現場監督なら知っておくべき!ISO ISO9000ファミリー規格について

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商品やサービスの品質は企業にとってかなり重要です。
売上が伸びるかどうかは、提供している商品やサービスの品質にかかっていると言っても過言ではないでしょう。
品質を向上させることで、企業の価値も上がります。
では、品質の統一された規格であるISO9000ファミリー規格について見ていきましょう。
ISO9000ファミリー規格が誕生した経緯
ISOで品質に関する規格が初めて制定されたのは、ISO8402:1986の「品質-用語」です。
その後、9000番台のISO規格が次々と制定されました。
2000年には、品質マネジメントシステムに関するISOが大幅に改定されて、最初に制定されたISO8402とISO900-1が統合されてISO9000になりました。
主に品質マネジメントシステムの基本的なことに関する規定と用語に関する規定を盛り込んでいます。
またISO9002と9003は9001に統合されています。
統合以前までは、関連規格や指針、技術レポートなどが乱立していましたが、これらの統合により整理されました。
現在ではISO9001に関連する規格をISO9000ファミリー規格と呼びますが、コア規格と支援規格に分けることができます。
このうち、コア規格は4つのみで、ISO9000ファミリー規格の中でも中核的な役割を果たすものです。
支援規格は、かなり多くの種類があり、ビジネスの状況などによって合ったものを活用します。

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建設業で認証を受けている企業が多い

ISO9000ファミリー規格は、もともと製造業向けとして考案された規格です。
しかし、国内企業でISO9001の認証を受けている企業は、製造業が3分の1程度の大きな割合を占めます。
これには、国土交通省が発注する工事が大きく関係しています。
国土交通省が工事を発注する工事を受注したい企業は、入札に参加するでしょう。
国土交通省はISO9001の認証取得を経営事項審査の加点対象にしています。
つまり、ISO9001の認証を取得していれば、工事を受注しやすくなるというわけです。
また、一部の工事に関しては、ISO9001の認証を必須条件としています。
建設会社にとって、国土交通省が発注する工事を受注できるかどうかは、かなり重要度が高いです。
そのため、多くの建設会社がISO9001の認証を取得しました。
しかし、認証を取得していても実際にあまり活かせていない企業も少なくありません。
今後はISO9000ファミリー規格を活かし、品質向上に努めることが建設業全体に求められるでしょう。
ISO9001の認証を取得したらそれを活かす取り組みを実行しよう
品質マネジメントシステムを向上させることは、企業の信頼性を高め、顧客の利益にも繋がるでしょう。
そのため、建設業でもISO9001の認証を取得することが求められています。
しかし、入札のためだけに認証を取得し、十分に活かせていない企業も多いです。
認証を取得したら、それを活かしてこそ本当に信頼できる企業だと言えるでしょう。
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