【施工管理技士の資格⑤】管工事施工管理技士について
現場監督の仕事をしている人におすすめできる資格のうちの1つとして、管工事施工管理技士が挙げられます。
他の建設系の資格と比べると、やや知名度が低くマイナーですが、取得後は十分活躍できる資格です。
では、管工事施工管理技士について詳しく見ていきましょう。
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管工事施工管理技士の資格
管工事施工管理技士の資格は、他の建築士の資格と同様に1級と2級があります。
いずれも学歴と実務経験による受験資格が設けられており、多くの人は2級から受験することになるでしょう。
2級は指定学科の大卒であれば、1年の実務経験で受験できます。
1級の場合には指定学科の大卒でも3年の実務経験が必要です。
既に1級の受験資格を満たす場合には2級を受けずに1級から受けるのもいいでしょう。
試験は学科試験と実地試験に分かれてして、2級は同じ日に実施されますが、1級は3ヶ月ほどずらして別々に実施されます。
また、1級は学科試験に合格しないと実地試験は受けられません。
学科試験に合格し実地試験で落ちた場合には、翌年は学科試験を受けずに実地試験を受けられます。
試験の難易度は、国家資格の中では特段難しい方ではありません。
しかし、忙しい建設業界で働きながら勉強時間を確保するのはかなり大変です。
会社によっては、資格試験学校や通信教育などの受講料を補助してくれるところもあります。
資格取得後は
管工事施工管理技士の資格を取得すると、営業所の専任技術者や現場の主任技術者として活躍できます。
1級なら監理技術者になることも可能です。
建物には非常に多くの配管が使われています。
壁や天井の中に埋め込まれているため、目立ちませんが、空調や冷暖房、給排水、ガス配管など種類も多いです。
そして、配管は建物を快適に利用するためには、どうしても欠かせません。
そのため、管工事施工管理技士はどの建設会社でも必要としています。
また、2級の場合には主任技術者になれる工事の規模が限られていますが、1級だと大規模な工事も扱えます。
そのため、1級管工事施工管理技士の資格を取得すれば仕事の幅がかなり広がるでしょう。
大きなオフィスビルや高層マンション、複合商業施設の配管工事の責任者にもなれます。
条件の良い会社に転職する際にも管工事施工管理技士の資格を持っていれば、有利に扱われることが多いです。
管工事の施工管理に必須
管工事施工管理技士の資格を持っているということは、一定以上の技術力があることの証明になります。
主任技術者や専任技術者になるために必要であることから、配管工事の分野でキャリアアップしたい人はぜひ取っておくべき資格です。
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