作業着の素材にもさまざまなものがあります。
代表的なものが化繊や綿でできた作業着です。
タイプ別にそれぞれ特徴やデザインなどが異なります。
今回は綿100％と他の素材との違いや綿のメリット、どんな注意点があるのかなどをご紹介します。

綿100％の作業着のメリットとは

通気性が良い

綿100％の作業着のメリットは、まず通気性が良いということです。
綿は吸水性が良く水分を外に放出する性質があります。
そのため夏の現場でも快適に過ごせます。
さらに静電気がたまりにくいとされています。
肌触りが良いので、長時間着ていても不愉快に感じにくい素材です。
また綿は熱伝導率が低いので、体の熱を温存してくれます。
夏にも冬にもおすすめの素材といえます。

火に強い

また綿は火に強いというメリットがあります。
ポリエステル系の素材は熱に弱いため、火の粉が飛んでくると穴が開いてしまうこともあります。
その点、綿100％の作業着は火に強いので、溶接や電気工事をする現場に向いています。
ただし全く穴が開かないというわけではないので気を付けましょう。
また熱に強いということはアイロンの熱に強いということです。
綿はシワになりやすいというデメリットがありますが、アイロンを遠慮なくかけることができるので、簡単にシワをとることができます。

デザインが豊富

またデザインが豊富なのも魅力です。
綿100％の作業着はカジュアル系のものも多く、さまざまなデザインがあります。
独特な風合いを持ったデザインの服も販売されており、ヴィンテージ感のあるものも販売されています。
レディースものも販売されているので、女性現場監督にも嬉しいですね。
そのためデザインにもこだわった作業着を求めている方は綿100％のものを選ぶ方が多いです。

洗濯がしやすい

綿素材は丈夫なため、洗濯を繰り返してもへたりにくいのが特徴です。
汚れやすい作業着は何度も洗ったりすることが多いので、丈夫というのはメリットです。
また漂白剤を使っても大丈夫な素材です。

デメリットもあることを覚えておく

どんな素材にもメリット・デメリットがあります。
綿素材はシワになりやすかったり、価格が化繊に比べて高かったりなどのデメリットもあります。
特に肌に優しいオーガニックコットンを使ったものは高くなってしまいます。
また毛羽立ちしやすいものもあり、毛玉ができてしまうこともあります。

気軽に使える綿素材

綿素材は肌触りが良いため、敏感肌など肌が弱い方にも向いています。
冬にも夏にも快適に過ごせる素材なので、季節ごとに買い替えなくても良いのがメリットです。
メリット・デメリットを考えて自分に最適な作業着を選びましょう。

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