現場監督の必需品!手帳の効果的な使い方まとめ
現場監督にとって、手帳は「秘書」であると同時に「アドバイザー」でもあり、まさに「第2の脳」といえます。
つまり、手帳のおかげで現場監督たちは複数の業務を正確に遂行でき、納期を守ることができ、安全を確保できているのです。
そこで今回は、現場監督が持っておきたい手帳と、その手帳の効果的な使い方を紹介します。
日付が入っているだけの超シンプル手帳がよい
現場監督は納期が命です。自分の仕事の納期はもちろんのこと、作業の納期、建材の搬入納期、リース機器の納期、工程の日程などを把握していなければ、工事を仕切ることはできません。
したがって現場監督には、1年分の日付が入っている手帳をおすすめします。手帳の記入欄は「月別カレンダー」と「週別カレンダー」が合体したタイプが便利です。「来月すること」と「明日することと来週すること」を書き分けることで、大きな流れと急な流れを把握することができます。
そして、現場監督の手帳は「現場で一瞬確認するだけのもの」と考え、できるだけシンプルな構成のものを選びましょう。
<月別カレンダーのレイアウト>
1ページ 1月1日 ~31日 | 2ページ 2月1日 ~28日 | 3ページ 3月1日 ~31日 | 4ページ 4月1日 ~30日 |
<週別カレンダーのレイアウト>
1ページ 1月1日(月) ~7日(日) | 2ページ 1月8日(月) ~14日(日) | 3ページ 1月15日(月) ~21日(日) | 4ページ 1月22日(月) ~28日(日) |
小さい手帳がよい
現場監督の手帳の大きさは、胸ポケットかズボンのポケットに入るコンパクトなものが良いでしょう。手帳がポケットに入らないと、現場に持ち込んだときに1本の手がふさがってしまい危険だからです。
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3種の多機能ボールペンを賢く使う
手帳は極力シンプルにしつつも、補助用具はしっかり揃えましょう。
黒ボールペンと赤ボールペンとシャープペンが1本になった3種類の多機能ボールペンを使いましょう。現場ではシャープペンや鉛筆でなければ書き込めない場所があるので、シャープペン入りの多機能ボールペンがおすすめです。
手帳には原則黒ボールペンで記入していきますが、赤が1色加わるだけで表現のバリエーションが拡大します。
スマホまたはタブレットを賢く使う
また、スケジュール管理を行う際は手帳だけでなく、スマホまたはタブレットのメモ帳機能も活用すると良いでしょう。同じ内容を手帳とスマホに記入することは「二度手間」ではなく「ダブルチェック」と考えてください。
現場で手帳に書いたことを事務所に置いておいたスマホに記載したり、スマホに書いておいた注意事項を手帳に書き写したりすることで、よりしっかりと記憶に刻まれます。
また、スマホやタブレットのメモ帳機能はメールのやりとりを転記(コピペ)できるので便利です。
さらにスマホやタブレットは、ネットで最新情報を入手するのに役立ちます。
まとめ
工事現場は、手作業でなければできない仕事がまだ多く存在する一方で、最新技術も導入されつつあります。
現場監督が使用するアイテムも、日付だけの小型の超シンプル手帳ではローテクなので、より効率化を図るためにもスマホやタブレットを併用していったほうが良いでしょう。
アナログとデジタルの両方を駆使して、しっかりと現場をコントロールしてください。
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