電気系の仕事で役立つ資格9選|違いを理解して役立つ資格を取得しよう


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こちらの記事では、電気系の仕事で役立つ資格9選をご紹介いたします。
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目次
電気系の資格とは
電気系の資格とは、工事の施工や管理に必要なものです。
実際に電気工事を行うために必要な国家資格の他に、電気設備を管理するための資格もあります。DIYの自宅リフォームでも、資格がなければ法律違反に問われかねません。
電気系の資格は種類も多く、難易度や受験資格もさまざまです。工事に関連して保有が望ましい高所作業車の操作資格なども関連資格です。
電気系の資格を取得するメリット
電気の設備設計は建築士が行いますが、実際の作業や工事管理、日常の電気設備の保守管理業務には資格が必要です。
資格保有者は会社では資格手当が付き、起業も可能で定年後に求人も多く、再就職に有利です。電気工事以外に建設業や地方公務員、消防設備や太陽光発電の設置など幅広く転職できます。
電気系の資格を基本に新たな資格を取得して、ステップアップが簡単です。
電気系の資格の難易度
電気系の資格の難易度は、国家資格の場合だと難関のものも多くあります。
一番難しいのは、電気主任技術者の第一種です。第二種も難関で、第三種は普通です。この他、電気工事施工管理技士の1級や電気工事士の第一種は比較的取りやすいレベルです。
第一種電気工事士の筆記試験の合格者は約5割、技能試験は6割程度です。比較的簡単とされますが、取得するためには筆記と技能の対策が欠かせません。
電気系の仕事で役立つ資格9選
電気系の資格で、実際に保有すると役立つものは実務経験も必要です。
取得に前提条件のないものもあり、保有が受験資格になる場合もあります。仕事をしながら取得する順番を考慮して、入門から徐々にステップアップしましょう。また、自分の目指す仕事のために必要な資格も、視野に入れます。
なお、工場のエネルギー管理を行うエネルギー管理士は、電気工事を行いませんが電気資格に含まれるものもあります。
電気系の仕事で役立つ資格1:電気工事士
電気工事士は国家資格で第一種と第二種があり、第二種は入門用の資格です。
4択のマークシート方式の筆記試験と、技能試験です。実務経験など条件なしで受験でき、順番も関係ありません。合格すると第二種は一般住宅など、第一種はビルやマンションなど大規模な建築物の工事に従事可能です。
難易度は簡単で、技能試験も事前に問題が公表されます。就職前に取得し、実務経験を積んでから免状を受けられます。
電気系の仕事で役立つ資格2:電気主任技術者
電気主任技術者は第一種・第二種・第三種があり、一番難しい試験です。
変電所や発電所、ビルや工場などの電気設備の保安監督に必要な国家資格になります。筆記だけで、第三種は一次試験のみ、第二種・第一種は二次試験もあります。電気主任技術者は実務経験などにより、第一種電気工事士と認定電気工事従事者の資格も取得可能です。
なお、受電設備がある企業は監督者の選任が電気事業法で義務となっています。
電気系の仕事で役立つ資格3:電気工事施工管理技士
工事現場や営業所で行う工事の管理をする国家資格で、施工はしません。
1級と2級があり、学歴や現場監督などの実務経験により受験資格は異なります。試験は4択のマークシートの学科と記述式の実地で、2級の学科は満17歳以上であれば受験可能です。
試験の難易度は普通レベルですが、電気主任技術者に次ぐ難しさです。合格すると特定建設業の監理技術者・専任技術者の認定が得られます。
電気系の仕事で役立つ資格4:電気通信主任技術者
電気通信主任技術者は、事業用電気通信設備の工事や維持、運用の監督を行う国家資格です。
伝送交換主任技術者と線路主任技術者の担当区分があります。基本的に事業場ごとに資格保有者が必要ですが、近接している地域では他の事業場の設備の監督兼任も可能です。

