【施工管理技士が覚えておきたい専任技術者の知識】専任技術者になるための要件：さく井工事業編
2022.10.06 
2022.10.06 
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建設業の許可を得るためには、複数の要件を満たす必要があります。
そのうちの一つが各営業所に常勤する専任技術者です。
ここではさく井工事業で許可を得るために必要な専任技術者の要件を紹介します。
目次
さく井工事業で一般建設業許可業の専任技術者になる条件
ここではさく井工事業の一般建設業許可に必要な専任技術者の要件について紹介します。
さく井工事業の一般建設業許可の概要と条件一覧
【資格保有者】
- 技術士法 上下水道 「上水道及び工業用水道」総合技術監理 「上下水道-上水道および工業用水道」
- 技能検定 さく井
- 地すべり防止工事士
登録後に1年以上の実務経験が必要
【土木工学、鉱山学、機械工学、衛生工学などに関する学科を卒業後一定期間の実務経験がある】
- 上記の学科がある大学を卒業後、さく井工事に関する3年以上の実務経験
- 上記の学科がある高校を卒業後、さく井工事に関する5年以上の実務経験
【さく井工事業に関する10年以上の実務経験者がある】
さく井工事は主に以下のような工事が該当するとされています。
- さく井工事
- 観測井工事
- 温泉掘削工事
- 井戸築造工事
など
一般建設業の専任技術者になるには上記3つの条件のうちのどれかを満たす必要があります。
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さく井工事業で特定建設業許可の専任技術者になる条件
ここではさく井工事業の特定建設業の専任技術者になるための条件を紹介します。
さく井工事業の特定建設業許可の概要と要件一覧
【資格保有者】
- 技術士法 上下水道 「上水道及び工業用水道」総合技術監理 「上下水道-上水道及び工業用水道」
【請負工事指導において指導監督的な実務経験が2年以上ある】
さく井工事では、技術士試験に合格するほか、条件を満たした実務経験が2年以上あれば専任技術者になれます。
具体的な条件は以下になります。
- 一般建設業の技術者の要件に当てはまっている
- 発注者から直接請け負った工事かつ、請負金額が4,500万円以上の工事の経験がある
- 上記の工事に関する指導監督的な立場での実務経験が2年以上ある
上記の2つの条件のうちどちらかに該当する必要があります。
認められる資格が比較的少ない業種
さく井工事業は、専任技術者になるための資格が比較的少ない業種とされています。
特に特定建設業においては、技術士試験の上下水道 「上水道及び工業用水道」総合技術監理 「上下水道-上水道及び工業用水道」しか認められていません。
施工管理技士などは、許可を取ろうとしている業種に該当しているか事前にしっかり確認しましょう。
※出典元：国土交通省「許可の要件」
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