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建築士の平均年収は?種類別の受験資格や年収を上げる方法などを紹介

働く
公開日時 2024.03.25 最終更新日時 2024.04.28

建築士とは、住宅や学校、病院など建築物の設計や工事監理を行う職種です。

建築士に興味がある方の中には、平均年収が気になる方もいるのではないでしょうか。

本記事では、建築士の仕事内容や受験資格を紹介したうえで、建築士の平均年収・給料について解説していきます。

年収を上げる方法も紹介するので、建築士の年収について詳しく知りたい方はぜひ参考にしてください。

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建築士とは?仕事内容や受験資格などを紹介

建築士として働きたいと考えている方の中には、仕事内容や受験資格などが気になる方もいるのではないでしょうか。

ここでは、以下の2つにわけて紹介します。

  • 建築士の仕事内容
  • 建築士の種類別受験資格

建築士の仕事内容

建築士の仕事内容は、以下の3つにわけられます。

  • 設計
  • 工事監理
  • 事務作業

設計とは、建築する建物の構造や設備などの構造、材料などを決めて設計図・仕様書を作成する仕事です。

工事監理とは、建築士が作成した設計図や仕様書通りに工事が進められているかを確認したり、間違えている部分を指摘したりする業務です。

これらの業務に加え、建築許可や道路の使用許可申請などの事務作業も建築士が行います。

建築士の仕事内容は上記の通りですが、保有資格によって、対応可能な業務範囲が異なります。

具体的な業務範囲は以下のとおりです。

保有資格業務範囲
一級建築士すべての構造・規模・用途の建築物の設計や工事監理が可能
二級建築士「高さ13mかつ軒の高さが9m以下」「2・3階では延べ面積1,000m2以下の木造建造物」など、小規模な建築物のみ設計や工事監理が可能
木造建築士延べ面積が300m2以内、かつ2階以下の木造建築物の設計や工事監理が可能

このように、保有資格によって対応可能な構造や規模が異なることを理解しておきましょう。

建築士の種類別受験資格

建築士の受験資格は種類によって異なります。

ここでは、以下の3種類にわけてそれぞれの受験資格を詳しく紹介するので、ぜひ参考にしてください。

  • 一級建築士の受験資格
  • 二級建築士の受験資格
  • 木造建築士の受験資格

建築士になるために必要な資格や対策方法などを詳しく知りたい方は、以下の記事も併せてご確認してみてください。

※関連記事:建築士になるには何をすれば良い?建築士の資格の種類3つと学習ポイントも解説!

一級建築士の受験資格

一級建築士の受験資格は以下のとおりです。

  • 大学・短期大学・高等専門学校などで国土交通大臣が指定する科目を修了し卒業している者
  • 二級建築士
  • 建築整備士
  • 国土交通大臣が上の2者と同等以上の知識及び技能を有すると認める者

上記のうち、1つでも満たしていれば一級建築士試験の受験は可能です。

ただし、試験合格後の免許取得には学歴に応じて以下のような実務経験が求められるため注意しましょう。

学歴・卒業学校実務経験
大学2年以上
短期大学(3年)3年以上
短期大学(2年)・高等専門学校4年以上
二級建築士二級建築士として4年以上
国土交通大臣が同等と認める者所定の年数以上
建築設備士建築設備士として4以上

参考:建築士試験パンフ

あくまでも免許登録要件なので、試験合格後に実務経験を積んでから免許を取得することも可能です。

一級建築士の難易度や合格率などについて知りたい方は、以下の記事も、ぜひご覧ください。

※関連記事:一級建築士の難易度・合格率は?すごさや何回目で合格できるかを解説

二級建築士の受験資格

二級建築士の受験資格は以下のとおりです。

  • 大学・短期大学・高等専門学校などで国土交通大臣が指定する科目を修了し卒業している者
  • 建築設備士
  • 実務経験が7年以上
  • 都道府県知事が上の2者と同等以上の知識及び技能を有すると認める者

二級建築士は一級建築士とは異なり、実務経験だけで受験資格を満たすことが可能です。

試験合格後に免許取得する際には、以下のような実務経験が求められます。

学歴・卒業学校実務経験
大学・短期大学・高等専門学校なし
高等学校・中等教育学校2年以上
建築設備士なし
都道府県知事が同等と認める者所定の年数以上

参考:公益財団法人 建築技術教育普及センター

このように、免許取得に求められる実務経験が少ないため、まずは二級建築士からの取得をおすすめします。

二級建築士の合格率や難易度などを詳しく知りたい方は、以下の記事もご覧ください。

※関連記事:二級建築士の難易度・合格率は?一級建築士との違いや勉強方法を紹介

木造建築士の受験資格

木造建築士の受験資格は、二級建築士と同じく以下のようになっています。

  • 大学・短期大学・高等専門学校などで国土交通大臣が指定する科目を修了し卒業している者
  • 建築設備士
  • 実務経験が7年以上
  • 都道府県知事が上の2者と同等以上の知識及び技能を有すると認める者

