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施工管理で必要な施工計画書とは?その他書類や作成ポイント6つも解説

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公開日時 2023.03.07 最終更新日時 2023.03.07

こちらの記事では、施工管理で必要な施工計画書についてご紹介いたします。


 

施工管理で必要な施工計画書とは


建設工事を行う時に必要となる施工計画書は、建設工事現場や土木工事現場などの作業を安全に効率よく進めるために必要な計画書類のことです。施工前に現場の施主や監督者に提出して承認を得てから施工を始めることが一般的です。

施工計画書に記載する内容は、工事の概要を始めとして計画工程表や現場組織票、指定機械や主要資材の納入計画書、施工管理、安全管理などです。設計図書に合わせて契約内容に沿った内容で作成します。

施工計画書を作る目的

建設工事や土木工事、電気設備工事などの現場では、工事を請け負う施工業者は工事着手前に作業の手順や工法について記載された施工契約書類を現場監督員に提出しなければいけません。事前に工事の施工方法を詳細に示すことが要求されるからです。

目的の工事を完成させるために必要な予算や工程、施工管理の内容を考えなければならず、作成した施工計画書は役所から承認を受けるまでは施工を始めることができません。

計画通りに工事を始めて適切な施工管理を行ない問題なく工事を終えるためには、施工計画書を早めに作成する準備をしておくことが望ましいと言えます。短くても3週間、長くても1ヶ月程度で作成するように計画しましょう。

施工計画書において重要度の高い項目


工事を行う時に重要な施工計画書を作成する際、どのような項目を盛り込んで作れば正しく施工管理ができるのでしょうか。ここでは施工計画書において重要度が高い項目について、代表的な4項目についてピックアップして解説します。

施工計画書の形式や様式は企業ごとに違っていますが、確実に必要となる共通項目が存在します。施工計画書を作成する際に網羅しておくべき内容を十分に理解してから作成するようにしましょう。

ここで説明する4項目は、設計書通りの資材を使用して適切な施工管理を行ない最後まで安全に工事を進めるために常に神経を使うべき内容ばかりです。

計画工程表

各工程に関して、開始と完了予定日が分かるようにバーチャート形式で記載します。気候による影響を反映した計画にしなければなりません。また、契約書に添付する工程表と整合する内容を記載する必要があります。

主要資材

工事で使用する資材に関して記載する項目です。搬入時期の記載欄がありますが、その資材を使用する工程の開始日は、搬入時期の後でなければなりません。計画工程表と整合しているか確認しましょう。

安全管理

安全管理組織図と安全管理の活動方針を表にして記載する項目です。万一、事故が発生して被災した場合に、家族へ連絡できるように連絡先なども記載します。

交通管理

工事によっては公道の一部を通行止めにしたり、迂回路を設けたりすることがあり、その箇所を記載する項目です。交通整理員の配置箇所も記載するので、あらかじめ確認しておく必要があります。

施工計画書作成前のポイント6つ

施工計画書作成前のポイント6つ


正しく工事を行い設計通りに完成させるために重要な施工計画書に盛り込むべき項目について説明しましたが、ここでは施工計画書を作成する際のポイントについて6つに絞って解説します。

質が高い施工計画書を作成するためには以下で説明するポイントを踏まえて丁寧に準備を行って、内容を十分に理解した上で施工計画書を作成することをおすすめします。現場監理者は工事全体の流れをしっかりと把握した上で、工事がスムーズに進むように計画を立てます。

各作業が無駄な時間を置かず順序良く進む工程が最適な計画で、作業員がストレスなく無理をしないで集中して作業できるように施工管理を行ないます。6つのポイントをよく理解しておきましょう。

1:施工計画の流れを把握する

施工計画書作成のポイントとして1つ目は、施工計画の流れをしっかりと把握してから始めることです。設計図書の意図に基づいて各工事の工法や安全性、品質の確保、施工管理、工期、経済性などを検討した上で施工計画書を作成しなければ正確な書類になりません。

工事の一連の流れから使用機械、主要資材についても把握してスムーズに工程が進み安全に完成に至るための綿密な計画を立てましょう。例えばコンクリート工事なら配合条件や打設計画、プラントの場所の決定などの条件を加えることが必要になります。

