女性は消防設備士として活躍できる!理由や活躍する方法、将来性を紹介


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消防設備士に興味があるものの、女性でも活躍できるのか不安に思っている方もいるのではないでしょうか。
消防設備士は力仕事が少なく、女性が歓迎されやすい現場があるため、女性も活躍しやすい職種です。
本記事では、女性が消防設備士として活躍できる理由を解説した上で、仕事内容などを紹介します。
取得がおすすめの資格や活躍する方法なども紹介するので、消防設備士として働きたい女性はぜひ参考にしてみてください。
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目次
女性が消防設備士として活躍できる理由|需要はある?
女性が消防設備士として活躍できる理由は以下の2つがあります。
- 消防設備士は力仕事が少なくデスクワークもある
- 女性専用マンションなど歓迎されやすい現場がある
消防設備士として女性が活躍できるか不安に感じている方は、ぜひ参考にしてみてください。
消防設備士は力仕事が少なくデスクワークもある
消防設備士とは、人々が安全に暮らせるために消火器や火災警報器の点検や整備、工事を行う職種です。
主な仕事は点検や整備となるため、重量物を運ぶなどの力仕事はほとんどないため、女性も働きやすくなっています。
ただし大きな建物などで消防設備点検をする場合、設置された消火器の数が多く広い施設内を歩き回りながら作業する必要があるため、基礎的な体力は必要です。
点検や整備などの仕事だけでなく、設計をはじめとしたデスクワークも多いので、女性でも活躍しやすい職種です。
女性専用マンションなど歓迎されやすい現場がある
消防設備士の仕事である消防設備の点検を行う際、女性が歓迎されやすい現場があるため活躍しやすいです。
たとえば、女性専用のマンションの点検や整備では、男性よりも女性のほうが歓迎されます。
施設内の女性トイレや授乳室など、女性利用者が多い場所は男性よりも女性の消防設備士の方が歓迎されやすいです。
このように、女性だからこそ担当できる仕事も存在しているため、女性は消防設備士として活躍できます。
女性の消防設備士が少ない理由は?
現状、女性の消防設備士が少ない理由は、女性が働きやすい環境が整っていなかったため、男性が行う仕事というイメージが強いことも影響しています。
男性が働いているイメージが強いからこそ、働き方のイメージができなかったり、採用されないと感じたりする方も多いでしょう。
これまで女性の消防設備士が少なかったからこそ、企業側は女性が働きやすい環境の整え方がわからず、産休や育休への理解がないといった問題も発生してしまいます。
このような理由から、女性から興味をもってもらえずに女性の消防設備士がなかなか増えませんでした。
しかし近年では、女性が働きやすい環境が整い始めていることもあり、女性の消防設備士が増えてきています。
消防設備士の仕事内容を資格別に紹介
消防設備士の主な仕事内容は、建物に設置されている消防設備の点検・整備・工事などです。
消防設備とは、建物で火災をはじめとした災害発生時に人々の安全や命を守るための設備であり、消火器や火災報知器などを指します。
消防設備が適切な場所に設置されていなかったり、異常や不具合が生じたりしていると災害発生時に被害を防げません。
そのため、消防設備の点検・整備・工事を行う消防設備士は、人々の暮らしを守るために重要な職業です。
消防設備士の資格
消防設備士の資格は、大きく分けて「乙種」と「甲種」の2つがあります。
乙種はさらに第1類〜7類までに分かれており、それぞれの類に応じた消防用設備の整備・点検を行うことが可能です。
具体的には、甲種は工事整備対象設備等の工事・整備や点検ができ、乙種は整備・点検ができます。
資格の各類の業務対象設備は以下のとおりです。
種別 | 種類 | 工事・整備対象設備など |
---|---|---|
甲種 | 特類 | 特殊消防用設備等 (従来の消防用設備等に代わり、総務大臣が当該消防用設備等と同等以上の性能があると認定した設備等) |
甲種または乙種 | 第1類 | ・屋内消火栓設備スプリンクラー設備 ・水噴霧消火設備 ・屋外消火栓設備 ・パッケージ型消火設備 ・パッケージ型自動消火設備 ・共同住宅用スプリンクラー設備 |
第2類 | ・泡消火設備 ・パッケージ型消火設備 ・パッケージ型自動消火設備 ・特定駐車場用泡消火設備 | |
第3類 | ・不活性ガス消火設備・ハロゲン化物消火設備・粉末消火設備・パッケージ型消火設備・パッケージ型自動消火設備 | |
第4類 | ・自動火災報知設備 ・ガス漏れ火災警報設備 ・消防機関へ通報する火災報知設備 ・共同住宅用自動火災報知設備 ・住戸用自動火災報知設備 ・特定小規模施設用自動火災報知設備 ・複合型居住施設用自動火災報知設備 | |
第5類 | ・金属製避難はしご ・救助袋 ・緩降機 | |
乙種 | 第6類 | 消火器 |
第7類 | 漏電火災警報器 |
上記のように、取得する資格の種類によって対応可能な業務が大きく異なるため、消防設備士として働きたい企業で求められる資格を取得しましょう。
女性におすすめの消防設備士の資格は「乙種6類」「甲種・乙種4類」
複数ある消防設備士の資格の中でも、女性におすすめの資格は「乙種6類」と「甲種・乙種4類」です。
