞれの質問と回答を詳しく紹介するので、ぜひ参考にしてください。

1級土木施工管理技士の平均年収は?

厚生労働省が提供しているjobtagによると、土木施工管理技士の平均年収は573.2万円となっています。

厚生労働省が発表している「令和4年分民間給与実態統計調査結果」によると日本全体の平均年収は458万円なので、土木施工管理技士は平均年収以上稼げる職種です。

1級土木施工管理技士を取得すると、監理技術者や主任技術者になると、年収が上がりやすくなっています。

また、50~54歳で平均約664万円となっており、経験とともに年収が上がる職種なので、資格取得後も年収アップを目指せます。

以下の記事にて土木施工管理技士の平均年収について解説しているので、併せてご覧ください。

※関連記事:1級・2級土木施工管理技士の平均年収を年齢など状況別に紹介!給料が安い・高い理由は?

2級土木施工管理技士との違いは?

1級土木施工管理技士は監理技術者や主任技術者になれるものの、2級土木施工管理技士は監理技術者になれないという違いがあります。

また、1級土木施工管理技士はすべての土木工事の施工管理が可能ですが、2級土木施工管理技士は担当可能な現場に制限があります。

2級土木施工管理技士の場合「土木」「鋼構造物塗装」「薬液注入」の3種別に分かれており、種別ごとに施工管理が可能です。

1級土木施工管理技士の対策をして取得してみよう

1級土木施工管理技士を取得すると、主任技術者や監理技術者として働けることに加え、規模関係なく施工管理が可能です。

1級土木施工管理技士になるためには、年に1回行われる試験に合格しなければなりません。

第一次検定は19歳以上であれば誰でも受験可能ですが、第二次検定からは実務経験を

求められます。

実務経験を積みながら1級土木施工管理技士の対策を行い、取得を目指しましょう。

試験勉強をしながら土木施工管理技士として働きたい方には、業界特化型の求人サイトである施工管理求人サーチの利用がおすすめです。

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