電気工事士試験の難易度・合格率は?独学でも合格できる勉強方法のコツも紹介


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「電気工事士の試験は難しいのだろうか?」
「電気工事士は独学でも合格できる?」
電気工事士を目指す人のなかには、このような疑問を抱えている方が多いのではないでしょうか。
電気工事士の合格率は約50~70%となっており、比較的合格しやすい試験といえます。
本記事では電気工事士の試験概要や受験資格、最新の試験日程などを詳しく解説しています。
これから電気工事士を目指す人に役立つ情報をまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。
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目次
2023年までの電気工事士試験の難易度・合格率は?
電気工事士試験の難易度・合格率を以下2つの種類別に解説します。
- 第一種電気工事士の難易度・合格率
- 第ニ種電気工事士の難易度・合格率
電気工事士の試験は一般財団法人電気技術者試験センターが主催しています。
第一種電気工事士の難易度・合格率
第一種電気工事士の合格率・難易度は以下のとおりです。
【第一種電気工事士 筆記試験】
年度 | 合格率 | 受験者数 | 合格者数 |
---|---|---|---|
令和5年度(2023年) | 約61.6% | 33,035人 | 20,361人 |
令和4年度(2022年) | 約58.2% | 37,247人 | 21,686人 |
令和3年度(2021年) | 約53.5% | 40,244人 | 21,542人 |
※令和5年度第一種電気工事士学科試験の結果について(令和5年10月16日付)
【第一種電気工事士 技能試験】
年度 | 合格率 | 受験者数 | 合格者数 |
---|---|---|---|
令和5年度(2023年) | 約60.6% | 26,143人 | 15,834人 |
令和4年度(2022年) | 約62.7% | 26,578人 | 13,558人 |
令和3年度(2021年) | 約67.0% | 25,751人 | 17,260人 |
※令和5年度第一種電気工事士技能試験の結果について(令和6年1月10日付)
例年は筆記試験の合格率は約50%、技能試験は約60%以上となっていますが、令和5年度はどちらの試験も合格率60%以上と難易度はあまり高くない試験といえます。
第ニ種電気工事士の難易度・合格率
第ニ種電気工事士の合格率・難易度は以下のとおりです。
【第ニ種電気工事士 筆記試験(下期)】
年度 | 合格率 | 受験者数 | 合格者数 |
---|---|---|---|
令和5年度(2023年) | 約58.9% | 63,611人 | 37,468人 |
令和4年度(2022年) | 約53.3% | 66,454人 | 35,445人 |
令和3年度(2021年) | 約57.7% | 70,135人 | 40,464人 |
※令和5年度第二種電気工事士下期学科試験の結果について(令和5年11月13日付)
【第ニ種電気工事士 技能試験(下期)】
年度 | 合格率 | 受験者数 | 合格者数 |
---|---|---|---|
令和5年度(2023年) | 約68.8% | 45,790人 | 31,499人 |
令和4年度(2022年) | 約74.3% | 53,558人 | 39,771人 |
令和3年度(2021年) | 約74.2% | 64,443人 | 47,841人 |
※令和5度第二種電気工事士下期技能試験の結果について(令和5年1月26日付)
第二種電気工事士の筆記試験の合格率は約50%以上、技能試験は約70%前後です。
第一種電気工事士よりも、さらに難易度の低い試験といえるでしょう。
なお、より第二種電気工事士の難易度や試験対策、勉強法などが詳しく知りたい方は下記の記事をお読みください。
※関連記事:第二種電気工事士の合格率や難易度ランキング
電気工事士の難易度ランキングは何位?
電気工事士の合格率は50%以上のものが多く、比較的難易度は低い結果ですが、他の資格に比べてどの程度のレベルなのでしょうか。
予想偏差値 | 資格名 |
---|---|
67 | 第一種電気主任技術者 |
52 | 第一種電気工事士 |
46 | 2級電気工事施工管理技士 |
44 | 第二種電気工事士 |
第二種電気工事士の予想偏差値は約44、第一種は約52となっておりランキングの順位は上記、表のとおりです。
ただし資格試験の際に偏差値は関係ないので、あくまで参考程度にご覧ください。
電気工事士の資格・試験の種類とは?
