異業種から施工管理に転職できるのか?やりたいことが明確でやる気があれば大丈夫!
建設業における施工管理の仕事は、現在その需要と市場価値が非常に高まっている状況です。そのため、異業種からの転職を検討されている方も多いでしょう。しかし、異業種からの転職で施工管理の仕事に転職することは可能なのでしょうか。そこで今回は、異業種から施工管理への転職について解説します。
異業種から施工管理に転職はできるのか
まず、異業種から未経験でいきなり施工管理技士になることはできません。なぜなら、施工管理技士になるためには、資格と現場での実務経験が必要だからです。施工管理技士になるためには、一定期間の現場経験を積んだうえで、「施工管理技士」の資格検定試験に合格することが必須です。ですので、制度上、未経験者が施工管理技士になるのは不可能なのです。
したがって、受験資格を得るため、未経験でも実務経験を積める仕事に応募する必要があります。つまり、特定の技術職で一定期間の実務経験を積むことで受験資格を得た後に、施工管理技士の資格を取得する流れとなります。よって、施工管理の仕事をするためには、最初に施工管理技士の資格を取得する必要があることを覚えておきましょう。
ただし、建設現場の施工管理の仕事はとても多岐にわたり、ハードな業務ですので、生半可な気持ちでは、仕事と資格取得の勉強を両立するのは難しいと思います。そのため、「絶対に施工管理技士になる!」という明確な目的意識を持って、日々の業務に取り組むことが大切といえるでしょう。
年齢は関係ない
施工管理の仕事に転職する際には、年齢はあまり関係ないといえるでしょう。したがって、前述したように、資格さえ持っていれば、施工管理技士として働くことができます。よって、実務経験を積んで、資格さえ取得できれば、転職することも可能です。また、技術職であるため、60歳で定年退職した後でも、施工管理者として雇用されるケースも多いため、長く働けるというメリットもあります。
早めの行動がベスト
2020年のオリンピック、パラリンピックまでは間違いなく、施工管理のニーズは高くなっていくと思われます。しかし、それ以降は、どういう状況になるか分からない部分もあります。そのため、この特需を活かすためには、できる限り早めに行動することがおすすめです。震災の復興や、海外からの需要があるなど、今後もしばらくは市場安泰と思う部分もありますが、売り手市場である今こそ、早めに転職するべきでしょう。
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