施工管理技士が知っておきたい資格:採石のための掘削作業主任者
最短30秒で予約!転職のプロに相談しよう
施工管理として今より良い条件で働きたい方は、夢真にお任せください!
採石のための掘削作業主任者は、高さ2メートル以上の掘削面での作業を行う際に必要な資格です。
本記事では、施工管理技士が知っておきたい資格「採石のための掘削作業主任者」とはなにか、資格の取得方法などを紹介します。
採石のための掘削作業主任者とは
採石のための掘削作業主任者とは、高さ2メートル以上の掘削面での作業の際に必要な国家資格です。
現在は、主に重機などを用いて採石を行いますが、大規模な採石の際には土砂崩れなどの危険性があります。
そのため高さ2メートルを超える岩石採掘作業場には、採石のための掘削作業主任者を置くことが法律で定められています。
履歴書への記入方法
採石のための掘削作業主任者の資格は正式名称で記入します。
「平成○年○月○日 採石のための掘削作業主任者 取得」のように取得した日付も記載しましょう。
受講について
採石のための掘削作業主任者の資格を取得するためには、講習を受講する必要があります。
受講するためには以下のような実務経験か職業訓練が必要です。
出典:厚生労働省「採石のための掘削作業主任者技能講習規程」
ゼネコンの求人、たくさんあります
業界最大級の求人数の中から、
年収にも働きやすさにもこだわった
「ゼネコン」の求人をどうぞ。
※転職成功率を上げたい人、コンサルタントに最適な求人を紹介してほしい人は2件以上の応募がおすすめです!
受講資格
- 岩石の掘削作業に3年以上従事した経験がある
- 大学、高等専門学校、高等学校、中等教育学校において土木又は採鉱に関する学科を専攻し卒業後、2年以上岩石の掘削作業に従事した経験がある
講習科目の範囲と時間
講習科目 | 範囲 | 講習時間 |
岩石の種類、岩石の採取のための掘削の方法等に関する知識 | 岩石の種類、岩石の採取のための掘削の方法、浮石の処理、 湧水の処理や排水の方法 法面防護の方法、土砂や岩石の性質 | 6時間 |
設備、機械、器具、作業環境等に関する知識 | 工事用設備および機械の取扱い、電気及び内燃機関、器具及び工具、有害ガス、危険防止のための措置、崩壊予知、服装及び保護具 | 4時間 |
作業者に対する教育等に関する知識 | 作業者に対する教育および指導の方法、作業標準、災害発生時における措置 | 1時間30分 |
関係法令 | 労働安全衛生法、労働安全衛生法施行令および労働安全衛生規則中の関係条項 | 1時間30分 |
出典:厚生労働省「採石のための掘削作業主任者技能講習規程」
講習後に修了試験が行われ、合格すれば採石のための掘削作業主任者となれます。
岩石掘削工事の際に必要な資格
採石のための掘削作業主任者は、掘削面の高さが2メートル以上を超える作業現場で必要とされる資格です。
そのため建設会社など、岩石掘削に関わる職場への転職や就職が有利になる可能性があります。
「俺の夢」では、施工管理に関わる様々な求人などをご案内しております。
ぜひ一度ご応募ください。
関連記事:
施工管理技士が知っておきたい資格:鋼橋架設等作業主任者
施工管理技術者も知っておきたい建設関連の資格:地質調査技士
施工管理技術者も知っておきたい建設関連の資格:ジャッキ式つり上げ機械運転者
当サイトの記事は基本的には信頼性に足る情報源(公共機関や企業サイト、または専門家によるもの等)をもとに執筆しており、情報の正確性・信頼性・安全性の担保に努めていますが、記事によっては最新の情報でない場合や情報の出典元表記や正確性が充分でない場合があります。予めご了承ください。
おすすめ求人
編集部
建設業界の人材採用・転職サービスを提供する株式会社夢真の編集部です。
建設技術者派遣事業歴は30年以上、当社運営のする求人サイト「施工管理求人サーチ」の求人数は約6,000件!
このコラムでは上記の実績と知見を活かし、建設業界で働く方の転職に役立つ情報を配信しています。
株式会社夢真 コーポレートサイト