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CADオペレーターの将来性や仕事内容!向いている人の特徴もあわせて紹介

働く
公開日時 2023.05.26 最終更新日時 2024.01.29

そもそもCADオペレーターとは?


CAD(Computer Aided Design)とは、コンピューターを使って設計図を描くシステムのことです。

かつて図面を手書きで描いていた時代は、専門知識を持った技術者のみが設計図の作成を担当していました。しかし、CADの登場により初心者でも製図を行うことが可能になりました。

CADには、2次元CADと3次元CADがあり、用途によって使い分けられています。CADオペレーターとは、CADを専門的に操作する職種で、建築・土木業界だけでなく、図面が必要となるあらゆるものづくりの現場で必要とされています。

ここでは、CADオペレーターの仕事内容や将来性、向いている人の特徴などを見ていきましょう。


 

正確さが求められるCADオペレーターの仕事内容


CADオペレーターの仕事内容は、設計図の作成や修正、設計図データの管理などです。まず、設計者やデザイナーが描いたイメージやデザインを、CADを使って正確に製図し、必要な情報を入力していきます。

続いて、仕様の変更や設計・デザインに修正すべき点が発生した場合は、設計図の修正を繰り返し、図面の精度を上げていきます。

作成した設計図データは、引き渡した後も一定期間保管する必要があるため、設計図データの管理もCADオペレーターの仕事内容の一つです。

CADオペレーターの平均年収


厚生労働省が発表した「令和2年賃金構造基本統計調査」によると、CADオペレーターの平均年収は408.6万円となっています。

ただし、CADオペレーターの業務が設計ということもあり、納期に間に合わせるために残業が発生する場合があることや、スキル、勤務地などによっても収入は変わってくるでしょう。

出典:CADオペレーター|厚生労働省

CADオペレーターとして働くメリット4つ


CADオペレーターは、建築や設備の設計にかかわる重要な職種です。設計図の作成は正確さや丁寧さが求められ、誤りがあれば大きなトラブルになることもあります。そのため、責任が大きい仕事ですが、魅力ややりがいも感じられるでしょう。

男女問わず多くの業界で活躍しているCADオペレーターとして働くメリットについて見ていきましょう。

1:成果が形として見える

CADオペレーターの仕事の大きな魅力は、成果が形となって見えることです。建築物や自動車、電化製品、インテリアなど、自分が作った設計図がエンジニアや職人の手を経て完成した製品を見られることもあるでしょう。

自分が携わったものが目に見える形となって完成すれば、大きな喜びとともに達成感を得られます。また、自分が作ったものが世の中で利用されると、人の役に立っていることも実感できるでしょう。

2:年齢や性別関係なく長く働ける

CADオペレーターは正社員から派遣社員、アルバイト、フリーランスまで、自分のライフスタイルに合わせたさまざまな働き方ができるため、女性も働きやすいでしょう。また、スキルさえあれば、長年現場で働き続けることも可能です。

さらに、CADソフトや製図の講師として働く方法もあります。年齢や性別に関係なく、長く働き続けることができることもCADオペレーターの魅力です。

3:さまざまな業界で活躍することができる

CADオペレーターが活躍する業界は建築・土木業界だけでなく、インテリアやアパレル、自動車、ジュエリー、機械・電気などさまざまな業界で需要があります。

そのため、幅広い分野の中から自分が興味を持てるものを選ぶことができるでしょう。また、就職後はその業界の専門的な知識も身につけることができます。

4:独立して働くこともできる

CADオペレーターはフリーランスとして独立することも可能です。CADソフトの入ったパソコンがあれば図面の作成はできるため、リモートワークにも対応できます。これは、家庭やプライベートに重点をおきたい人にとって大きなメリットとなるでしょう。

ただし、CADソフトの操作ができるだけでは、CADオペレーターとして独立し、すぐに仕事を得るのは難しいのが現実です。一度は企業に就職し、実務経験を積むとともに人脈を広げておき、独立後に活かすことが大切でしょう。

また、独立後は製図に関する技術だけではなく、営業や経理のスキルも必要になります。

CADオペレーターの仕事に向いている人の特徴3選


ここからは、CADオペレーターの仕事内容に向いている人の特徴をご紹介します。

CADオペレーターは正確さや丁寧さが求められ、専門知識が必要になります。今後、CADオペレーターを目指す人やCADオペレーターとして長く活躍し続けたい人は、自分に適性があるか確認してみましょう。

