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電気工事士とは?必要な資格や仕事内容について解説

働く
公開日時 2024.03.28 最終更新日時 2024.04.28

電気工事士に興味がある、目指している方の中には、必要な資格や仕事内容などが気になる方も多いでしょう。

電気工事士は、携わる仕事を資格保有せずに行うと、違法行為となってしまうため、正しい知識を得ておく必要があります。

本記事では、電気工事士の仕事内容や資格の種類を紹介したうえで、資格試験の概要を解説しています。

おすすめの関連資格も紹介するので、電気工事士について詳しく知りたい方はぜひ参考にしてください。

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電気工事士にはどうしたらなれる?独学でも可能?

電気工事士とは、人々の暮らしに必要な電気に関わる仕事をする職種です。

誰でも就職できるわけではなく、電気工事士資格を保有しなければ電気工事士として働けないため注意しましょう。

電気工事士の資格試験には受験資格が設けられていないため、他業種で働いている方や初心者の方でも受験できます。

独学で知識と技術を身に付けて受験する方もいるので、興味のある方はぜひ挑戦してみましょう。

電気工事士の仕事内容は?

電気工事士の仕事は、大きく以下の2つにわけられます。

  • 建設電気工事
  • 鉄道電気工事

それぞれの仕事内容について詳しく解説していきます。

建設電気工事

電気工事士の建設電気工事とは、以下のような建設物の屋内・屋外電気設備の設計や施工を行う業務です。

  • 工場
  • ビル
  • 事業所
  • 病院
  • 住宅

これらの建築物にて、配線工事やコンセント設置などの業務を行う際には、電気工事士資格が必要です。

エアコンの設置工事や大型機器の制御回路のメンテナンスなども電気工事士の仕事であり、資格を持たない方が業務を行うと違法行為になるため注意しましょう。

鉄道電気工事

鉄道が安全に運行し続けられるような環境を作るのも、電気工事士の仕事です。

人々が日々乗っている電車は電気で動いており、以下のような設備に携わります。

  • 電気を送る架線
  • 信号システム
  • 踏切
  • 駅の照明
  • 通信設備

上記の他にも、電力を供給するための発電所や変電所などの電気設備をメンテナンスするのも電気工事士です。

電気工事士の仕事内容についてより詳しく知りたい方は、以下の記事もぜひ参考にしてください。

※関連記事:電気工事士の仕事内容を解説|向いている人や取得するメリットを紹介

電気工事士になれる資格の種類

電気工事士には以下の2種類があり、それぞれ業務範囲が異なります。

  • 第一種電気工事士
  • 第二種電気工事士

どちらの資格試験でも、年齢や性別などは問われず、特別な受験資格はないため、誰でも受験可能です。

ここでは、第一種電気工事士と第二種電気工事士の2つにわけて作業範囲や特徴などを紹介します。

第一種電気工事士

第一種電気工事士は以下の仕事が可能な資格です。

  • 自家用電気工作物のうち最大電力500KW未満の需要設備の電気工事
  • 一般用電気工作物の電気工事
  • 簡易電気工事(自家用電気工作物のうち、最大電力500KW未満の需要設備であって、電圧600ボルト以下で使用する電気工作物) ※産業保安監督部長から「認定電気工事従事者認定証」の交付を受けた場合

