技術士補がなくなると言われている理由2つ|検討されていること4つも紹介


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こちらの記事では、技術士補がなくなると言われている理由についてご紹介いたします。
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目次
技術士補とは
技術士補とは、技術士の一次試験取得後、技術士のもとで実務経験を積むことで二次試験の受験資格を得られる制度です。
技術士補は将来技術士となる人材を育成するために設けられた国家資格で、技術士補の資格を持っている人材は技術士補として技術士を補佐することになります。
しかし現在では技術士に関する状況が変わってきていることから、将来技術士補の制度はなくなると言われています。
技術士補がなくなると言われている理由2つ
技術士補は今後なくなる可能性があります。
技術士補の制度は現在廃止を含めて検討されていますが、どのような理由から廃止が検討される状況になっているのでしょうか。
ここでは技術士補がなくなると言われている理由2つをご紹介しますので、どのような理由で技術士補がなくなると言われているのか参考にしてみてください。
技術士補がなくなる理由1:指導者が少ない
技術士補に指導を行う人材が不足しているため、技術士補はなくなると言われています。
技術士補は技術士を目指す人材が、一次試験合格後に指導技術士に指導のもと実務経験を積むことで二次試験を受験できる仕組みです。
しかし実際には指導する技術士が足りておらず、身近に指導者がいないという人も多いことから、その存在意義が問われています。
技術士補がなくなる理由2:技術士試験受験者が少ない
技術士試験受験者が少ないことから、技術士はなくなると言われています。
技術士という資格は、建設関連部門に絞れば多くの受験者がいます。しかし電気や化学、機械や建築などの分野であれば、それぞれ専門的な技術者資格があるため、別の資格を取得する方がメリットが大きいケースも多いです。
そのため全体で見れば技術士試験を受ける人は多くはなく、技術士補の制度も廃止が検討されています。
今後の技術士補で検討されていること4つ
技術士補は廃止以外の道も検討されています。
技術士補は今後なくなると言われていますが、実際には廃止以外にも制度の見直しなどの方面でさまざまな検討がされており、いくつかの案も出ています。
ここでは今後の技術士補で検討されていること4つをご紹介しますので、どのような内容が検討されているのか参考にしてみてください。
技術士補で検討されていること1:名称変更
技術士補は今後技術士補という名称の変更が検討されています。
技術士補を廃止するのではなく名称を変える方向の案も出されています。現在技術士補の資格を持っている人の中には、「技術士補」という名前にメリットがあるため登録している人も少なくありません。
そのため、技術士補ではなく「技術士になるためのステップ」ということがわかる名前への変更が検討されています。
技術士補で検討されていること2:指導技術士制度の変更
技術士補は今後指導技術士制度の見直しが検討されています。
技術士補になって二次試験の受験へ進むケースが少ない原因の1つは、指導技術士がいないことです。そのため、技術士補の制度の廃止や見直しの如何に関わらず、指導技術士の部門などを制限しない方向の案も検討されています。
技術士補で検討されていること3:登録期間の変更
技術士補は今後技術士補として登録できる期間に制限を設けることが検討されています。

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技術士補になってから技術士へ昇格するのに要する期間は、一般的に10年程度である場合が多いです。しかし技術士補の期間が15年を超えると、昇格する率が減少します。
そのため、技術士補という名前が使用できる期間を今後は15年程度に限定することで、技術士の二次試験受験を促す案が検討されています。
技術士補で検討されていること4:在学中に合格した方への奨励
技術士補は今後、在学中の一次試験合格者を奨励することが検討されています。
近年では大学在学中など、学生の間に技術士の試験を受験するケースも多いです。もともと技術士補制度は若手技術士の人材を増やすことを目的としているため、今後は大学で技術士制度説明会を実施するなど、在学中の合格を奨励する動きが検討されています。
技術士資格の魅力4つ
技術士資格にはさまざまな魅力があります。
技術士という資格は建設関係の資格の中でも難易度が非常に高い資格として知られています。それでは技術士資格を取得することで、具体的にどのようなメリットが期待できるのでしょうか。
ここでは最後に技術士資格の魅力4つをご紹介しますので、どのような魅力があるのか技術士資格について理解を深めてみましょう。
技術士資格の魅力1:信頼性がある
技術士資格を取得することで、専門家としての信頼性を高められます。
建設分野に限らず、特定分野の知識やスキルについて高い専門性があることを強みにして仕事をしていきたい場合、もっとも強みになるのは国家資格の取得です。
技術士という資格は扱っている専門性が高いほど信頼性が高まることから、より高い専門知識やスキルを身につけていきたい人に特におすすめだと言えるでしょう。
技術士資格の魅力2:将来性がある
技術士資格を取得することで、転職や独立などの将来性が期待できます。
技術士の資格は企業からも価値のある資格と位置づけられていることから、技術士資格を取得しておけば転職の際にも役立つでしょう。
また、技術コンサルタントとして独立することも視野に入るだけでなく、技術士資格を持っていればよりクライアントからの信頼が得られるでしょう。さらに、官公庁への転職も選択肢に入れることができます。
技術士資格の魅力3:人脈が広がる
技術士資格を取得することで、技術士の人脈が広がります。
技術士には企業や出身大学などのさまざまな技術士会が存在しており、そういったネットワークに入ることで技術士会の行事を通して技術士同士の人脈を構築することができます。
また、人脈が広がれば自分の専門分野ではないことも気軽に仲間に相談できるようになったり、人脈を通して別の仕事に誘わたりといったことも期待できます。
技術士資格の魅力4:他の試験にも有利になる場合がある
技術士資格を取得することで、他の国家資格取得の際にも有利になるケースがあります。
技術士や二次試験合格者が他の国家資格試験を受験する場合、いくつかの国家資格には試験の一部免除や全てが免除されるという特典が付いてきます。
たとえば弁理士の場合は全技術部門の論文試験免除、中小企業診断士であれば情報工学の筆記試験一部免除などさまざまな特典があります。興味がある方は一度調べてみると良いでしょう。
技術士補がなくなると言われている理由を知ろう
技術士補はなくなる可能性もありますが、制度の見直しを含めて継続する道も検討されています。技術士の資格の取得を目指している方の中には、技術士補としてスキルを身につけることを検討している方もいるでしょう。
ぜひこの記事でご紹介した技術士補がなくなると言われている理由や、今後の技術士補で検討されていること、技術士資格の魅力などを参考に、技術士補という制度についてより理解を深めてみてはいかがでしょうか。
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