【建設業法で定義される用語の工事の種類③】大工工事
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大工工事とは建設業法の種類の一種で、木材の加工を主に行う工事です。
建設業法で分類されている27の専門工事の一つです。
具体的にはどんな工事のことを指すのでしょうか。
大工工事の内容や注意点などについてご紹介します。
大工工事とはどんな工事?
大工工事とは、木材の加工や取り付けにより工作物を作る、または工作物に木製の設備を取り付ける工事を指す建設用語です。
基本的に木工事として扱うものは大工工事に分類されます。
具体的には大工工事・型枠工事・造作工事・木製手すり取り付け工事などが挙げられます。
たとえば柱や梁などを補強する工事、界壁工事なども大工工事です。
型枠工事は、コンクリートを流し込む木製の型枠を作ります。
ただしコンクリートを流し込んだり、型枠を解体したりする仕事はとび・木工・コンクリート工事に分類されます。
型枠が金属製の場合は、鋼構造物工事業に分類される場合もありますので確認が必要です。
造作工事は、建物内部の仕上げ工事を行います。
天井・床板・棚・階段・建具などを取り付けます。
大工工事の許可を得る場合は、1級建築施工管理技士、1級建築士。技能検定の『1級建築大工』などの有資格者がいる必要があります。
これらの資格者は、大工工事業の専任技術者になることができます。
また10年以上の実務経験を持っている方がいれば、資格の代わりとなり、大工工事の許可取得が可能です。
この年数は学齢によって短縮される場合もあります。
高校卒であれば5年、大学卒であれば3年実務経験でOKとされています。
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大工工事の注意点
大工工事の内容はリフォーム工事と似ているので、大工工事の許可を得ていれば、リフォームも行えるのではないかと思いがちです。
しかしリフォームなどの増築や改築を行う場合は、建築一式工事に分類されることが多いです。
さらに床仕上げ工事やふすま工事、防音工事などを行う場合は内装仕上げ工事の許可がいります。
そのためリフォーム工事を行う場合は大工工事以外の建設許可が必要なことを覚えておきましょう。
ただし1件の請負金額が500万円未満の場合は、建設業の許可を得なくても工事が可能です。
しかし許可を得ていることで、自社に社会的信用が増します。
そのため顧客から選ばれやすくなりますので、許可はできるだけ取るようにしましょう。
大工工事は木材を取り扱う工事
大工工事は、建築業において木材の加工や取り付け工事のことを指します。
木を扱う工事は大工工事に分類されることが多いです。
しかしリフォーム工事を行う場合は、内装工事の許可も必要な場合がありますので確認しましょう。
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