上記のように、最大電力が500KW未満の施設で工事ができるため、ビルや工場、大型店舗での業務ができます。

電気工事の仕事は無くなる可能性が低く、需要が高いので、将来性のある職種と言えます。

第一種電気工事士に受験資格がありませんが、免状交付には実務経験が3年以上必要となる点には注意が必要です。

第二種電気工事士

第二種電気工事士は以下の仕事が可能な資格です。

  • 電力会社から低圧(600ボルト以下)で受電する場所の配線や電気使用設備等の一般用電気工作物の電気工事の作業

二級建築士は一級電気工事士とは異なり、住宅や店舗などの小規模な建築物の工事がメインとなります。

ビルメンテナンスや設備管理などの業務は第二種電気工事士が対応することが多く、将来的にも無くなる可能性が低い仕事です。

電気工事士試験の概要

電気工事士になるには、電気工事士試験を受験し、合格しなければなりません。

ここでは、以下の2つにわけて電気工事士試験について詳しく紹介します。

  • 【第一種・第二種】電気工事士試験の概要
  • 学科試験の免除条件

【第一種・第二種】電気工事士試験の概要

電気工事士試験の概要を以下の表にまとめました。

第一種電気工事士第二種電気工事士
学科試験試験方式CBT方式または筆記方式(マークシート)四肢択一
※上期はCBT方式のみ
CBT方式または筆記方式(マークシート)四肢択一
試験時間140分120分
問題数・配点50問×各2点50問×各2点
合格基準60点60点
技能試験試験方式実技実技
試験時間60分40分
問題数・配点1問1問
合格基準欠陥せず、時間内に完成させること欠陥せず、時間内に完成させること

このように、第一種、第二種ともに学科試験と技能試験があり、知識と技術が求められる試験となっています。

技能試験は作業工具を持参し、用意された材料を使って出題された問題を解く形であり、欠陥があったら不合格となる難易度の高い試験です。

また、令和6年度の電気工事士試験の試験実施日や申込み期間は以下のとおりです。

項 目第一種第二種
上期試験下期試験上期試験下期試験
試験実施日学科試験CBT方式4月1日(月)~5月9日(木)(39日間)9月2日(月)~9月19日(木)(18日間)4月22日(月)~5月9日(木)(18日間)9月20日(金)~10月7日(月)(18日間)
筆記方式10月6日(日)5月26日(日)10月27日(日)
技能試験7月6日(土)11月24日(日)7月20日(土)または7月21日(日)12月14日(土)または12月15日(日)
【受験申込み受付期間】
申込み期間は CBT 方式・筆記方式・技能試験(学科免除者)共に同一
2月9日(金)~3月8日(金)7月29日(月)~8 月15日(木)3月18日(月)~ 4月8日(月)8月19日(月)~9月5日(木)
受験手数料(非課税)インターネット申込み10,900円10,900円9,300円9,300円
郵便による書面申込み11,300円11,300円9,600円9,600円

申込み受付期間を過ぎたら受験できないため、受験を予定している方は期間内に申込みを行いましょう。

参考:一般財団法人電気技術者試験センター

学科試験の免除条件

電気工事士試験では、一定の条件をクリアしていれば学科試験が免除されます。

学科試験の免除条件は以下のとおりです。

資格種別免除条件
第一種電気工事士・前回の第一種電気工事士の学科試験(旧筆記試験)に合格している
・第一種、第二種、第三種電気主任技術者免状を取得している
・旧電気事業主任技術者資格検定規則による事業主任技術者の資格がある
第二種電気工事士・前回の第二種電気工事士の学科試験(旧筆記試験)に合格している
・高校や大学などで、電気工事法で定める電気工学の課程を修め、卒業した
・第一種、第二種、第三種電気主任技術者免状を取得している
・旧電気事業主任技術者資格検定規則による事業主任技術者の資格がある
・鉱山保安法第18条規定の試験で、電気保安に関する事項を分掌する係員の試験に合格している

上記の条件を満たしていれば技能試験に受かるだけで合格できます。

技能試験対策に時間を割くためにも、免除条件を満たしているかを確認しておきましょう。

年収アップにつながる関連資格5つ

電気工事士になった後に年収を上げたいと考えている方には、以下の関連資格の取得がおすすめです。

  1. 認定電気工事従事者
  2. 特種電気工事資格者
  3. 電気工事施工管理技士
  4. 電気主任技術者
  5. 電気通信主任技術者

上記5つの資格を取得すると業務幅が広がり、年収アップが期待できます。

各資格の概要や取得方法などを紹介するので、年収を上げたい方はぜひ参考にしてください。

1.認定電気工事従事者

認定電気工事従事者とは、電圧600V以下で使用する電気工作物の工事に従事するために必要な資格です。

第二種電気工事士、または電気主任技術者は、電気工事技術講習センターが実施する講習の受講が可能となり、資格が取得できます。

以下3つのうち1つでも満たしていれば、講習を受けずとも資格を得られます。

  • 第一種電気工事士試験合格者
  • 第二種電気工事士免状取得後、電気工事に関し3年以上の実務経験を有する方
  • 電気主任技術者免状取得後、電気工作物の工事、維持若しくは運用に関し3年以上の実務経験を有する方