それぞれの資格の概要や合格率などは以下のとおりです。
対応可能設備 | 合格率 | 受験資格 | |
---|---|---|---|
乙種6類 | 消火器 | 38.8% | 誰でも受験可能 |
甲種・乙種4類 | ・自動火災報知設備 ・ガス漏れ火災警報設備 など | ・乙種4類:32.8% ・甲種4類:34.4% | ・乙種4類:誰でも受験可能 ・甲種4類:学歴や保有資格による |
乙種6類と甲種・乙種4類を取得していれば、消火器と自動火災報知設備の点検や整備が可能です。
消火器と自動火災報知設備の点検や整備ができれば、入社後すぐに活躍できる可能性が高いです。
取得する種類に悩んでいる方は乙種6類と甲種・乙種4類の取得を目指してみてはいかがでしょうか。
消防設備士の資格や難易度について詳しく知りたい方は以下の記事もチェックしてみてください。
※関連記事:消防設備士の難易度・合格率は?受験資格や合格するための勉強方法を解説
女性の消防設備士は稼げる?年収・給料を解説
女性の消防設備士は稼げるのか疑問に思っている方も多いでしょう。
厚生労働省が公表している「令和4年賃金構造基本統計調査」によると、消防設備士を含む電気工事従事者の年収は以下のとおりです。
項目 | 平均年収 |
---|---|
女性(消防設備士を含む電気工事従事者) | 約462万円 |
男性(消防設備士を含む電気工事従事者) | 約606万円 |
日本全体 | 約443万円 |
女性の消防設備士の平均年収は約462万円であり、男性よりも144万円程度少なくなっています。
「令和3年分民間給与実態統計調査」によると、2021年(令和3年)の日本の平均年収は443万円であるため、日本の平均年収よりも稼げる職種と言えます。
女性もスキルを磨き、経験を積むことで年収アップをすることは可能なので、年収を上げたい方は資格の取得をしつつ経験を積みましょう。
消防設備士の年収や年収アップ方法などについて詳しく知りたい方は、以下の記事も確認してみてください。
※関連記事:消防設備士の年収はどれくらい?資格の種類や活躍の場についても紹介
女性が消防設備士として活躍する方法
女性が消防設備士として活躍する方法には以下の2つがあります。
- 女性を積極採用している企業で働く
- 関連資格を取得する
それぞれの方法について詳しく紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
女性を積極採用している企業で働く
女性を積極採用している企業であれば、女性が働きやすい環境が整っている可能性が高く活躍しやすいです。

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たとえば、すでに活躍している女性が在籍していたり、産育休や時短勤務の実績があったりする企業では、ライフイベントに左右されずに働き続けられます。
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関連資格を取得する
消防設備士の関連資格を取得すると、難しい案件にも対応できるようになり、活躍しやすくなります。
女性の消防設備士が活躍するためにおすすめの関連資格は以下のとおりです。
資格 | 概要 |
---|---|
第二種電気工事士 | 一般住宅や小規模な店舗などの600ボルト以下で受電する設備の工事ができる |
ボイラー技士 | 熱を作って供給するためのボイラーを取り扱える |
危険物取扱者 | 消防法で定められている危険物の取扱いや管理などができる |
第三種冷凍機械責任者 | 1日の冷凍能力が100t未満の製造設備の保安ができる |
上記4種類の関連資格は、ビルメンテナンスを行う上で使える資格であり、消防設備士との相性がいいです。
消防設備以外にも建物全体の工事や管理をしてみたいと考えている方は、ぜひ取得して業務幅を広げてみてください。
消防設備士に向いている・向いていない女性の特徴
消防設備士に向いているか判断ができない方向けに、向いている女性と向いていない女性の特徴をそれぞれ詳しく紹介します。
自分は消防設備士に向いているのかわからず、悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。
消防設備士に向いている女性の特徴
消防設備士に向いている女性の特徴は以下のとおりです。
- 体を動かすことが好き
- 手に職を付けたい
消防設備の点検や整備をする際、施設の大きさによっては長時間歩き続けながら作業を行う必要があるため、体を動かすことが好きな方に向いています。
また、消防設備士の資格保有者しか対応できない業務が多くあるため、手に職を付けて長期的に働きたいと考えている方におすすめの職種です。
消防設備士に向いていない女性の特徴
消防設備士に向いていない女性の特徴は以下のとおりです。
- 自分のペースで仕事がしたい
- 1人で仕事をしたい
- デスクワークがしたい
消防設備士は自分のペースで仕事がしたい方や1人で仕事をしたい方、デスクワークがしたい方には向いていません。
消防設備の点検・整備は複数人で協力し合って行うため、自分のペースで進めることはできず、1人で仕事を行うことはありません。
また、デスクワークがある職種ではありますが、消防設備の点検や整備は現場で行うため、デスクワークだけをしたい方にはおすすめできない職種です。
未経験の女性でも応募できる消防設備士の求人はある?