建築工事であれば鉄筋工事や内装工事などの工種別に施工計画書を作成して、施主の承認を得ることを要求される場合もあります。

2:5W1Hを考えて作成する

施工計画書作成のポイントとして2つ目は、全てにおいて5W1Hを考えて作成することです。施工計画書で大切なことは誰が見ても分かりやすく、明確で間違いが起こりにくい内容で書類を作成することです。

全ての作業工程において誰が、いつ、どこで、何を、何故、どのようにという5W1Hの項目を意識して明確に計画を練ることです。全ての工事関係者が工事内容を明確にイメージできるように、5W1Hは常に意識してください。

どの現場担当者・作業員が、どのタイミング・日時で、工事現場内のどの場所で、どのような作業を。どのような理由で、何を使用して作業するのか、とそれぞれ細かく具体的に記載することがとても重要です。

3:要点を明確にして手戻りを防ぐ

施工計画書作成のポイントとして3つ目は、要点を明確にして手戻りを防ぐことです。施工計画書が分かり難く複雑になると、手戻りを起こして工事が中断してしまうケースがあるため注意が必要です。

施工方法や必要事項の記載が不明確だったり、記載内容の意図や効果が判断できなかったりなど、読み手によって解釈が分かれる書き方は手戻りにつながります。工事に合わせて監督者と十分協議して実施項目の要点を明確にした書類に仕上げます。

例えば鉄骨のボルトを締めるとだけ記載すると、いつ・誰が・どの種類のボルトを・どのように締め付けるのかが明確でないため、各自の理解度に応じて作業内容が変わる可能性があります。過剰なくらいに詳しく細かく文章化しましょう。

4:極端に実施が難しい内容にしない

施工計画書作成のポイントとして4つ目は、極端に実施が難しい内容を盛り込まないことです。質の高い施工計画書を作成しようとして安全管理や交通管理などにこだわって力を入れて、内容にこだわり過ぎると現場作業員に無理が掛かり実施が困難な場合があります。

現場作業員に負担がかかり過ぎると工事が計画通りに進まなくなります。現場作業員の負荷を考慮しながら、進捗とのバランスを意識した施工管理を行いましょう。

例えば機械の安全管理に1時間を掛けたり、交通整備に10人の作業員を投入する、などと記載すれば現場の人はその通りに作業するため工事の進捗が遅れてしまいます。作業員の負担を増やし過ぎたり無駄な時間を作らないように配慮しましょう。

5:イメージアップに力を入れすぎない

施工計画書作成のポイントとして5つ目は、イメージアップに力を入れすぎないことです。施工計画書の中で現場作業環境の整備としてイメージアップ対策や地域貢献の項目がありますが、あまり力を入れすぎると施工管理が難しくなり進捗を遅らせる要因になります。

仮設関係、安全関係、営繕関係、イメージアップ対策の内容などがバランスよく整備されている現場が、作業員も働きやすい現場と言えます。力の入れ方が偏ってしまうと、現場内にストレスが生じて事故が起こりやすくなります。

地域との相互理解や労働環境の改善などのバランスを考えて、イメージアップにばかり力を入れず作業員の利益と地域貢献を上手に進めることが監督員の責任と言えます。

6:計画的に書類を作れるスケジュールで行う

施工計画書作成のポイントとして6つ目は、計画的に書類を作れるスケジュールで行うことです。施工計画書を作成すると使用材料や機材の確認や寸法チェック、カタログ提出などが要求されることがあります。

工事監理者以外にも施主の承認を得る場合もあり、早くても数週間、細かい記載が必要になれば1ヶ月以上の時間を要するケースがあります。作成後の修正時間も考慮しておく必要があり、施主の承認までの時間も余裕をもって計算しておきましょう。

それらの時間も考えて余裕を持った書類作成の計画を立てて、早めに計画書作成に取り掛かり提出も早めにするよう心掛けておきましょう。余裕のない中で作成された計画書は、実行不可能な現場条件に合わない計画になりがちです。

施工計画書を作成する方法


施工計画書を簡単に作成するために便利な支援システムのアプリが数多く準備されています。Excel用のテンプレートを活用したり専用ツールを使ったりすると、施工管理や安全管理などの各項目をもれなく簡単に作成できます。

ここでは代表的なExcel用のテンプレートを活用した事例と専用ツールを活用した事例の2つについて説明します。ひな形や記載例を参考にして、工事の内容に応じて必要事項を書き加えてみましょう。