経済産業省では、住宅や工場、ビルなどの電気設備において、電気工事の欠陥による感電や火災などの災害を避ける目的で、電気工事士の資格を定めています。
電気工事士の資格は、小規模な店舗や住宅の電気工事に対応する第二種電気工事士と、最大電力500kW未満の需要設備の電気工事に対応する第一種電気工事士の二つです。
第一種電気工事士の資格があれば、第二種の電気工事の範囲もカバーします。
第二種電気工事士と第一種電気工事士の資格や試験について、より詳しく解説していきましょう。
出典:電気工事士|経済産業省
第一種電気工事士
自家用の電気工作物の保安に関する知識と技能を、筆記試験と技能試験による第一種電気工事士の試験に合格することで取得できます。
小規模の工場やビルなどの電気工事を行うときに必要となる資格です。
出典:第一種電気工事士試験|一般財団法人電気技術者試験センター
第二種電気工事士
一般用電気工作物の保安に関する知識と技能を問う、第二種電気工事士の試験に合格することで取得できる資格です。
一般家庭などの建物で電気工事を行うときに必須の資格で、600ボルト以下で受電する設備の工事に対応できます。
出典:第二種電気工事士試験|一般財団法人電気技術者試験センター
電気工事士の試験概要
電気工事士の試験概要について解説します。
- 第一種電気工事士
- 第ニ種電気工事士
電気工事士の受験資格には制限がないため、第一種からでも第二種からでも、好きなほうを受験することが可能です。
第一種電気工事士
第一種電気工事士の試験は「自家用電気工作物の保安について」の知識と技能を確認するものです。
試験は筆記試験と技能試験に分かれており、令和5年までは年に1回でしたが、令和6年から年2回開催に変更されています。
技能試験の合格実績と、3年以上の電気工事の実務経験を満たしていれば、第一種電気工事士の免状が取得できます。
受験資格
第一種電気工事士試験は受験資格の制限がないため、年齢や経験にかかわらず誰でもチャレンジ可能です。
まずは筆記試験を受験し、合格者のみ次のステップである技能試験に進めます。
免状取得までの流れ
受験から免状取得までの流れは以下のとおりです。
- 受験申込
- 学科試験の受験 →合格
- 技能試験の受験 →合格
- 免状申請(3年以上の実務経験が必要)
- 免状取得(5年以内ごとの講習受講が必要)
第二種電気工事士免許を持っていなくとも受験はできますが、3年以上の実務経験がなければ免状申請ができない点には注意が必要です。
試験内容
筆記試験は4択式のマークシートによるもので、以下のような内容が出題されます。
(1)電気に関する基礎理論
(2)配電理論及び配線設計
(3)電気応用
(4)電気機器・蓄電池・配線器具・電気工事用の材料及び工具並びに受電設備
(5)電気工事の施工方法
(6)自家用電気工作物の検査方法
(7)配線図
(8)発電施設・送電施設及び変電施設の基礎的な構造及び特性
(9)一般用電気工作物及び自家用電気工作物の保安に関する法令
技能試験は、以下の内容に基づいて出題される課題を時間内に仕上げなくてはなりません。
(1)電線の接続
(2)配線工事
(3)電気機器・蓄電池及び配線器具の設置
(4)電気機器・蓄電池・配線器具並びに電気工事用の材料及び工具の使用方法
(5)コード及びキャブタイヤケーブルの取付け
(6)接地工事
(7)電流・電圧・電力及び電気抵抗の測定
(8)自家用電気工作物の検査
(9)自家用電気工作物の操作及び故障箇所の修理