二級建築士と同じく、建築設備士の資格保有者または実務経験が7年以上あれば、学歴を気にせずに受験できます。

試験に合格した場合は、免許取得に以下のような実務経験が求められます。

学歴・卒業学校実務経験
大学・短期大学・高等専門学校なし
高等学校・中等教育学校2年以上
建築設備士なし
都道府県知事が同等と認める者所定の年数以上

参考:公益財団法人 建築技術教育普及センター

木造建築物の設計から経験を積みたい方は、ぜひ木造建築士試験を受験してみてください。

木造建築士試験の難易度や対策方法などを知りたい方は、下記の記事が参考になりますので併せてご覧ください。

※関連記事:木造建築士の難易度 ・ 合格率は?受験資格や勉強方法を解説

建築士の平均年収・給料を資格・条件別に紹介

建築士の平均年収や給料は、保有資格によって異なります。

ここでは、先に紹介した3種類の建築士にわけて詳しく紹介していきます。

  • 一級建築士の平均年収・給料
  • 二級建築士の平均年収・給料
  • 木造建築士の平均年収・給料

一級建築士の平均年収・給料

ここからは一級建築士の平均年収や給料を以下の項目にわけて解説します。

  • 初任給
  • 年齢ごとの平均年収・給料
  • 性別ごとの平均年収・給料
  • 地域ごとの平均年収・給料
  • 勤務先規模ごとの平均年収・給料

一級建築士の年収や給料について詳しく知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

初任給

厚生労働省が発表している「令和4年賃金構造基本統計調査」によると、一級建築士の初任給は約28.5万円となっています。

同調査にて日本の平均初任給を調べると約23万円となっているため、一級建築士になれば平均以上の初任給を得られるでしょう。

参考:令和4年 賃金構造基本統計調査

年齢ごとの平均年収・給料

年齢ごとの平均年収や給料は以下の通りです。

年齢平均年収
〜19歳275.9万円
20〜24歳360.9万円
25〜29歳479.4万円
30〜34歳599.9万円
35〜39歳676.1万円
40〜44歳710.9万円
45〜49歳726.9万円
50〜54歳774.8万円
55〜59歳777.4万円
60〜64歳600.4万円
65〜69歳527.7万円

参考:令和4年 賃金構造基本統計調査

年齢とともに経験を積んでいくことで年収が上がっていき、55〜59歳がもっとも高くなっています。

性別ごとの平均年収・給料

「令和4年 賃金構造基本統計調査」によると、一級建築士の男女別平均年収は以下の通りです。

性別平均年収
男性641万円
女性498万円

参考:令和4年 賃金構造基本統計調査

男性の方が一級建築士として働いている人数が多いことや管理職に就きやすいといった理由から、性別によって平均年収が大きく異なっています。

地域ごとの平均年収・給料

一級建築士の平均年収は働く地域によっても大きく異なります。

具体的な地域ごとの平均年収は以下の通りです。

地域平均年収
北海道・東北448万円
関東501万円
甲信越・北陸461万円
東海482万円
関西471万円
四国438万円
中国438万円
九州・沖縄437万円

