【2019年版】5年後・10年後の建設業界の働き方や技術、業界の動向を徹底解説


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目次
10年後の現場では当たり前!?今後普及するかもしれない最新機器
仕事の効率を上げるために、IT機器を導入する動きが多くの業種で広まっています。
建設業においても、IT機器を使うことで仕事にかかる時間を大幅に短縮できる可能性が高いです。
建設業界の労働環境の改善に役立つかもしれません。
10年後にはどのようなIT機器の導入が見込まれるのか見ていきましょう。
AI地盤解析ロボ
建物を建設するにあたって、地盤の解析が必要になります。
地盤の弱いところに建物を建ててしまうと、建物そのものが丈夫でも大きな地震などの際に倒壊してしまうおそれがあるためです。
地盤解析を行う際には膨大な量のデータを用います。
また、データを解析するのは高度な知識が必要になるため、誰でもできるというわけではありません。
現場監督を務める人でも、地盤の解析まではできない人もいるでしょう。
できる人が限られていれば、早く進めるのが難しく、工事が遅れてしまうこともあります。
そこで、注目を浴びているのがAI地盤解析ロボです。
これまで高度な知識を持つ技術者が解析していたデータを、AI地盤解析ロボが解析してくれます。
人間が解析するのとは異なり、処理できるデータの量が非常に多く、処理速度も速いため、
早く正確に地盤解析できます。
また、基準が一律なのもAI地盤解析ロボの大きなメリットです。
既に2018年5月にリリースされているため、今後はどんどん普及していくでしょう。
ドローン
建設業では、測量を行う機会があります。
測量では、写真を撮影したり距離を測定したりしてデータを集めて、そのデータを解析しなければなりません。
作業量が多く、何日もかかってしまうこともあります。
しかし、最近では測量をする際にドローンを使う取り組みが勧められています。
ドローンは、空中を飛行しながら写真を撮影できるため、測量に必要な写真を撮影する時間を大幅に短縮できるのです。
あらゆる角度から連続で写真を撮影できるため、3Dのデータに変換するのもすぐにできます。
レーザースキャンを利用して距離を測定することも可能です。
飛行できるため、人間が入っていけない場所からも写真を撮影したり、レーザースキャンで距離を測ったりできます。
ドローンを導入することで、測量に伴う作業の安全性が高められ、正確性も増すのです。
人間が行わなければならない作業の量が減ることで、業務の効率化にも繋がります。
レーザースキャンなどの機能を備えたドローンは高価であるため、現在のところ使用しているところはあまりありません。
しかし、今後着実に導入が進んでいくでしょう。
5年後・10年後には測量でドローンを使用するのが当たり前になっているかもしれません。
ICTの導入も盛んに行われる
建設現場で導入が進んでいるものとして、ICTが挙げられます。
AI地盤解析ロボやドローンなどと同様に、工事にかかる時間を大幅に短縮できる可能性があるものです。
では、どのような形でICTを活用できるのか見ていきましょう。

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ICTとは、そのメリットとデメリット
ICTというのは、情報技術を通信や伝達手段として用いることを指します。
単にITと言った場合には、広い意味で情報処理技術のことを指し、通信や伝達手段も含めて捉えることが多いです。
ICTの「C」はコミュニケーションの頭文字で、ITのうち通信や伝達手段に重点を置く場合に用いられます。
また海外では、ITという呼び方よりもICTという呼び方の方が広く浸透しており、日本でならITと呼ぶようなことでも海外ではICTと呼ぶことが多いです。
インターネットやメールなども、日本ではITと呼ぶのが一般的ですが、海外ではICTと呼んでいます。
建設作業にICTを導入することで、さまざまなメリットがあり、今後はどんどん普及していく可能性が高いです。
これまで熟練した職人の勘や経験に頼っていたことを、ICTを利用することで経験の浅い人でもできるようになります。
人が行うと何時間も何日もかかる作業でも、ICT技術ならごく短時間でできるでしょう。
危険を冒して行う作業も多いですが、ICTを使えば安全性も向上します。
10年後の建設業界ではICTを利用した工事が当たり前になっているでしょう。
しかし、ICTを導入した場合の注意点もいくつかあります。
例えば、GPSなどの精度が低い場合には工事に支障が出る可能性が考えられるでしょう。
ICTではトラブルが起きてシステムがダウンしてしまうと、作業を全く進められなくなってしまうことも多いです。
そして、もっともネックになるのは導入コストです。
現在のところ、導入コストが高すぎて様子を見ている建設会社も多いでしょう。
3DMG・3DMCとは
建設業でよく使われるICTの例として3DMCや3DMGが挙げられます。
3DMCというのは、マシンコントロールのことです。
データを読み込ませることで、コンピュータが操作の手助けをしてくれます。
例えば重機で穴を掘るときに、掘る位置と深さをある程度コンピュータが把握し、一定以上の深さに達すると自動で止まるという具合です。
3DMCを導入することで、経験の浅い人でも熟練した職人と差のない仕事をすることが可能になります。
3DMGはマシンガイダンスのことです。
重機を操作するのに必要な情報を音声や映像で伝えてくれます。
通常なら降りて確認しなくて済むため時間を短縮できます。
クラウド型の施工管理支援システム
工事に関する情報を、クラウドに保存しておくことで、どこからでもアクセス可能になります。
工事の情報は、現場監督や職人だけでなく、営業担当者や経理担当者なども扱う場合があるため非常に便利です。
クラウドに保存することで、リアルタイムでの更新もできます。
保存されているデータは、受発注などのシステムと連携することで、業務時間の短縮が可能になるでしょう。
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