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難易度は高いですが、取得すると電気通信事業関係の就職に有利です。前提条件はなく、認定養成課程の修了による受験免除もあります。
電気系の仕事で役立つ資格5:電気通信の工事担任者
電気通信の工事担任者は電話やインターネットの回線工事などを行う国家資格です。
総合デジタルのAIと、デジタル伝送路のDDそれぞれ第1種から第3種と、AI・DD総合種の合計7種類です。試験は筆記のみで、情報通信ネットワークの知識や技術について出題されます。
学歴や実務経験は関係なく、1回で複数種の受験が可能です。電気主任技術者や実務経験者、認定学校修了者の科目免除制度があります。
電気系の仕事で役立つ資格6:技術士(電気・電子)
電気・電子部門の技術士は文部科学省認定の国家資格で、合格後は自治体や企業、自営でコンサルタント業務や技術指導などが可能です。
技術士は建設や上下水道、機械など20の専門分野があります。一次は大学の理系課程卒業程度の筆記、二次は専門分野の筆記と口頭試験です。一次合格後、一定期間の実務経験を経て二次を受験できます。
受験の前提条件はありませんが、幅広い科学技術の基礎知識と高い専門性が問われます。
技術士補
電気・電子の技術士補は、技術士取得に必要な前提条件です。
技術士補は、技術士と同じ一次を受験します。技術士試験の一次合格者は修習技術者となり、登録した人だけが技術士補として活動でき、技術士のもとで4年以上の実務経験を積んで、二次受験の資格を取得できます。受験に年齢や業務経験の制限は技術士同様ありません。
二次の技術部門は、保有する技術士補の資格と異なる部門に申し込み可能です。
電気系の仕事で役立つ資格7:消防設備士
消防設備士は、大規模集客施設の屋内消火設備や自動火災報知設備などの工事や点検、整備を行う国家資格です。
消防設備士は点検や整備だけの乙種、工事も可能な甲種、特殊消防用施設の工事や点検整備を担う甲種特類があります。甲種は第1類から第5類、乙種は第1類から第7類まで種類があり、実施できる作業が異なります。
乙種に前提条件はなく、甲種は乙種の保有や学歴などが条件です。
電気系の仕事で役立つ資格8:認定電気工事従事者
第二種電気工事士は一般家庭の工事しか施工できませんが、認定電気工事従事者を取得すると、ビルやマンションの照明やコンセント設置など簡単な工事ができます。
第二種取得及び電気主任技術者で3年以上の実務経験者、第一種電気工事士は、申請だけで取得できます。第二種取得後実務経験がない場合は、講習の受講が必要です。講習は座学だけで1日で終了します。第二種電気工事士の作業の幅が広がる資格です。
電気系の仕事で役立つ資格9:電気取扱者
電気取扱者は、工場や事業場の担当者が労働安全衛生法に基づく特別講習を受講して取得します。
電気取扱者は低圧と高圧・特別高圧があります。感電事故防止が目的で、低圧は一般従業員、高圧・特別高圧は受変電設備の保守管理者が対象です。電気系の資格の有無は問われません。
講習は2日間の座学と実技です。実技が低圧は講習会、高圧・特別高圧は自社で行う場合もあります。
電気系資格の勉強方法とポイント
電気系資格の勉強方法は独学で問題集を解く方法がおすすめです。
研修機関もありますが、時間の確保と費用も必要です。そこで、資格試験の過去問集を利用します。計算問題と文章問題に分けて取り組み、場合によっては解き方を暗記します。
社会人は、勉強時間の確保が課題です。毎日集中する時間を見つけ、コツコツと継続がポイントとなります。
電気系資格を取得して役立てよう
電気系の資格は法律で規定されているものが多く、実務経験を積みながらステップアップします。
難易度の高い試験もありますが、比較的簡単に取得できるものもあります。資格を取得すれば、業務の幅も広がります。受験費用もかかり、時間外の勉強は大変ですが、必ず自分に役立つちます。
企業が取得を働きかける資格はチャンスです。講習だけで取得できるものから取得して、スキルを高めましょう。
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