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ブリーディングとレイタンスの違いは?ブリーディング量が増える原因6つ紹介

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公開日時 2023.02.17 最終更新日時 2023.02.17

ブリーディングとはなにか?

ブリーディングとは、生コンクリートの中にある水分がコンクリートの表面に出てきてしまう現象のことです。コンクリートを打設した後でできるため、後々影響が出てしまうことがあります。

この現象はセメントや骨材の密度が関係し生じます。コンクリートを打設した後で、全く大きなトラブルが起きないということは少ないです。

すべてのブリーディング水が表面に浮き上がってくることが理想的ですが、一部は残ってしまうことが多いです。

ブリーディングとレイタンスの違い

ブリーディングとレイタンスは異なります。ブリーディングはコンクリート打設後に浮き上がってくる水のことですが、レイタンスとはブリーディング水と共に上がってくる微粒子の薄膜のことです。

一級建築士試験では用語の違いを聞かれることもありますが、ブリーディングとレイタンスは同時に発生することが多く違いが分かりにくいです。ブリーディングはあくまで水であると言う事を覚えましょう。

ブリーディング量が増える原因6つ

ここからは、なぜ増えるのかについて原因を紹介していきます。意図せず量が増えると、ひび割れの原因になる可能性があります。

なぜ起こるのかメカニズムを知って、量が増えないようにするにはどうすればいいか考えるきっかけにしてください。

ブリーディング量が増える原因1:スランプ値が大きい

ブリーディング量が増える原因の1つ目は、スランプ値が大きいからです。スランプ値とは固まる前の生コンクリートの流動性を測定した結果の数値です。

スランプ値はコンクリートを練る時の水分量で変わります。水分が多ければ多いほどスランプ値が上がります。そのため必然的にブリーディング量も増えてしまうことになります。

コンクリートは適切な水分量を配合することが必要です。

ブリーディング量が増える原因2:水セメント比が大きい

ブリーディング量が増える原因の2つ目は、水セメント比が大きいという点です。水セメント比とは、水とセメントの重量の比率のことです。

セメントが固まる際は、理論上重さの40%にあたる水が必要です。ただ40%の水量では、パサパサしてしまったり、ひびなどの不具合が生じてしまう可能性もありますので、国の指針では水セメント比は60%と定められています。

多すぎても少なすぎてもいけないので、水の量を調整して配合する必要があります。

土木工事施工管理の手引

ブリーディング量が増える原因3:打ち込みが速い

ブリーディング量が増える原因は、打ち込みが速いことです。施工時にコンクリートの打ち込みを急いでいた場合は、重い材料が液体に対応できないことも少なくありません。

そのため、打込み速度を緩やかにして、量が増えないように対策する必要があります。打ち込みの速さは、施工時の問題です。

特にブリーディングが起きやすい寒中コンクリートの場合は、打込み速度を気にして施工するといいでしょう。

ブリーディング量が増える原因4:打ち込みが高い

増える原因の4つ目は、打ち込みが高い点です。1回の打込み高さが高くなればなるほど問題が起きやすくなります。

解決するには、1回の打込み高さの低くする必要があります。打ち込みの高さに関しては、コンクリートが分離しない範囲にすることがおすすめです。

予めホースからコンクリートが送られる際に自然に落ちていく高さを考えて打ち込みしていくといいでしょう。

ブリーディング量が増える原因5:打ち込み時の気温が低い

ブリーディング量が増える原因は、打ち込み時の気温が低い場合もあります。打ち込み時の気温が10度低くなると、ブリーディング量が1.5倍になったという実験結果もあります。

打ち込みを寒い季節に行う際には、対策を取る必要があるでしょう。平均気温が4度以下の場合は、寒中コンクリートを使う必要がありますが、輸送中も空気量と温度管理を適切に行うようにしましょう。

打設後の養生に気をつける

気温が低い時にコンクリートを打設する場合は、打設後の養生に気をつけることが大切です。寒い時期には、養生期間中凍結しないように注意しないといけません。

保温効果のあるマットなどを利用するといいでしょう。養生を使う際は、使っているセメントが適切な温度や状態で管理できるかどうかを気にしておくといいでしょう。

ブリーディング量が増える原因6:過剰な振動締固めをしている

ブリーディング量が増える原因の6つ目は、過剰な振動締固めをしているということです。生コンクリートで貯まった水は、再振動締固めで対処することがあります。

コンクリートの状態によって最適な時間が異なるため、その時によって適切に処理を行うことが大切でしょう。

不慣れな人が担当する人は、振動締固めが過剰ではないか気にしておくといいでしょう。

振動締固めは良いコンクリートに必須

振動締固めは、必須な作業でもあります。振動締固めは、決まった時期に行うと空隙や余剰水が少なくできます。

そもそも生コンクリートは振動を受けた場所から、セメントペーストと細骨材を液状化できます。1か所に18秒以上振動を与えるとより良いと言う意見もあります。

振動締固めはコンクリート打設時に避けることはできません。適切に振動締固めができるように計画を立てていきましょう。

ブリーディングによるコンクリートへの3つの影響

ブリーディングによるコンクリートへの3つの影響

ここからは、ブリーディングによるコンクリートへの3つの影響を紹介していきます。名前を聞いたことがあるけれど、実際にどのような影響があるのかよくわからないという人も少なくないでしょう。

ブリーディングがコンクリートへ及ぼす影響を理解して、その都度適切な対策が取れるように理解を深めていきましょう。

ブリーディングの影響1:ひび割れ

ブリーディングの影響の1つ目は、ひび割れです。ブリーディング水が上昇してくると、コンクリート表面の高さは元の高さより下がります。上昇したブリーディング水が蒸発し、体積が減るためです。

しかし、鉄筋上部のコンクリートは、鉄筋によって沈下が進みます。ここで生じた段差により引張力が発生し、固まりきっていないコンクリートが鉄筋に沿ってひび割れてしまいます。これを沈みひび割れと言います。

ただ材料の選定や配合設計次第では、ひび割れに対する対処ができます。ひび割れができた場合は、ひび割れ幅の大小や変動方法に合わせた補修方法を行っていくことが一般的です。

ブリーディングの影響2:水密性が低下

水密性が低下することの問題点としては、鉄筋とコンクリートや骨材とセメントペーストのくっつく力が落ちてしまうことです。

水密性が落ちたことで漏水の原因となる場合も少なくありません。さらに人間の目では分からないような細かいひび割れや空隙ができることもあります。

ブリーディングの影響3:コールドジョイント

コールドジョイントとは、コンクリートを打ち重ねる時間が適切ではなく、前に打ち込まれたコンクリートの上に後から打ち込んだコンクリートが一体化しなくなってしまう現象のことです。

コールドジョイントを防ぐためには余裕のある人員配置や配車をしたり、ブリーディング水が過剰に出ないようにコンクリートを配合する必要があります。

良いコンクリートのためにブリーディング量に注意しよう

良いコンクリートのためには、知識を付けて対処していく必要があります。似ている現象もあるためそれぞれの違いを理解して、ブリーディング量が増える原因についても理解しておく必要があるでしょう。

原因と対策をしっかり学んで、良いコンクリートを打設しましょう。


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