Excel用のテンプレートを活用する

施工計画書を作成する方法として、Excel用のテンプレートを活用して簡単に効率よく書類作成する方法があります。クラウドサービスを活用すればテンプレートや施工計画書をクラウドに保管しておけるので、必要な時に従業員同士で共有できます。

支援システムのアプリの多くはExcelを使ったもので、人気の書式テンプレートも充実して好みのスタイルで簡単に施工管理や工程表などを作成できます。

Excel用のテンプレートを無料ダウンロードして、総合施工計画書や土木工事施工計画書、電気工事施工計画書などを作成できます。Excel用テンプレートは統一性が取れた書類が簡単に作成でき、施工管理の大きな助けになるため人気が高いアプリです。

施工要領書や工事計画書、施工手順書などの書類もExcel用テンプレートを活用して作成できるため、各種施工管理用の書類を同じソフトで様式を合わせて作成できます。

専用のツールを使用する

施工計画書を作成する方法として、専用のツールを使用してより詳しく専門性を高めた書類作成ができます。官公庁用の施工計画書のツールには、施工手順や施工法、施工管理計画などの官庁から要求される項目が網羅されており洩れなく書類作成ができます。

支援ツールには配管工や電気工など工種ごとのテンプレートもあり、工種ごとに共通した安全対策などを参考にできて非常に便利です。無料のツールも上手に活用しましょう。

各種施工計画書作成のひな型として「日本建設業連合会」が提供しているひな形が利用者数が多く便利な専用ツールです。無料で使用ができるほか、工種ごとに細かくツールが細分化されているため初心者の人でも簡単に作成できます。

工事の内容を地元住民の方に施工方法や施工管理、施工要領書などを説明する場合は、ポイントを絞った簡易版を作成する専用ツールもあり一般の人にも分かりやすい書類を作れます。

施工計画書以外の施工管理で必要な書類2つ


工事を始める前に施工計画書を作成して施主の承認を得て初めて工事着手ができますが、施工計画書以外にも施工管理で必要な書類があります。ここでは代表的な施工体制台帳と安全点検表について詳しく説明します。
小規模工事では不要ですが、契約金額が一定額以上の工事では施工体制台帳の作成が必要です。安全点検表は安全管理を具体的に実施するために、内容をチェックして毎日および定期的に確認して安全に工事を進めます。

1:施工体制台帳

施工計画書の他に施工管理で必要な書類としては、どのような体制で工事を行うのかを記載した施工体制台帳という書類があります。下請契約額が4,000万円以上になると特定建設業者が作成することが義務付けられている書類です。

工事の施工を請け負う業者名や技術者名、施工範囲などを記載して元請業者が施工内容を把握できるようにし、未然にトラブルの発生や悪質業者の介入を排除するのが目的です。

工事現場には、施工状況の管理や監督をするための主任技術者や監理技術者という一定の資格や経験を持った技術者を配置することが義務づけられています。工事の中に専門的な工種が含まれている場合は専門技術者を現場に置く必要があります。

国や地方自治体が発注する工事では、工事現場ごとに必ず専任の技術者を置かなければなりません。これらの人員を適切に配置して安全かつ適正に工事を進めるためにも施工体制台帳は重要です。

2:安全点検表

施工計画書の他に施工管理で必要な書類として、もう1つは安全点検表があります。法定で決められた始業前点検や定期自主検査を始めとして、法定外の機械検査や点検のほか労働災害が発生しやすい内容についてチェックします。

定期的な実施日に漏れなくチェックするために安全点検表を作成しておけば、項目ごとに細かく確認できます。点検の対象や時期、実施者および内容を明確化して、目視や触診、聴覚で点検します。

法定外の機械については労働災害が発生しやすいものは特に安全点検を適切に行ない、仕事の流れに支障をきたさないように注意が必要です。社内の検査基準を厳しく設定して、検査対象機械として指定しておくことをおすすめします。

施工管理に必要な書類を正しく作成しよう


設計内容に沿って安全に工事を進めるために現場監督員は施工管理に重点を置いて作業しますが、その際に大切な書類として施工計画書があります。工事受注者が作成して施主の承認を得て作業開始し、工事が終わるまで計画書通りに進める必要があります。

施工管理で重要となる施工計画書に記載すべき内容や項目を把握して細かく計画を立てるとともに、施工体制台帳や安全点検表などの書類も作成して安全な現場運営を心がけましょう。


 

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