【施工管理技士が知っておくべき道具の知識】建設現場の防塵マスクの意義

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現場によっては作業員の安全を確保するために防塵マスクをすることも多いです。
防塵マスクは、厚生労働省などが定める国家検定に合格したマスクのことを指します。
これは有害な物質を体内に吸入しないために必要なものです。
本記事ではそんな防塵マスクの意義や種類について紹介します。
防塵マスクの意義
防塵マスクは、現場などで発生する粉塵などの粒子状物質の吸入を防ぐ保護具です。
国家検定に合格したものを使用しなくてはいけません。
防塵マスクを着用する意義は主に以下のようなものが考えられます。
防塵マスクの意義一覧
・粒子状物質を体内に吸入しないようにする
現場での作業中は、粉塵やヒューム、ミストなどが発生する場合もあります。
それらの粒子状物質を作業員が吸入しないためにも必要です。
・着用が義務付けられている作業もある
アーク溶接など、作業によっては粉塵マスクの着用が義務付けられています。
粉塵マスクが無いと、作業員がケガをしたり、病気になったりする可能性があります。
粉塵マスクは作業員の安全を確保するために必要なものです。
作業内容によっては必須の場合もあるので、管理者は必ず確認しましょう。
防塵マスクの種類

防塵マスクは形状によって使い捨て式と取替式の2種類に分けられます。

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使い捨て式
都度使い捨てるタイプのマスクです。
呼吸が楽で軽量などが特徴です。
使用限度時間がそれぞれ異なるので、最初に確認する必要があります。
取替式
面体は繰り返し使用します。
息苦しくなったらろ過材を交換します。
顔の大きさに合わせて面体を選べます。
作業内容によって使用区分がある
さらに粒子捕集効率によって3段階に分類されます。
高いものが区分3、低いものが区分1となり、全部で12種類に分かれます。
そして作業内容によって粉塵マスクの使用区分が以下のように分けられています。
RS3・RL3
- 放射性物質がこぼれたなど、汚染の恐れがある区域内の作業
- ダイオキシン類などばく露の恐れがある作業
- 上記作業に準ずる作業
DS2・DL2・RS2・RL2
- 金属ヒュームなどが発散する場所での作業
- 管理濃度が0.1mg/m3以下の粉塵などを発散する場所での作業
- 上記作業に準ずる作業
DS1・DL1・RS1・RL1
- 上記以外の一般的な粉塵作業
作業内容によって使用するマスクが異なる
作業の内容により、適正な粉塵マスクの種類が異なります。
施工管理技士は必ず作業レベルに準じた粉塵マスクを着用させるようにしましょう。
また適正に使用するためにも、間違った着用をしていないかなどの点検も必要です。
作業員の安全を守るためにも、しっかり点検と指示を行いましょう。
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