圧入施工技士とは?施工管理技術者も知っておきたい建設関連の資格
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圧入施工技士は、基礎工事などで使われる杭圧入引抜機や圧入工法などに関する知識や技術を持った資格者です。
下水道工事などで有効な資格とされています。
この記事では施工管理技術者が知っておきたい「圧入施工技士」の資格を紹介します。
圧入施工技士とは
圧入施工技士は、圧入工法に関する専門的な知識と技術を持った資格者のことです。
圧入工法と杭圧入引抜機は主に基礎工事などで使われる方法です。
圧入工法はドリルなどを使わずに杭を地中に押し込む方法なので、振動や騒音が発生しないのが特徴です。
圧入工法や杭圧入引抜機を扱う工事などで有利になる資格です。
下水道の整備工事など社会資本整備事業などで多く採用されているため、建設業界への転職に有利といえます。
圧入施工技士の試験は?
圧入施工技士の資格を取得するには、全国圧入協会が実施する試験に合格する必要があります。
1級と2級があり、それぞれ受験資格が異なります。
1級
圧入施工に関して、豊富な経験と高度な技術を持っている人に与えられる資格です。
基礎工学の知識もあり、他の作業者の指導や教育も可能です。
受験資格は以下のいずれかに該当する者です。
- 2級取得後に5年以上の実務経験があり満26歳以上であること
- 労働安全衛生法などに基づく杭圧入引抜機の特別教育を修了している
- 圧入施工に関する8年以上の実務経験があり満26歳以上であること
2級
圧入施工に関して多くの実績と高い技術を持った人に与えられる資格です。
施工管理・進捗管理が可能で、責任者としての役割を果たせます。
受験資格は、労働安全衛生法などに基づく杭圧入引抜機の特別教育を修了しているかつ、圧入施工に関する3年以上の実務経験があり満21歳以上であることです。
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試験内容
試験は学科試験と実技ペーパー試験、実技試験が行われます。
学科試験
- 圧入工法に関する事項
- 圧入機に関する事項
- 土木一般に関する基礎知識
上記について択一式・選択式で出題されます。
実技ペーパー試験
- 積算
- 施工管理
上記に関する問題が選択式・記述式で出題されます。
実技作業試験
工事現場に近い条件設定ができる「圧入機運転シミュレータ」を使用して行われます。
モニター上でサイレントパイラーを操作します。
※出典: 一般社団法人 全国圧入協会「圧入施工技士試験」
一般社団法人 全国圧入協会「圧入施工技能審査」
圧入施工に関するスペシャリストを証明する資格
圧入施工技士は圧入施工に関する高度な知識と技術を持ったことを証明できる資格です。
この資格があれば、貴重な人材として認められるので転職や就職で有利になる場合があります。
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