要チェック!基礎工事が正しく行われているかチェックするポイント3選!
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基礎工事を正しく行わないと、その後でどんなに良い仕事をしても、せっかく建てた建設物に致命的な不具合が起こる可能性があります。
基礎工事のチェックは現場監督にとって非常に大切なものです。
本記事では、基礎工事のときにチェックすべきポイントを3つ説明していきます。
正しい例と悪い例をそれぞれ記載しますので、基礎工事のときの参考にしてください。
正しい例
主なチェックポイントは「基礎のサイズ」「コンクリートの質」「鉄筋やアンカーボルトの位置」です。
どうなっていると正しいのか列挙していきます。
鉄筋やアンカーボルトの位置
鉄筋の周りには4.5cm以上コンクリートがないといけません。
型枠から4.5cm以上鉄筋が離れていることを確認してください。
また、鉄筋と鉄筋の間隔は建築基準法で30cm以内と決められているので、これに従いましょう。
なお、アンカーボルトの間隔は2.7m以内と定められています。
アンカーボルトについては、基礎の中央に垂直に設置されているかも確認してください。
基礎のサイズ
基礎のサイズは建築基準法に規定があります。
- 幅:12cm以上
- 高さ:30cm以上
- 深さ:24cm以上
また、基礎の内側の高さは外側の高さより5cm低くする必要があります。
コンクリートの質
ヒビ割れやジャンカがないかチェックしてください。
ジャンカとはコンクリートの表面に浮いた豆状の塊のことで、これがあると見映えが悪いだけでなくコンクリートの強度が弱くなってしまいます。
悪い例
正しい例がわかったところで、悪い例を見ていきましょう。
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鉄筋やアンカーボルトの位置
コンクリートを流し込む型枠に鉄筋が4cm以上接近している場合は、悪い例です。
鉄筋と鉄筋の間隔は30cm以上離れている場合もアウトなので、設置するときに気をつけてください。
アンカーボルトの間隔は2.7m以内である必要がありますが、できれば1.5m以内が理想です。
また、コンクリートを打ってからアンカーボルトが垂直でないと気づき、無理やり曲げて垂直にするのも悪い仕事のやり方です。
基礎のサイズ
良い例で紹介した基礎のサイズを守ってください。
足りない場合は建築基準法違反なので、大きな責任を問われます。
一箇所で測定してOKとするのではなく、しっかりと全箇所で規定のサイズを満たしているかも確認しましょう。
コンクリートの質
ヒビ割れやジャンカがあったら修正する必要があります。
たまにジャンカの上からモルタルなどを塗って見えなくしてしまう業者がいるようですが、そういったその場しのぎの対応をすると後で建物が傾く可能性すらあるので、コンクリートを打ち直すべきです。
基礎工事はチェックが大切!
基礎工事は鉄筋の配筋時、アンカーボルトの設置時、型枠の設置時、コンクリートの打設時など、チェックのタイミングが数多くあります。
どこかを疎かにすると全て台無しになるので、気を引き締めて確認してください。
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