技能試験に関しては、あらかじめ「候補問題」と呼ばれる課題が公開されており、そのなかから1点が出題されることになっています。
第ニ種電気工事士
第二種電気工事士の試験では「一般用電気工作物の保安について」筆記試験と技能試験を行い、知識と技能を確認します。
試験は例年2回の開催となっており、上期の筆記試験は5月下旬の日曜日、下期の筆記試験は10月下旬の日曜日です。
第二種電気工事士に合格するための勉強方法について詳しく知りたい方は、以下の記事も読んでみてはいかがでしょうか。
関連記事:第二種電気工事士技能試験に受かる勉強法とは?実技で失敗しないためのポイントを解説
受験資格
第二種電気工事士試験には受験資格の制限がないため、年齢・学歴問わず誰でもチャレンジ可能です。
筆記試験合格者または、筆記試験免除対象者のみ、第二種電気工事士の技能試験に進めます。
筆記試験免除対象者とは、前回の筆記試験合格者または、高校以上の学校において電気工事士法で定められた課程を履修して卒業した人などが該当します。
免状取得までの流れ
受験から免状取得までの流れは以下のとおりです。
- 受験申込
- 学科試験の受験 →合格
- 技能試験の受験 →合格
- 免状申請(実務経験は不要)
- 免状取得
第二種電気工事士は実務経験なしで免状取得ができるので、初心者からでも取得可能です。
企業によっては若手が少ないため、入社してから資格取得を目指せる場合もあります。
試験内容
筆記試験は4択式のマークシートによるもので、以下のような内容が出題されます。
(1)電気に関する基礎理論
(2)配電理論及び配線設計
(3)電気機器・配線器具並びに電気工事用の材料及び工具
(4)電気工事の施工方法
(5)一般用電気工作物の検査方法
(6)配線図
(7)一般用電気工作物の保安に関する法令
技能試験は以下の内容に基づいて出題される課題を時間内に仕上げなくてはなりません。
(1)電線の接続
(2)配線工事
(3)電気機器及び配線器具の設置
(4)電気機器・配線器具並びに電気工事用の材料及び工具の使用方法
(5)コード及びキャブタイヤケーブルの取付け
(6)接地工事
(7)電流、電圧、電力及び電気抵抗の測定
(8)一般用電気工作物の検査

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(9)一般用電気工作物の故障箇所の修理
第一種と同様に候補問題が事前に公開されているので、予習をしておけばクリアしやすい試験といえるでしょう。
2024年(令和6年度)の電気工事士の試験日程
例年、電気工事士の試験は第一種が年に1回、第二種は年に2回でしたが、第一種電気工事士試験が令和6年度から、上期試験、下期試験の2回実施に変更されました。
2024年(令和6年度)の最新日程は、以下のとおりです。
資格種別 | 筆記試験 | 技能試験 |
---|---|---|
第一種 | 上期:4月1日~5月9日(CBT方式) 下期:9月2日~9月19日(CBT方式)10月6日(筆記方式) | 上期:7月6日 下期:11月24日 |
第二種 | 上期:4月22日~5月9日(CBT方式)5月26日(筆記試験)下期:9月20日~10月7日(CBT方式)10月27日(筆記試験) | 上期:7月20日または7月21日 下期:12月14日または12月15日 |
最新の情報は、主催の一般財団法人電気技術者試験センターのホームページで確認してください。
電気工事士の実技(候補問題)の難易度は?
