職長とは?役割やなり方、職務を紹介!
職長とは、現場で指揮監督をする人物のことです。
単に作業を効率的に進めるだけでなく、作業員の安全の確保において重要な役割を持ちます。
本記事では施工管理技術者も知っておくと便利な職長の役割について紹介します。
目次
職長とは?何をする人なのか

職長とは、現場で作業員に直接指導や監督をする人物のことを指します。
建設現場では人や機械などが常に動いているため、危険が伴います。
そのため、現場全体の状況を監視・監督する立場の人間が必要で、各現場に一人は配置されます。
また職長は事業者と作業者をつなぐ立場の人間でもあります。
職長のなり方
職長になるには、職長教育の受講が必要です。
教育後、職長教育修了証を交付されていることが条件です。
一定の業種では、安全衛生法などにより所定の安全衛生に関する教育(職長教育)が義務付けられています。
さらに建築現場では職長と安全衛生責任者を兼務することも多いです。
このため、「職長・安全衛生責任者教育(14時間)」の実施が厚生労働省から通達されています。
職長の職務
職長はまず自身の部下の安全を確保することが大切です。
さらに現場の品質や人間関係などさまざまなことを管理します。
具体的には以下のよう役割があります。
・正しい作業手順を定める
作業員が安全で効率の良い作業ができるような手順を定めます。
また定期的に見直しを行います。
・作業方法の改善を行う
問題意識を常に持ち、問題を見つけたら迅速に修繕に取り組みます。

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・作業員を適正に配置する
作業の条件や内容を鑑みて、部下の能力、知識、経験、資格などが十分に活かせる場所に配置します。
最も作業が順調に進むような割り当てを行うことが大切です。
・作業員に対して教育指導を行う
安全かつ正しい作業を行うように、必要な知識と技能を身に付けさせます。
またやる気を出させるような指導も行います。
・作業員に対して監督や指示を行う
作業開始を指示します。
また作業中は指示通りに作業を行っているか監視を行い、不安全な行動をしていた場合はすぐに指導します。
・危険性や有害性の調査
事前に作業方法や機械設備などを確認し、危険性や有害性がないかを調査します。
調査結果に基づいて改善措置などを行い、作業計画や手順を決定します。
・環境の改善や保持
4Sを心がけ、快適な環境で作業が行えるようにします。
さらに作業員の健康管理や職業性疾病対策などを行います。
・安全衛生点検を行う
機械設備や環境などを定期的に点検することで、異常な状態があれば早期に発見できます。
作業員の安全を確保するために必要
職長は作業員を直接指導する立場の人間を指します。
作業員の安全確保や円滑な現場運用のためにさまざまな職務をこなします。
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