【施工管理技士が知っておきたい設備工事の種類】構内電気設備工事
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今回は、構内電気設備工事について解説します。
建物を建てる際に欠かせない電気設備に関する工事ですので、施工管理技士の皆さんも正しい知識を身につけておくようにしましょう。
目次
構内電気設備工事とは
「構内電気設備」とは、構内電気設備の設置や設備への配線、点検などを行う工事のことを指します。
ここでいう「電気設備」とは、電気を作ったり、送ったり、受け取ったり、使ったりという作業を行う設備です。
電気設備は、大きく次の3タイプに分けられます。
①発電設備
電気を作るための設備。火力発電や風力発電、水力発電などの発電設備がこれに当たります。
②送配電設備
発電設備で作られた電気を送るための設備です。電線がこれに当たります。
③構内電気設備
送られてきた電気を利用するための設備です。これに分類される設備については、次の章で詳しく紹介します。構内電気設備工事で対象とするのは、この電気設備です。
構内電気設備の種類
ここでは、「構内電気設備」に分類される設備の種類を確認していきましょう。
- 幹線
- 動力設備
- 電灯
- コンセント設備
- 電話設備
- 放送設備
- テレビ共同受信設備
- 防災設備
- 自動火災報知設備
- 誘導等設備
- 非常用照明装置
以上が主な構内電気設備です。
続いて、それぞれ工事ではどのような作業が求められるのかみていきましょう。
構内電気設備の種類と特徴
幹線
電灯分電盤や動力盤を設置する工事と受変電設備などから配線を行う工事で取り扱います。
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動力設備
動力盤からの配線を行います。
電灯
照明器具に配線する工事で取り扱います。スイッチの設置も含まれます。
コンセント設備
コンセントの設置を行います。
電話設備
電話線を引き込んだり、電話機を設置したりする工事を行います。
放送設備
建物内へ放送するための設備を指します。放送を行うための設備を設置します。また、非常用放送の用途で用いられる場合もあります。
テレビ共同受信設備
テレビを受信するための設備を設置したり、配線したりする工事を行います。以前はアナログ波でしたが、現在は地上デジタルに移行しています。
防災設備
様々な災害への備えとなる設備を設置したり、その設備への配線を行ったりします。
自動火災報知設備
火災発生時への備えとして、熱や煙を検知する設備や放置設備を設置します。
誘導等設備
火災や地震などの災害発生時への備えとして、誘導灯などを設置します。また配線や点検も求められます。
非常用照明装置
停電の際にも建物内を照らすための設備を設置したり、配線したりします。火災や地震などへの備えとして機能します。
構内電気設備とは何なのか正しく理解しよう
今回は、構内電気設備工事とどういった設備が構内電気設備に分類されるのかを解説しました。
電気を扱う設備はどんな建造物にも欠かせない要素です。
施工管理技士の皆さんも、この工事について正しく理解しておくようにしましょう。
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