第二種電気工事士の候補問題を難易度別に紹介します。
難易度★ | 2問:確認表示灯(常時点灯) 3問:タイムスイッチ(TS) 4問:三相3線式200V 5問:20A 250Vコンセント 8問:リモコンリレー |
難易度★★ | 1問:位置表示灯 6問:3路スイッチ 7問:4路スイッチ 12問:PF管 |
難易度★★★ | 11問:ねじなし管 |
技能試験の課題は事前に公開されており、当日はこのなかの問題と「まったく同じ」ものが出題されます。
つまり、一度作成して工程を覚えておけばかなり有利な試験になるのです。
しかしすべての候補問題を試作するのは、時間と労力がかかるため、苦手なものや難易度の高いものに絞って予習しておくとよいでしょう。
電気工事士試験の勉強時間の目安
電気工事士試験の勉強時間の目安は以下のとおりです。
資格種別 | 受験に必要な勉強時間の目安 |
---|---|
第一種電気工事士 | 約60〜150時間 |
第二種電気工事士 | 約50〜100時間 |
第一種電気工事士の勉強時間としては60〜150時間程度が目安となっており、第二種では約50〜100時間が必要です。
実務経験がある人は把握している知識が多いので、勉強時間があまり取れなくても合格する可能性があります。
逆に、電気に関する予備知識があまり無い人や、実務経験が少ない人はより多くの勉強時間が必要かもしれません。
電気工事士試験の勉強をする際のポイント
第一種電気工事士の試験は年に1回のみで、出題範囲も広いため、しっかり準備をする必要があります。
第二種電気工事士の試験は年に2回あり、第一種電気工事よりも難易度は低いため、少ない勉強時間でも対応できるでしょう。
ここでは勉強のポイントについて解説します。
学習アプリを利用する
第一種電気工事士の筆記試験、第二種電気工事士の筆記試験対策には、iPhone用、android用のどちらにもある、学習アプリが大変便利です。
無料のアプリも多くあり、手軽に試すことができます。
おすすめのアプリは以下の通りです。過去問をしっかり解いていくものや、隙間時間に数問解くもの、カテゴリ別で勉強できるものなどさまざまなタイプのアプリがあるため、自身に合うものを探してみましょう。
- 俺の電工1種 – 第一種電気工事士の筆記試験アプリ/俺の電工2種 – 第一種電気工事士の筆記試験アプリ
- 第一種電気工事士試験 過去問チャレンジ/第二種電気工事士試験 過去問チャレンジ
- 第1種電気工事士 筆記試験/第2種電気工事士 筆記試験
テキストの流れに沿って内容を押さえる
第一種電気工事士、第二種電気工事士の試験対策用として、さまざまなテキストが販売されています。
フルカラーのものを選ぶと、さまざまな機器の特徴や工具の特徴をイメージでつかみやすくおすすめです。
おすすめのテキストは以下の通りです。読みやすさや問題量、学習の進めやすさなど、自身に合ったテキストを選んで受験勉強しましょう。
- 第一種電気工事士筆記試験完全解答/第二種電気工事士筆記試験完全解答
- ぜんぶ絵で見て覚える第1種電気工事士筆記試験すいーっと合格/ぜんぶ絵で見て覚える第2種電気工事士筆記試験すいーっと合格
- 第一種電気工事士筆記試験完全マスター/第二種電気工事士筆記試験完全マスター
要点を絞って勉強しておくことが、合格へ近づくポイントとなるでしょう。
過去問を何度も解く
電気工事士の筆記試験の過去問題と解答は、一般財団法人電気技術者試験センターのホームページで公開されています。
過去問を何度も解くことで、同様の問題を見つけることがありますが、答えを丸暗記するのではなく、どうしてその答えになるのかを理解できるように勉強しましょう。
試験前日は勉強し過ぎないようにする
技能試験の前日ですが、前日に勉強をし過ぎないこともポイントの一つです。
当日に実技を行う際に支障が出ないよう、手に負担をかけないように勉強することも必要です。
無理をしすぎず本番で実力を発揮できるよう、前日の勉強はほどほどにするようにしましょう。
図・記号はしっかり覚える
電気工事士の試験には、多くの図・記号が使われます。配線図の問題では、図・記号の意味を覚えることで点を取りやすい内容ですが、似たものが多いため迷う可能性もあります。
似たような図・記号はその意味とともに、同様の図・記号をまとめて覚えておくようにするとよいでしょう。
電気工事士は独学でも合格できる?
