建築施工管理技士の受験資格とは何か?


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建築施工管理技士には1級・2級の異なる技術検定があります。
受験資格は受験する級によって異なるので、事前に確認しておきましょう。
とくに実務経験年数の違いによっては受験資格を得られない場合もあります。
ここでは、建築施工管理技士技術検定を受けるための受験資格について詳しく見ていきましょう。
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建築施工管理技士1級の受験資格
建築施工管理技士技術検定の認定機関(一般財団法人建設業振興基金)では、1級の受験資格を以下のように定めています。
学歴 | 実務経験年数 |
大学 専門学校(高度専門士を称する者) | 指定学科:卒業後3年以上 指定学科以外:卒業後4年6ヵ月以上 |
短期大学 5年制高等専門学校(専門士を称する者) | 指定学科:卒業後5年以上 指定学科以外:卒業後7年6ヵ月以上 |
高等学校 専門学校(専門課程修了者) | 指定学科:卒業後10年以上 指定学科以外:卒業後11年6ヵ月以上 |
その他(最終学歴問わず) | 主任技術者や施工監督指導1年以上を含む、15年以上 |
2級建築士試験合格者 | 合格後5年以上 |
2級建築施工管理技術検定合格者 | 主任技術者や施工監督指導1年以上を含む、合格後5年以上 |
※平成30年10月現在の情報です。実務経験年数の起算は学科試験前日までで計算します。
このほか専任の主任技術者を1年以上経験している場合、2級建築施工管理技士資格を持っていれば必要な実務経験年数を2年短縮できます。
建築施工管理技士2級の受験資格
建築施工管理技士2級の受験資格は、以下のように定められています。

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学歴 | 実務経験年数 |
大学 専門学校(高度専門士を称する者) | 指定学科:卒業後1年以上 指定学科以外:卒業後1年6ヵ月以上 |
短期大学 5年制高等専門学校(専門士を称する者) | 指定学科:卒業後2年以上 指定学科以外:卒業後3年以上 |
高等学校 専門学校(専門課程修了者) | 指定学科:卒業後3年以上 指定学科以外:卒業後4年6ヵ月以上 |
その他(最終学歴問わず) | 8年以上 |
※平成30年10月現在の情報です。実務経験年数の起算は学科試験前日までで計算します。
また、学科試験のみを受験する場合は試1験実施年度において満17歳以上なら誰でも受験可能です。
実地試験のみの場合は1級建築士試験の合格者、もしくは建築施工管理技士2級の学科試験合格者(有効期間内の者に限る)が受験可能です。
まとめ
今回は建築施工管理技士の受験資格について解説しました。
建築施工管理技士は、建設業に携わるうえで取得しておいて損のない資格です。
受験に必要な実務経験年数は最終学歴や受験する級によっても異なるため、事前によく確認しておくことが大切です。
この機会に国家資格でもある建築施工管理技士資格の取得を目指してみましょう。
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