なんと釘を使わずに建築!日本伝統の匠が光る、宮大工さんの木組み技術の魅力

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宮大工さんは、私たちが普段イメージする家や建物を作る大工さんとは違い神社や仏閣など専門的な建物を手掛ける大工さんになります。
近年では、その高い技術やスキルアップを目指して大工さんの中でも注目されているようです。
今回は宮大工の伝統的な匠の技である「木組み」という職人技をご紹介します。
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宮大工の伝統の技「木組み技術」とは?
宮大工さんと言うと同じように「木組み技術」が有名となっています。
ここでは木組み技術を詳しくご紹介します。
木組み技術とは「木と木を繋ぎ合わせる技法のこと」で、釘や金物を一切使わずに木の性質や木目の流れを生かして柱や部分的なパーツを繋ぎ合わせていく熟練の高度な技術が必要な技法の一つです。
木材には2通りあり、同一方向の木材を繋ぐ部分は「継手」・異なる方向の木材を繋ぐ部分を「仕口」と言われています。
プロの宮大工さんはこの継手と仕口を上手く生かしながら建築しているのは驚きですよね?
また、ここで大切なポイントとしては、木組みは「基礎から上の部分」を作っていくものなので、もともとの基礎と木製土台にはアンカーボルトやホールダウン金物など少なくとも大切な部分には金物類や最低限の釘は使用されています。
その為、木組み作りといえども、全体でみると100%釘を使用していないので注意が必要です。
木組み技術に込められた3つのメリット

最近では宮大工さんだけではなく木組み工法は家の建築でも注目されることが多くなってきました。
ここでは木組み工法に注目してその技術に込められたメリットを3つご紹介します。

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1. 衝撃を受けても倒壊の影響が少ない
木組み工法の醍醐味は「木の流れや性質を大工さんが読み取って作っていくこと」にあります。
その為、手作業で行われた継手や仕口の加工は地震などの衝撃を分散させる効果があるので、衝撃に強い建物を作ることができる技とも言われています。
2. 100年以上もつ家ができることや容易に増改築ができる
また、釘や金物を使用した在来工法の建物はメンテナンスがしにくいということや家の平均寿命がわずか約26年と短命というデメリットがあります。
しかし、木組み工法では壁だけに耐震補強を頼らないので「容易に増改築や修理をすることができる」という大きなメリットがあります。
3. 環境に良いサイクルが生まれる
一見するとパズルのように複雑に組まれた木組み工法は釘を使わないので、木材の再利用が可能で環境に良い工法と言われています。
木は使い方によっては丈夫なままで長く使うことができるので、木組み工法は山のサイクルをスムーズにする工法となっています。
匠の技が光る木組み技術はメリットも多い
宮大工さんに特徴的な木組み技術は、日本の木造建築を熟知したプロの職人さんのなせる業と言えます。
昔ながらの伝統だけではなく環境にも良いので、これからの建築にも大きな将来性のある技術となっていくようです。
宮大工や技術のスキルアップを考えている人はぜひ参考にしてみてくださいね。
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