電気工事士の試験は、独学でも合格できます。
市販の参考書や過去問題を解くことで、ある程度の試験対策が可能です。
しかし効率よく勉強を進めるためには、通信講座や動画教材の活用もおすすめです。
さまざまな会社から講座やセミナーがリリースされているので、ぜひチェックしてみてください。
実際に独学で合格できるのか気になる方は、以下の記事にて詳しく紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
関連記事:素人でも独学?第二種電気工事士を独学で取得できるのか徹底レポート
電気工事士に関するよくある質問
電気工事士に関する「よくある質問」にQ&A形式で回答します。
- 電気工事士になるとできることは?
- 電気工事士一種と二種どっちが難しい?
- 第一種電気工事士が「すごい」と言われる理由は?
- 電気工事士の平均年収はいくら?
- 電気工事士と電験はどっちが難しい?
資格取得を検討する際に、気になった疑問点はすべてクリアにしておきましょう。
電気工事士になるとできることは?
第一種電気工事士と第二種電気工事士の作業可能範囲は以下のとおりです。
資格区分 | 600V以下の一般用電気工作物の取り扱い可否 | 600V以上かつ最大電力 500kW未満の自家用電気工作物の取り扱い可否 |
---|---|---|
第一種電気工事士 | 取り扱い可能 | 取り扱い可能 |
第二種電気工事士 | 取り扱い可能 | 取り扱いできない |
電気工事士になると、一般住宅やビル、工場などのコンセントや照明の設置や保守が行えます。
その他には、エアコンの設置や外線(電柱)から室内にケーブルを引き込む工事なども行います。
電気工事士一種と二種どっちが難しい?
第一種電気工事士と第二種電気工事士の試験を比較すると「第一種」のほうが難しいです。
第一種のほうが上位資格となっており、扱える工事の範囲も広がります。
大規模工事に関わる会社で勤務する場合や、より広範囲の電気工事を請け負いたい人は第一種電気工事士の取得がおすすめです。
第一種電気工事士が「すごい」と言われる理由は?
第一種電気工事士は、第二種電気工事士に比べて扱える電気工作物が多いため「すごい」と言われることがあります。
また電気工事士の仕事のなかで「鉄道電気工事」といって、線路や構内の電気系統を管理・保守する仕事もあります。
こうした仕事を見て「カッコイイ」と思う人も多くいるでしょう。
電気工事士の平均年収はいくら?
電気工事士の平均年収は以下のとおりです。
電気工事士の平均年収 | 約482万円/年 |
電気工事士の平均月収 | 約33.3万円/月 |
電気工事士の平均年収時給(パート・アルバイト) | 約1,195円/1時間 |
派遣電気工事士の平均時給 | 約1,494円/1時間 |
※参考:求人ボックス「電気工事士の仕事の年収・時給・給料」(2024年2月時点)
国内の全職種の平均年収は約458万円で、電気工事士の平均年収はこれに比べると23万円ほど高い金額です。
平均年収はあくまでも参考値となっているため、企業規模や個々のスキルによって実際の平均年収は異なります。
参考:国税庁「令和5年分 民間給与実態統計調査」
電気工事士の平均年収について詳しく知りたい方は、以下の記事も、ぜひご覧ください。
関連記事:1級・2級電気工事施工管理技士の平均年収や給料は?電気工事士との違いや将来性を解説!
また、実際に電気工事士の求人案件を見てみると、どのくらいの年収になるのかイメージがつきますので軽く見てみることをおすすめします。
電気工事士と電験はどっちが難しい?
第二種電気工事士の合格率は約58.9%(筆記)で、電験2種の合格率は約17.9%(令和5年度)です。
合格率だけ見ると、電験(電気主任技術者試験)のほうが難易度が高いといえます。
電気工事士は第一種と第二種、電気主任技術者試験は、第一種〜第三種までの区分があります。
それぞれ筆記試験・技能試験があり難易度も異なるため、一概にどちらが難しいと断定することはできません。
参考:令和5年度第一種及び第二種電気主任技術者二次試験の結果について
電気工事士の難易度や合格率を理解した上で受験してみよう
電気工事士の資格試験は誰でも受験できる点が特徴です。
合格率も50%以上のものが多く、初心者が挑戦しやすい資格といえます。
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