電気工事は無資格でやってはダメ!その危険性や罰則について


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日々、我々が使う電気に関する様々な作業を行う電気工事。一般家庭における配線や電源の工事をはじめ、工場や鉄道といった企業向けの大がかりな工事に至るまで、毎日たくさんの電気工事が全国で行われています。
しかし、そんな需要の多さに相反して、電気工事を行うには資格が必要なため、作業者が不足している状況です。この状況において、「なぜ?」と思われるかもしれませんが、電気工事は危険を伴う場合もあるため、無資格で実施することは固く禁じられているのです。
そこで今回は、電気工事に資格が必要な理由と、無資格で行った場合の罰則などについて紹介したいと思います。
電気工事に資格が必要な理由
電気工事とは、最大電力が500kw未満の様々な電気工作物の設置や変更、撤去などを行う工事です。また、電気工事に携わる人は、「電気工事士」の資格を持つ必要があると、電気工事士法の第1条に定められています。
理由としては、電気工事はその専門的な作業内容だけでなく、工事の欠陥を原因とする災害の防止にも努める必要があるからです。例えば、漏電による火災や、感電事故などが挙げられます。
どちらの場合も、作業者だけでなく、他の多くの人に対して大きな影響が出る危険性があります。特に、電気工事は、ガスや水道といった他の工事に比べ、事故発生率が高いといわれています。

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そのため、電気工事に従事する人は、専門的な知識や技術を持ち合わせることで、それらの事故を未然に防ぐ必要があるのです。以上のことから、もし電気工事士の資格を持たない人が電気工事を実施した場合には、30万円以下の罰金、もしくは1年以上の懲役が課せられると、電気工事法に規定されています。
電気工事士の資格試験について
電気工事士とは、電気設備関連の工事を行うことができる国家資格です。前述したように、電気工事を行えるのは、電気工事士の資格を持つ人のみと法律に定められています。
そのため、電気工事を行う場合には、資格取得の試験に合格することが必須となっています。また、電気工事士は、その業務範囲に応じて第一種と第二種に分けられます。
まず、第二種では、受電量が600V 以下の一般用電気工作物の工事が可能となります。つまり、一般家庭や商店などでの電気工事が行えることになるのです。
次に、第一種ですが、こちらは第二種でカバーできる範囲に加えて、最大電力が500kw未満までの電気工事が行えるようになります。
資格の取得はお早めに
電気工事士の資格を取得しようとする人は、年々増加しています。そのため、ライバルに差を付けるためには、一日でも早く準備を行い、資格取得を最短で目指す必要があります。
試験の過去問や実務の講習会なども開催されていますので、これらを有効活用して、一発合格を目指しましょう。
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