施工管理技術者も知っておきたい建設関連の資格:自動ドア施工技能士
自動ドア施工技能士は自動ドアの施工に必要な知識と技術を持った資格者のことです。
技術者の技能と地位向上のために行われている資格のひとつです。
本記事では施工管理技術者も知っておきたい「自動ドア施工技能士」について紹介します。
自動ドア施工技能士とは
自動ドア施工技能士は、自動ドアの施工に必要なスキルを持っていることを証明できる資格です。
自動ドアは電子機器や機械など多くの部品で構成されているので、仕様書に合わせた施工をするには高いスキルが必要です。
また施工だけでなく、保守や点検なども重要です。
自動ドア施工技能士の資格があれば、施工・保守・点検に至るまで高い技術と知識があることを証明できます。
この資格がなくても自動ドアの施工は可能ですが、取得者以外は自動ドア施工技能士を名乗ることはできません。
そのため自動ドア施工技能士の資格があれば、キャリアアップの際にも有利になることが考えられます。
資格を取得するには技能検定を受けます。
資格には1級と2級があり、1級は厚生労働大臣、2級は都道府県知事から合格証が送られます。
検定合格者は技能士と名乗ることができます。
出典:厚生労働省×中央職業能力開発協会「自動ドア施工技能士」
自動ドア保守・メンテナンス管理者とは
自動ドア保守・メンテナンス管理者とは、通行者の安全を確保するための知識と技能を満たした者が認定される資格です。
NPO法人全国自動ドア産業振興会が付与している民間資格です。
自動ドア施工技能士は厚生労働省が認定する国家資格で、自動ドア保守・メンテナンス管理者は民間資格という違いがあります。
また自動ドア施工技能士を目指している人の教育なども、全国自動ドア産業振興会の目的とされています。
自動ドア保守・メンテナンス管理者の資格を取得するには認定試験を受けます。
試験は学科試験と実技試験が行われます。
向いている人
自動ドアの不良は人命に関わります。
そのため仕事の重要性をしっかり理解している責任感の強い人が向いているといえます。
また自動ドアはさまざまな機械部品で出来ているため、機械部品や精密機器のプロを目指す人もおすすめです。
自動ドアに関するプロ
自動ドア施工技能士は、自動ドアの施工・管理・保守に関する高いスキルを持っている者のことです。
この資格があれば、自動ドアに関する専門知識を持っていることが証明できるので、転職などに有利になるでしょう。
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