施工管理が確認すべき現場の安全対策!工事現場の注意点:左官工事編
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モルタルセメントやタイル、漆喰塗りのスペシャリストである左官工の仕事は、さまざまな危険が伴います。
施工管理がその危険性を正しく把握し、現場での適切な安全対策を行うためには、危険となりうる箇所に対する理解と対策が必要不可欠です。
工期を遵守しながらクオリティの高い建物完成のためにも、安全対策は欠かせません。
左官工事の注意点
左官工事の仕事で考えられる危険と、その対応策について見ていきましょう。
機材取り扱いに関する注意点
- 練り混ぜ用ミキサーや荷揚げ用ウインチの取扱いは、巻き込まれる危険などが伴うので十分に注意する。
- 材料搬入時に材料を一輪車に積みすぎてバランスを崩すケースもあるので、適正量を積み込む。
- モルタルミキサーの回転羽根にケレンが巻き込まれてしまう危険があるので、ミキサーに入れるときは必ず停止させて作業を行う。
- サンダー掛けの際は飛散した破片で怪我をするリスクがあるため、保護具は必ず身につける。
材料取り扱いに関する注意点
- 材料の砂が他の作業の邪魔とならないように十分に配慮し、置き場を決める
- 材料保管は土と混ざることがないよう、下にシートを敷き込む。
- 雨で流れてしまうケースや風で舞い上がることもあるため、材料をシートでしっかりと覆う。
- セメントは非常に湿気に弱く、梱包状態のままでも硬化してしまうケースがあることを理解し、現場に必要な分だけ搬入する。
- 保管に際しては風通りも十分に考慮して、直接地面に置かない。
- 施工中に飛散、またはこぼれてしまったモルタルは、硬化する前にしっかりと洗い落とす。硬化したモルタルはサンダーやワイヤーブラシなどを用いて削り取る。
施工管理者が行うべき左官工事の安全対策
左官工事で考えられる危険箇所や材料の取り扱いの注意点に対して、施工管理者が行うべき安全対策は、以下のものが考えられます。
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- 上記リスクを把握し、現場の職人に対して注意喚起を徹底。
- 日々の点検や職人への声掛けを行い、現場の一人ひとりが安全管理の重要性を意識できる職場環境を整備する。
現場の意識引き上げが安全管理の要
左官の仕事は、新築住宅需要が低下しても、増改築・修繕工事・改修などのニーズは今後も変わらず存在する仕事です。
危険がある仕事だからこそ、施工管理による安全管理徹底が必要となります。
左官工にいい仕事をしてもらうためには、施工管理の適切な判断が必要不可欠なのです。
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