施工管理が知るべき重機の部品と名称:コンクリートポンプ車編

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ミキサー車が運搬した生コンクリートを打設現場に圧送するのが、コンクリートポンプ車です。施工管理は部品の名称や役割を覚えおくと、業務に役立つこともあると思います。
今回は、大規模な工事現場で使用する「ピストン式」のコンクリートポンプ車の部品について紹介します。
コンクリートポンプ車(ピストン式)の部品一覧
まずは、コンクリートポンプ車を形成する部品を一覧でまとめました。
・ホッパ
・コンクリートピストン
・コンクリートシリンダ
・S字管
・直管
・ベンド管
・テーパー管
・エルボ管
以上が代表的な部品や部位です。続いて、それぞれの部品の名称や役割を解説します。
コンクリートポンプ車の部品の種類一覧
・ホッパ
ミキサー車が運搬した生コンクリ―トを投入する部分を「ホッパ」と呼びます。ホッパは生コンクリートの摩擦による消耗が起こりやすく、定期的なメンテナンスが必要となる部品です。
・コンクリートピストン・コンクリートシリンダ
ビストン式コンクリートポンプ車の圧送性能を左右するのが「コンクリートピストン」「コンクリートシリンダ」の2つの部品です。ホッパ付近にあり、基本的に「油圧シリンダ」と隣接して取り付けられています。負荷がかかりやすく、こまめな部品交換が大切です。
・S字管
ホッパから投入した生コンクリートは、コンクリートポンプ車に取り付けられた様々な圧送配管を通って先端ホースまで到達します。その中で、S字型をしている部品が「S字管」です。メーカーによっては「Sパイプ」と呼ぶこともあります。

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・直管
まっすぐな形状の圧送配管は「直管」または「垂直管」と呼ばれます。主にコンクリートポンプ車のクレーン部分に使用する部品で、外径や長さによって4B、5B、6Bなどの規格に分けられます。
・ベンド管
生コンが圧送配管を通るときにカーブした部分に使用するのが「ベンド管」と呼ばれる部品です。ベンド管はカタカナの「ノ」の字型をしており、外径、角度、長さによって4B、5B、6Bの規格に分かれています。
・テーパー管
円錐のように、入口と出口部分の外径サイズが異なる配管が「テーパー管」です。コンクリートポンプ車で使用するテーパー管には、S×SサイズとM×Mサイズがあります。
・エルボ管
圧送配管同士を接続する際に、角度がついた場所に使う部品が「エルボ管」です。L字型の形状で、配管を分岐・合流させる役割をしています。
コンクリートポンプ車の部品は名称を知っておくことが大切
コンクリートポンプ車は使用する圧送配管の種類が多く、見た目が似ている部品もあります。コンクリートによって摩耗しやすい部品は定期的に交換が必要です。
施工管理者がそれぞれの部品の名称や規格について理解しておくと、交換作業がスムーズに進むのではないでしょうか。
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