【現場監督必見】建設現場で使われる車とは?車の種類と使用用途について
建設現場ではたくさんの工事車両が行きかっています。中には見慣れない車両もあり、どんな工事工程の遂行のために現場入りしているのか疑問に思うケースもあるのではないでしょうか。ここでは建設現場で働く車の種類と使用用途についてまとめました。
ダンプトラック(ダンプカー)
建設現場では欠かせない車です。ダンプ部分に土砂やがれき、建設資材を乗せることができます。工事現場や業務などで土砂を運搬するダンプカーは「土砂等を運搬する大型自動車による交通事故の防止等に関する特別措置法」に基づいた、国交省への使用届け出が義務付けられています。ダンプカーに指定された表示番号が記載されていなければ、工事現場での業務ができないので注意が必要です。
ユニック車
4tトラックなどに後付けされたクレーン車です。「車両積載型トラッククレーン」というのが正式名称です。資材のつり上げや積み荷など、小さめの資材などを運搬する際に使用します。住宅建設などの現場でもポピュラーな車です。
ミキサー車
生コンクリートを積載・運搬する車です。水分の蒸発とともにコンクリートは固まりますのでタンク部分を回転させ水分の蒸発を防ぎながら運搬します。基礎工事現場やコンクリート吹付が必要な現場などで活躍します。
油圧ショベル
建設重機の中でもポピュラーなものです。アームの先に油圧で動くバケットがついており、穴を掘る・がれきをダンプに積載するというように汎用的に使われます。
バケット(ショベル)やアームは付け替え可能です。アタッチメントを変えることで、すくう・つかむなどの動きも可能となります。
大型バン(ハイエースなど)・ライトバン(エブリーなど)
建設現場の中で大型車両に交じって行きかっているのがワゴンやバンタイプの車両ではないでしょうか。
現場事務所から工事現場まで距離がある場合や、現場作業員の移動の効率化を図るために車を利用することがあります。また、作業に必要な道具や私物を一時的に保管できるメリットのほか、休憩・着替えなどの用途でも使えます。
まとめ
ここで紹介した車両のほかにも、現場の規模や用途に応じた車両はたくさん存在します。
現場監督にとって保安の兼ね合いもあるため、車両の把握が欠かせない部分もあるでしょう。車の用途なども覚えて、現場の「イマ」に強い現場監督になりましょう。
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