発破!建設工事の現場監督なら知っておきたい火薬の種類と使い道について
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建設現場の現場監督として、理解しておきたい爆破解体について説明していきます。
また爆薬、火薬の種類や用途についての詳細も掲載しています。
爆破解体を初めて聞いた人でも役立つページとなっています。
火薬と爆薬は違う?その種類とは?
火薬と爆薬は火薬類取締法によってその違いが規定されており、火薬は、銃弾を発射させるための役割や、ロケットのような飛翔体を飛ばす・推進の役割がありますが、爆薬の場合は破壊的爆発を目的としています。
・火薬の種類
黒色火薬は、硝酸カリウム、硫黄、木炭を混ぜたもので、最も歴史の古い火薬とされており、現在では主に花火で使用されています。
無縁火薬は、多くの煙を発生させる黒色火薬とは違い、発煙が極めて少ない火薬です。
戦場では、自分の居場所を知られにくいとして、銃弾の火薬として多用された例もあります。
ダイナマイトは、ノーベルが発明した爆薬でニトログリセリンを主な材料としています。
発明した当時は、他の爆薬と比べ、劣化しにくい、多少の衝撃では反応しないなど、安全面に優れていました。
TNTは、2,4,6-トリニトロトルエンの略称。
衝撃や熱に対しては鈍感で爆発しにくく、毒性も少ないことから爆薬としても広く使用されています。
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建設現場における爆薬の使用事例
解体現場で使われる主な爆薬はダイナマイトです。
爆破解体は、短時間で大型の建造物(高層ビル、マンション、工場)を解体できるというメリットがありますが、爆破する際に大きな騒音が発生したり、破片が飛び散る、噴煙が周辺へ広がるなどのデメリットもあります。
実際に爆破する際には、対象の建造物が爆破後に周辺に散らばらないように、綿密な計画のもとに行われます。
日本における爆破解体の事例は少なく、大規模なものとしては、1992年に滋賀県の琵琶湖付近に建てられていたビルの解体があります。
その他には、橋梁の解体で数年に何回か行われる程度です。
いずれにしても国土の狭い日本では、周辺環境への配慮などで、爆破解体が行われることは極めて少ないといえます。
日本では爆破解体はまれなケース
爆薬は主に軍用に使用されるケースが多いですが、解体現場でも使用され、海外では爆破解体がよく行われています。
現在の日本では、爆破解体が行われる現場は少ないため、それほど詳しく知る必要はありませんが、一つの知識として覚えておくと良いでしょう。
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