上記いずれかの条件を満たす、または講習の受講が完了したら、産業保安監督部へ交付申請をすると資格の取得ができます。

2.特種電気工事資格者

特種電気工事資格者は、ネオン工事や非常用予備発電装置工事をするために必要な資格です。

資格の取得には、電気工事士の資格を保有している方のみが参加できる講習を終了し、5年以上のネオンに関する実務経験が必要です。

ただし、ネオン工事と非常用予備発電装置工事の認定は別であり、それぞれ申請が必要な点には注意しましょう。

特殊電気工事資格者について詳しく知りたい方は、以下の記事も併せてご覧ください。

※関連記事:特種電気工事資格者とはどんな資格?3つの試験概要と電気工事士との比較を解説

3.電気工事施工管理技士

電気工事施工管理技士は、電気工事における施工計画や施工図の作成、工程管理などを行うために必要な資格であり、1級と2級にわかれています。

2級は一般建設業の営業所、1級は特定建設業の営業所の専任技術者または監理技術者として働けるようになります。

1級電気工事施工技士は19歳以上、2級電気工事施工管理技士は17歳以上でなければ第一次試験を受けられません。

第一次検定合格者は電気工事施工管理技士補、第二次検定合格者は電気工事施工管理技士となり、技士補になれば第一次検定が無期限で免除されます。

合格率が5〜6割程度の資格なので、年収アップを目指している方は受験してみてはいかがでしょうか。

4.電気主任技術者

電気主任技術者は、電気設備を設けている事業者に設置が求められている保安監督者になるために必要な資格です。

第二種は電圧が17万V未満の事業用電気工作物、第三種は電圧が5万V未満の事業用電気工作物と制限がありますが、第一種は制限なく保安監督になれます。

4科目ある一次試験は科目合格制であり、有効期限の3年間を活用して1科目ずつ合格していくことも可能です。

5.電気通信主任技術者

電気通信主任技術者は、電気通信ネットワークの工事や維持、運用などに携わる監督責任者です。

電気通信主任技術者は、ネットワークを構成する設備の種類によって、伝送交換主任技術者試験と線路主任技術者に分かれています。

5G回線やIoTの普及により、通信ネットワークに関わる仕事が増えていくため、将来性が高い仕事の1つです。

インフラの整備に関われる仕事を探している方におすすめなので、ぜひ受験してみてください。

電気工事士の資格に関するよくある質問

電気工事士の資格に関するよくある質問には以下の2つがあります。

  • 電気工事士はやめとけと言われる理由はなんですか
  • 第二種電気工事士の資格取得にはどのくらいの勉強時間が必要ですか

それぞれの質問とその回答を紹介するので、ぜひ参考にしてください。

電気工事士はやめとけと言われる理由はなんですか

電気工事士がやめとけとかきついと言われている理由には「見習い期間の年収が低い」「体力的にきつい」「繁忙期が忙しい」などの理由があります。

詳しくは下記の記事で解説していますので、ぜひお読みください。

※関連記事:電気工事士が「やめとけ」「きつい」と言われる理由

第二種電気工事士の資格取得にはどのくらいの勉強時間が必要ですか

第二種電気工事士の資格取得には、学科試験と技能試験あわせて200時間程度が目安と言われています。

既に電気工事士として働いている方や電気分野を学んだことがある方など、基礎知識があれば200時間以内でも合格も可能です。

参考書やwebサイト、講習会の参加など、試験対策に適した方法は複数用意されているので、独学でも合格を目指せます。

資格を取得して電気工事士になろう

電気工事士とは、人々の生活に欠かせない電気を扱う仕事であり、資格保有者しかなれない職種です。

電気工事士には第一種と第二種があり、それぞれ業務範囲が異なります。

受験資格はなく、誰でも資格試験に臨めますが、合格後には実務経験が求められる点には注意が必要です。

第一種電気工事士資格まで取得をすれば、高年収も目指せるので、まずは第二種電気工事士資格から挑戦してみましょう。

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