1:コツコツ丁寧に作業をすすめることができる人

CADの操作は繊細で高い精度が求められる作業です。そのため、CADオペレーターはコツコツと細かい作業を丁寧にこなせる、几帳面な人が適しています。

また、製図には納期があるため、正確な作業ができるとともに、ある程度スピーディに効率よく作業を進められる能力も必要になるでしょう。

2:集中して作業に取り組める人

CADオペレーターの仕事は、長時間細かな作業に取り組める集中力と忍耐力が必要になります。設計図の作成や修正には、緻密な作業に長時間取り組まなければいけません。

腰を据えて一つの作業に長い時間向き合うことを苦痛と感じず、高い集中力を持って続けられることも適性の一つでしょう。

3:ものを作るということに興味がある人

CADオペレーターが作成した設計図をもとに建築物や製品が生まれ、世の中に出て人に利用されます。設計図は何もない状態からCADで製図を始めることになるため、完成品やそれが利用されるイメージを持つことが大切です。

設計やデザインを具現化してものが完成していくことに興味がある人は、設計者やデザイナーの指示をより正確にイメージでき、精度の高い設計図を描くことができるでしょう。

CADオペレーターの気になる将来性

CADオペレーターの気になる将来性


10~20年後には、日本の労働人口の約50%が、技術的には人工知能(AI)やロボットに代替される可能性が高いといわれています。

現在、設計図の作成や修正などをCADオペレーターが行っていますが、将来的にはAIに代替される可能性があります。

ここからはCADオペレーターの将来性について見ていきましょう。

AIに取って代わられてしまう可能性がある

将来的に、CADオペレーターの業務はAIに取って代わられてしまう可能性が高いといわれています。

単純にCADソフトを操作して、外観や機能を設計図に起こすだけならAIにも可能です。しかし、CADオペレーターは設計者やデザイナーとのコミュニケーションが欠かせません。

彼らの指示や要望における微妙なニュアンスを理解したり、感情の機微を読みとって寄り添ったやりとりをしたりすることは、AIには難しいでしょう。

仕事内容が二極化する

CADオペレーターの将来性について二つ目の特徴は、「設計スキルを持つ者」と「設計者のアシスタント」に二極化することです。

前者は、CADソフトを操作するだけでなく、デザインやコスト、環境、使いやすさなどをトータルに考えて設計もできるCADオペレーターです。設計スキルがあるため、設計者の意図を施工者に伝える役割も担え、AIが発展しても淘汰される可能性が低いでしょう。

後者は、設計者やデザイナーのアシスタントとして働くCADオペレーターで、彼らの指示に従って単純作業を行うため、将来的にはAIに取って代わられてしまう可能性があります。

しかし、需要の高いソフトが使えたり、事務や管理などの周辺業務も柔軟にこなせたりする人材であれば、生き残っていけるでしょう。

将来性のあるCADオペレーターになるには?


AIによって代替される可能性もあるCADオペレーターの仕事ですが、将来性のあるCADオペレーターになるには、2次元CADソフトを操作できるだけでは十分ではありません。その業界や職場ごとに求められるスキルを身につける必要があるでしょう。

ここからは、将来性のあるCADオペレーターになるためのポイントをご紹介します。

設計やデザインもできるようになる

AIの発展によって淘汰されないCADオペレーターになるには、設計者やデザイナーの指示どおりに作業をこなすだけでなく、設計やデザインの知識を身につけると、より有利でしょう。

それには、設計やデザインのスキルを習得してキャリアアップしようとする向上心だけでなく、その業界の専門知識を学ぶための環境と、強いモチベーションが必要です。

3次元CADやPhotoshopのスキルを身につける

CADオペレーターとしての将来性を考慮すると、2次元CADを扱えるスキルだけでは十分ではありません。3次元CADやBIM(Building Information Modeling)などを扱える人材は不足しているため、重宝されます。

また、デザインに関する比重が高い仕事内容の場合は、PhotoshopやIllustratorなどのソフトを扱える能力が評価され、よりクリエイティブな作業はAIに代替されにくいでしょう。

CADオペレーターとCAD設計者の仕事内容の違い


CAD設計者の仕事内容は建築物や製品の形、仕様などを決定するための「設計」が中心です。CADの技術も求められますが、設計したものを他者に伝えるためにCADを使います。

そのため、製図だけでなく建築物や製品の構造・材料、コストや安全性、法令などに対するトータルな知識と思考が必要です。

一方、CADオペレーターの仕事内容は、設計者が考えた形や仕様をCADによって「製図する」ことです。設計者やデザイナーの意図およびイメージを正確にとらえ、丁寧で誤りのない設計図を完成させることが求められます。

将来性のあるCADオペレーターについて知っておこう


CADオペレーターは、ものづくりの基礎となる設計図を作成する仕事で、実際に自分が携わったものが完成したときなどは大きなやりがいを感じるでしょう。

CADオペレーターの仕事はやがてAIに代替される部分もあるでしょうが、習得したスキルと経験次第では、重宝される人材になることも可能です。

今後の日本におけるものづくりの在り方を予測し、将来を見据えてステップアップすることで、将来性のあるCADオペレーターになれるでしょう。

 


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