工事開始前に覚えておくべき!建具の破損しやすい箇所と工事時の注意点:折れ戸

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二枚に折れて開くタイプの扉を「折れ戸」といいます。折り戸には「収納折れ戸」「間仕切折れ戸」「引込折れ戸」「軸吊式折れ戸」「アウトセット折れ戸」などさまざまなタイプがあります。
折れ戸は可動部の金具が壊れやすく、扉自体も傷がつきやすいため、施工は注意深く行う必要があります。
折れ戸の破損箇所
折れ戸は浴室や部屋の間仕切り、クローゼット、壁面収納などの場所に設置され、省スペースを実現する扉として人気があります。
また扉を広く開くことが可能なため、収納されている物や衣類を整理しやすいという特長もあり、さまざまな建物に導入されている建具です。
間仕切り戸としての折れ戸を使用すると、フルオープンにした場合、開放的な空間を実現できます。一方で開き戸や引き戸に比べると動きに複雑さがあり、特に金具に負担が出やすく、壊れやすい傾向にあります。
施工に関しても同様に、金具部には特に注意が必要です。
折れ戸のトラブルとなりやすい、破損しやすい箇所は以下の通りです。
金属製の折れ戸のトラブル
金属製はマンションに用いられることが多くあります。比較的軽量で単純な構造となっているため、壊れにくいという特徴があります。
しかし、薄い鉄の板でできているため、重たい荷物を重ねるなどして力が加わると変形しまう可能性があります。
木製の折れ戸
木製の折れ戸の場合、金物部分の取り扱いに注意しましょう。新築における施工の場合は問題ありませんが、リフォームの場合は金具のメーカーが不明だったり、廃盤になっているケースもあります。

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折れ戸を扱う上での注意点

折れ戸を扱う際の注意点は、以下の通りです。
折れ戸がピボットに確実に収まっていることを確認する
折れ戸がピボットから外れていると、怪我をする恐れがあるので必ず適切に装着されているか確認しましょう。
作業中は折れ戸を支える
折れ戸の破損や作業者の怪我を防ぐために、作業は必ず折れ戸を支えて行ないましょう。
二人で作業を行うこと
折れ戸は重量があるため、折れ戸本体の転倒により思わぬ怪我や事故につながる恐れがあります。
折れ戸施工時は慎重
折れ戸は非常に人気のある設備ですから、作業を行う機会も比較的多い建具といえるでしょう。
重量がある建具ですので、少しの油断で建物の破損や怪我、事故につながる可能性があります。
作業人数を確保し、しっかりと周りを養生してから作業を進めましょう。
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