ペーパーレスの現場監督必須のアイテム、CADアプリのおすすめをご紹介
建設現場では現場監督の人が設計図を見ながら、作業の進捗状況を確認したり、作業員に指示を出したりします。
以前までは、紙の設計図を持ち歩いていましたが、最近ではiPadなどのタブレット端末で表示することが多いです。
その際にはCADアプリを使用しますが、ここでは現場監督の人におすすめのCADアプリを2つ紹介していきます。
AutoCAD
AutoCADは、パソコン用にCADソフトとして幅広く普及しています。
iOS版やAndroid版などもリリースされているので、パソコン用の方を使っている場合には、タブレット端末でもAutoCADを使うといいでしょう。
パソコン用の方と連携して使える機能が備わっています。
無料版と有料版があり、無料版の方だと機能が制限されていますが、データを閲覧するだけなら無料版でも間に合うでしょう。
計測ツールを使用したり、クラウドストレージに保存されているデータにアクセスしたりするのも無料版で行えます。
ただし、図面データを作成したり編集したりする場合には、有料版でしか行えません。
メモやコメントなどを書き込めるのも有料版だけの機能です。
また、AutoCADはAppleペンシルに対応しています。
建設現場で作業の状況を見て、メモしておきたいことなどがあれば、そのままメモできます。
手書きで図を書くときのような感覚で図面に書き加えることも可能です。
有料版でも料金はかなり安く、7日間だけ体験利用もできます。
CAD Pockets
CAD Pocketsは画面表示と操作方法がとても分かりやすいCADアプリです。
他のCADアプリやパソコン用のCADソフトと互換性も高く、どのCADアプリを使えばいいか迷ったら、このアプリを選ぶといいでしょう。
クラウドストレージにファイルを保存したり、保存されているデータを編集したりできます。
パソコンで作成してクラウドストレージに保存しておいたデータを、現場でタブレット端末を使用して扱えるので便利です。
データ内に使用されているテキストから、データを検索して探せる機能もあります。
作成や編集などができるファイル形式は、DWGとDXF、DWFです。
PDFやDWF、JPGなどの形式でファイルを書き出すこともできるので、メールに添付すればCADアプリを入れていない端末を使っている人にも、図面を見せられます。
クラウドストレージに保存してあるデータを扱えて便利
図面のデータをタブレット端末で3D表示するためには、CADアプリが必須です。
CADアプリによって機能や使いやすさに差がありますが、ここで紹介した2つが無難なところでしょう。
クラウドストレージに保存してあるデータを扱えるので、現場で使うのに便利です。
いずれもiPadとAndroidのどちらでも使えます。
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