施工管理技術者も知っておきたい建設関連の資格:ダム水路主任技術者とは
ダム水路主任技術者は、水力発電所にある水力設備の工事や維持、運用に関する保安の監督を行える資格です。
安全の確保や電力の安定供給を図るためには欠かせないとされているので、施工管理技術者は知っておくと便利です。
本記事では施工管理技術者が知っておきたいダム水路主任技術者について紹介します。
ダム水路主任技術者とは
ダム水路主任技術者は、水力設備の工事や維持、運用に関わる監督が可能になる資格です。
空調給排水管理監督者の特徴
- ダム水路主任技術者の意義
ダムや導水路などの水力発電所の設備は、社会の重要なインフラ設備です。
安全の確保と安定供給を実現するためには、工事や維持、運用、保安検査などが必要です。
ダム水路主任技術者は、それらを監督するために欠かせない資格とされています。
- ダム水路主任技術者の業務内容
発電用の水路や設備などが適正に運用されているか、異常はないかなどを確認します。
異常があれば速やかに対処します。
電力会社、河川管理会社などへ就職することが多い資格です。
出典:経済産業省「ダム水路主任技術者」
ダム水路主任技術者になるには
ダム水路主任技術者には第1種と第2種の資格があり、それぞれ要件が異なります。
ここでは1種の資格要件について紹介します。
第1種
ダム水路主任技術者になるには、以下の学歴及び実務経験を満たしている必要があります。
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- 大学(土木工学)卒業後、ダムの工事や維持、運用に関する5(3)年以上の実務経験がある
- 大学卒業後、ダムの工事や維持、運用に関する9(3)年以上の実務経験がある
- 短大・高専(土木工学)卒業後、ダムの工事や維持、運用に関する6(4)年以上の実務経験がある
- 短大・高専卒業後、ダムの工事や維持、運用に関する10(5)年以上の実務経験がある
- 高等学校卒業後、ダムの工事や維持、運用に関する14(5)年以上の実務経験がある
- 中等学校卒業後、ダムの工事や維持、運用に関する20(10)年以上の実務経験がある
実務経験の中には、高さ15メートル以上の発電用ダムの工事や維持、運用に関わる実務経験を()の中の年数分含むことが条件です。
出典:経済産業省「ダム水路主任技術者」
水力設備の工事や維持・運用・保安の監督が行える資格
ダム水路主任技術者は、ダムや導水路など水力設備の工事や維持、運用、保安等の監督を行える資格です。
水力設備の安全の確保や安定供給のために必須の資格なので、施工管理技術者は覚えておくのがおすすめです。
またダム水路主任技術者や施工管理技術者や施工管理技士などに興味のある方は、「俺の夢」でご応募お待ちしております。
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