建設・工事施工現場で使われる工具の世界:内装工事
内装工事で使用される工具の名称は、近年のDIYブームなどによって耳にすることが多いのが特徴です。
ベーシックなものだからこそ、質が良く、自分の手にしっくりくるものを選びましょう。
施工管理者は作業をすることはありませんが、作業者の工具を厳選をすすめることで、作業効率アップにつなげられます。
内装工事で使われる工具の種類
天井や室内、床などの内装工事で使用する工具のうち、基本的なものを見ていきましょう。
どの工具もそれぞれ種類がたくさんありますので、用途に応じた工具を選び、より美しい仕上がりを目指しましょう。
内装工事で使われる工具の種類一覧
・ドライバー
ネジやビスを締める時や、緩める際に用います。
ネジのサイズに合わせて、ドライバーのサイズは数種類必要となります。
・ハンマー
釘を打つ時、釘を抜く時、それぞれに用います。
用途に応じて、サイズの大・小を選んで使用します。
・メジャー
長さを計測するものです。コンベックスや巻き尺とも呼ばれます。
計るものによって、引っ掛けて使用する場合と、押し当てて使用する場合があります。
・長尺定規
長さを測るほか、線を引く、直線を切る際にも使用します。
現場でカッターを使用することもあるため、金属製のものが人気です。
・カッター
壁紙や網戸、ベニヤ板、クッションフロア、障子やふすまを切る際に使用します。
・鋸(のこぎり)
おもに、木材や金属を切断するために用いられる工具。
鋸は一般的に木工用を意味し、金属用の鋸は金鋸(かなのこ)と呼ばれます。
ほかに、プラスチック用の鋸もあります。
・キリ
キリは、手を使用して穴を開けるために用いる工具。
釘を打ちこむ場合やネジを入れる際に、あらかじめ穴を開けておくために使用します。
おもに、やわらかい素材に使用します。
・モンキーレンチ
ナットを緩める、締めるなどの作業で使用します。
さまざまなサイズのナットに対応できるよう、ネジで口の開きを調整できるようになっています。
・ニッパー
ニッパーは針金などの金属線電線やプラスチック素材など、硬いものを切断する場合に使います。
・電動ドリル
「穴あけ」を主な目的とする電動工具です。先端パーツを差し替えることで、ドリルにもドライバーになるものもあります。
最終仕上げのひとつである内装工事を充実の工具で納得の仕上がりに
このほかにも、カーペットや壁紙を圧着させるためのローラーや、クロスのしわ伸ばし、空気抜きにあると便利なブラシ、天井部材を支える際に使用するサポートリフターなどがあります。
こういった複数の工具を収納し、腰回りに身につける腰袋は便利で必須のアイテムといえるでしょう。
関連記事:
【内装施工管理技士が覚えたい壁紙工事の工法】クロス工事
【内装施工管理技士が覚えたい壁紙工事の工法】貼り替え工事
住宅リフォームにおける現場管理のコツ
当サイトの記事は基本的には信頼性に足る情報源(公共機関や企業サイト、または専門家によるもの等)をもとに執筆しており、情報の正確性・信頼性・安全性の担保に努めていますが、記事によっては最新の情報でない場合や情報の出典元表記や正確性が充分でない場合があります。予めご了承ください。
おすすめ求人
編集部
建設業界の人材採用・転職サービスを提供する株式会社夢真の編集部です。
建設技術者派遣事業歴は30年以上、当社運営のする求人サイト「施工管理求人サーチ」の求人数は約6,000件!
このコラムでは上記の実績と知見を活かし、建設業界で働く方の転職に役立つ情報を配信しています。
株式会社夢真 コーポレートサイト