消防設備士は人材不足な職種であるため、未経験の女性でも応募できる求人は多数あります。
建設業界全体で女性が働きやすい環境を整えている最中なので、女性を積極採用している企業も増えてきています。
未経験で応募する場合でも資格を持っていると転職時に有利に働くため、応募前の資格取得がおすすめです。
未経験から消防設備士になりたい方は、建設業界に特化している求人サイト「施工管理求人サーチ」をチェックしてみてください。
女性の消防設備士の将来性
女性の消防設備士は将来性があり、長期的に働ける職種です。
消防設備士は消防設備の点検や整備などを行う職種であり、消防設備が設置されている限りは仕事があります。
消防法によって、商業施設やマンションなどの建築物には、火災を防ぐために消防設備の設置が定められています。
新しく建築される施設が減った場合でも、すでに建設されている施設も定期メンテナンスが必要なので、消防設備士の需要は高く急に仕事がなくなることはありません。
新築工事だけでなく、点検や整備業務が多くあるため、女性の消防設備士でも働きやすく将来性がある職種です。
消防設備士の将来性について詳しく知りたい方は以下の記事も確認してみてください。
※関連記事:消防設備士に将来性はある?食いっぱぐれる可能性や仕事の需要について解説
消防設備士として働く女性に関するよくある質問
消防設備士として働く女性に関するよくある質問には以下のようなものがありました。
- 消防設備士が人手不足というのは本当ですか?
- 副業で消防設備士の仕事はできますか?
- 消防設備士の仕事はきつい?やめとけと言われる理由を教えてくれませんか?
それぞれの質問とその回答を詳しく紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
消防設備士が人手不足というのは本当ですか?
消防設備士は人手不足であり、経験者だけでなく未経験募集の求人も多く出ています。
人手不足なので未経験でも採用される可能性が高いですが、資格保有者であればさらに重宝され、問題なく消防設備士になれるでしょう。
副業で消防設備士の仕事はできますか?
消防設備士の仕事を副業で始めることは可能です。
経験がない場合、自ら仕事を獲得することは難しいため、建設業界向けのビジネスマッチングサービスの利用がおすすめです。
消防設備士の仕事があるサイトは以下のようなものがあります。
誰でも使えるサービスですが、資格や実績がなければ仕事が取りにくいため、まずは就職して経験を積みましょう。
消防設備士の仕事はきつい?やめとけと言われる理由を教えてくれませんか?
「消防設備士はきつい、やめとけ」と言われる理由は、体力が必要な仕事であり、長時間労働になる可能性があることが挙げられます。
たとえば、大規模な施設の消防設備を点検する際、長い距離を歩き続けながら業務を行う必要があるため、体力的にきつく感じる方もいるでしょう。
また、工期が迫っている現場の場合、問題の発生などにより予定通りに業務が進まないと残業が増え長時間労働になる可能性があります。
体力的にきつく長時間労働になる可能性があるとはいえ、建設業界の中では肉体的負担が少なく、残業が多くなりにくい職種です。
そのため、きつくなる時期はありますが、女性も無理なく長期的に働きやすいです。
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消防設備士は力仕事がほとんどなく、女性だからこそ担当できる現場もあるため、女性が活躍しやすい職種です。
すでに建設されている施設が多く、消防設備の点検や整備の業務が増えているため、女性も無理なく働けます。
さらに、産休や育休などの制度を整えたり、時短勤務を導入したりしている企業が増えてきているため、女性の働きやすさが改善されてきています。
「現在働いている企業は女性が働きやすい環境が整っていない」と感じる方は、転職を検討してみてはいかがでしょうか。
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消防設備士は力仕事がほとんどなく、女性だからこそ担当できる現場もあるため、女性が活躍しやすい職種です。
すでに建設されている施設が多く、消防設備の点検や整備の業務が増えているため、女性も無理なく働けます。
さらに、産休や育休などの制度を整えたり、時短勤務を導入したりしている企業が増えてきているため、女性の働きやすさが改善されてきています。
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編集部
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