【資材を学ぶ④】非鉄金属材の種類と使用箇所

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非鉄金属材というのは文字通り鉄以外の金属資材のことを指します。
金属と聞いて鉄をイメージする人は多いでしょう。
建築資材としても鉄や鉄がメインの合金が使用されることも多いですが、非鉄金属材も重要な役割を果たしています。
ここでは、非鉄金属材の種類や、使われている箇所を見ていきましょう。
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種類
主に銅や亜鉛、チタン、アルミニウムなどがあります。
純粋な鉄だけでなく鉄をメインとする合金も除いて考える場合が多いです。
銅・亜鉛
銅は鉄よりもやや比重が重く、展性延性に富み、腐食しにくいのが特徴です。
加工しやすいため、電気器具などの部品によく使われていますが、建築資材として使用するのにも向いています。
自然の発色が綺麗なのも銅の特徴のうちの1つです。
亜鉛はイオン化しやすい性質を持ち、乾電池にも使用されています。
また融点が低めなのも亜鉛の特徴です。
チタン
チタンは軽い割に、耐久性の強い金属です。
耐食性も強く、海水や酸などに晒されてもほとんど腐食しません。
温度変化にも強くとても安定しています。
ただし、加工が難しく高価なのが難点です。
アルミニウム
アルミニウムは金属の中ではかなり軽い部類に入ります。
チタンよりもさらに軽く、鉄の3分の1ほどの比重です。
ただし、強度の面ではチタンに劣ります。
加工しやすく腐食しにくいため、乗り物の車体などに使われることが多いです。

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非鉄金属材はどんな箇所に使われるのか

銅は建設現場では、建築金物としてよく使用されています。
また、塗装をせずにそのまま使用しても発色が美しく、装飾建材の面材として使用されることも多いです。
亜鉛は融点が低いという特長を活かして他の金属でできている建築資材の強度を高めるために、メッキとして使用されています。
亜鉛メッキを使用している例としては、トタン屋根が挙げられます。
亜鉛はイオン化しやすいため、亜鉛を単体で使用することはあまりありません。
チタンは屋根によく使われています。
高価な素材であるため、単体で使用せず合金にして使用することが多いです。
塩害の影響が深刻な地域では、外壁などにもチタン合金をよく使用しています。
アルミニウムは、窓枠のサッシなどに使うことが多いです。
腐食しにくい特徴から、配管などにも使われることがあります。
適材適所に使用
非鉄金属材は、それぞれ鉄にはない特徴を持っています。
建築資材として使用する際には、それぞれの特徴を活かせる箇所に使うことが多いです。
単体で使用せずメッキにしたり合金にしたりするケースもあります。
こうしたさまざまな金属を使用することで、我々が住んでいる家や利用している施設などが作られているのです。
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