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施工管理者が知るべき建具の世界:窓枠の種類と特徴

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公開日時 2023.05.26 最終更新日時 2023.05.26

窓枠は、住宅の景観や住環境などに大きな影響を及ぼす重要度が高い建具です。
透明度や形状だけでなく、頻繁に開け閉めする窓は実用性も考慮する必要があるでしょう。
ここでは、施行管理者が知っておきたい窓枠の種類と特徴について紹介していきます。

窓枠の種類一覧

種類が豊富な窓枠の中から、特に目にする機会が多い10種類を以下でまとめました。

窓枠の種類と特徴一覧

名称特徴
内開き・外開き窓(片開き窓)1枚で内側か外側のどちらか一方にのみ開く
両開き窓左右2枚に分かれていて、真ん中から開閉する
引き違い窓左右2枚に分かれていて引き戸のようにして開閉する
上げ下げ窓上下2枚に分かれていて縦方向にスライドさせて開閉する
すべり出し窓窓を回転させて開閉する
横すべり窓・縦すべり窓
倒し窓下部が固定されていて、上の方を倒すと開く
突き出し窓上部が固定されていて、下の方を突き出すと開く
ルーバー窓羽状になっていてハンドル操作で開閉する
天窓天井に取り付ける採光用の窓
出窓壁から突き出ている窓

窓枠の特徴

窓枠の特徴

日本国内の住宅でよく採用されるのは、2枚以上のガラス戸を左右にスライドさせる「引き違い窓」です。
海外では一般的な両開き窓や上げ下げ窓と比べると、窓台のスペースを広く確保できるで、デコレーションしやすいのが特長です。

片開き窓は外観のデザイン性が高く、リフォームやリノベーションをする際に人気が高い窓枠です。
気密性が高く、防犯にも優れた特長を持ちます。

上げ下げ窓は開け閉めに少し労力が必要な反面、防犯性に優れており、1階に取り付けるのに適した窓枠です。
すべり出し窓のうち、横すべり窓はあまり風通しがよくありませんが、雨の吹き込みも防ぎやすい構造になっています。
逆に縦すべり窓は、風通しがよく、雨なども吹き込みやすいです。

施工管理の仕事に就けば取り扱う機会があるかも

窓枠は種類が非常に豊富で、それぞれメリットもあればデメリットもあります。
一般の住宅ではあまり見かけないタイプの窓枠も多いですが、施工管理の仕事をしていれば、取り扱う機会もあるかもしれません。
施工管理の仕事に興味がある人は、ぜひ主な窓枠の種類と特徴について知っておいてください。

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