参考:求人ボックス 給料ナビ

表のように、関東や東海、関西といった都心部の方が地方よりも平均年収が高い傾向にあります。

建築士の需要が高く、仕事が多い地域の方が給料が高くなるので、年収アップを目指している方は、都心部への転職もおすすめです。

勤務先規模ごとの平均年収・給料

一級建築士の平均年収を勤務先の規模ごとに表でまとめました。

企業の規模(従業員数)平均年収
10〜99人544.4万円
100〜999人646.3万円
1000人以上721.0万円

企業規模によって平均年収に差があるものの、「令和4年分 民間給与実態統計調査」で確認できる日本の平均年収(458万円)よりも高いことがわかります。

企業規模が大きくなるほど年収が高くなるので、年収アップを求めて転職をする際には企業規模も確認しましょう。

参考:令和4年 賃金構造基本統計調査

一級建築士の平均年収や年収アップ方法について詳しく知りたい方は、以下の記事も併せてご確認ください。

※関連記事:一級建築士の平均年収・給料は?年齢別による違いや収入を上げる方法を紹介

二級建築士の平均年収・給料

二級建築士の平均年収は約350〜450万円といわれており、一級建築士よりも200〜300万円程度低くなっています。

二級建築士は勤務先によって年収が異なるため、平均年収に差が生じるのです。

二級建築士の勤務先別の平均年収は以下のとおりです。

勤務先平均給与
ハウスメーカー約470万円
工務店約300万円
ゼネコン約500万円
設計事務所約480万円

参考:求人ボックス

勤務先に加え、企業規模によっても大きな差が生まれるため、就職や転職をする際には必ず年収を確認しましょう。

二級建築士の年収アップ方法や転職関連の情報を知りたい方は、以下の記事もご覧ください。

※関連記事:二級建築士の平均年収・給料は低い?収入アップさせる方法や転職情報を紹介

木造建築士の平均年収・給料

木造建築士の平均年収は約350万円となっており、一級建築士や二級建築士よりも低くなっています。

木造建築士の場合、業務範囲が木造建築物のみに限られており、小規模建築物の設計や工事監理しかできないことから、年収が低い傾向にあります。

木造建築士として働いている方が年収を上げたい場合には、一級建築士や二級建築士などの上位資格取得がおすすめです。

建築士として年収を上げる3つの方法

建築士として年収を上げたい方におすすめの方法には、以下の3つがあります。

  1. 上位資格を取得する
  2. 都心部で働く
  3. スキルを高めて独立する

それぞれの方法について詳しく紹介するので、現状の年収に不満がある方はぜひ実践してみてください。

①上位資格を取得する

建築士として年収をアップしたい方は、上位資格の取得に挑戦しましょう。

上位資格を取得するだけで平均年収が大幅にアップするため、早めに一級建築士を目指して経験を積むことをおすすめします。

以下の一級建築士の受験資格を満たしている方は、上位資格の受験が可能です。

  • 大学・短期大学・高等専門学校などで国土交通大臣が指定する科目を修了し卒業している者
  • 二級建築士
  • 建築整備士
  • 国土交通大臣が上の2者と同等以上の知識及び技能を有すると認める者

一級建築士の免許取得には一定以上の実務経験が必要ですが、試験の受験は可能です。

試験に合格してから必要な実務経験を積めば早期に取得が目指せるので、ぜひ上位資格の取得に挑戦してみましょう。建築士がキャリアアップを目指す方法や業界の需要などを詳しく知りたい方は、以下の記事もぜひご覧ください。

※関連記事:建築士がキャリアアップを目指す方法とは?有利な能力や留意点も紹介

②都心部で働く

建築士の平均年収は都心部に行くほど高くなるため、年収アップを目指して都心部へ転職をする方法もおすすめです。

具体的な地域別の平均年収は以下のとおりです。

地域平均年収
北海道・東北448万円
関東501万円
甲信越・北陸461万円
東海482万円
関西471万円
四国438万円
中国438万円
九州・沖縄437万円

参考:求人ボックス 給料ナビ

都心部である関東や東海、関西は他の地域よりも30〜50万円程度年収が高い傾向にあります。

資格取得とは異なり、すぐに実践できる年収アップ方法なので、転勤など生活に支障がない方はぜひ都心部への転職も検討してみましょう。

③スキルを高めて独立する

一級建築士を取得し実戦経験を積んでスキルを高めれば、独立して年収アップを狙えます。

独立をすれば会社に報酬を抜かれることが無くなるため、同じ仕事をしていても年収が上がります。

ただし、独立したら営業や事務作業などの建築士業務以外の仕事も行わなければならず、業務量が増えることを理解しておきましょう。

また設計事務所を営業する場合には、管理建築士の講習を修了しなけばならない点には注意が必要です。

建築士として独立を検討している方や失敗しない方法等を知りたい方は、以下の記事もご覧ください。

※関連記事:建築士が独立するには?年収や失敗しない方法・何年かかるか解説

建築士の年収に関するよくある質問

建築士の年収に関するよくある質問には、以下の2つがあります。

  • 一級建築士で年収3,000万円は可能ですか
  • 一級建築士が勝ち組と言われている理由はなんですか

それぞれの質問とその回答を紹介するので、ぜひ参考にしてください。

一級建築士で年収3,000万円は可能ですか

一級建築士として設計事務所に勤めている場合、年収3,000万円を達成することは難しいです。

年収3,000万円を達成したいのであれば、スキルを高めて独立することをおすすめします。

独立後に自分1人で業務をしている場合は難しいですが、一定以上の社員を雇用すれば年収3,000万円が見えてくるでしょう。

一級建築士が勝ち組と言われている理由はなんですか

一級建築士が勝ち組と言われている理由は、平均年収が日本の平均年収よりも200万円程度高いからです。

二級建築士の平均年収よりも200万円程度高く、企業規模によっては平均年収が700万円を突破します。

また、一級建築士として会社勤めしている方の中には年収1,000万円を稼いでいる方もいることから、勝ち組と言われています。

一級建築士になって高収入を目指そう

建築士は、住宅やアパートなどから大規模な建築物までさまざまな設計を行う仕事です。

建築士には以下の3種類があり、保有資格によって対応可能な業務が異なります。

  • 一級建築士
  • 二級建築士
  • 木造建築士

一級建築士になれば平均年収が約720万円となり、すべての建造物の設計を行えます。

まずは木造建築士や二級建築士として働きながら経験を積み、受験資格を満たしたら一級建築士を目指すことをおすすめします。

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