現場監督でも夜勤がある?どんな仕事をするのか
現場監督は日中しか働かない、という認識は正しくありません。現場監督にも日勤、夜勤の両方があるからです。
では、夜中の現場監督は、どのような仕事をしているのでしょうか。今回は、現場監督の夜勤について紹介していきます。
原則は日勤。まれに夜勤がある
昼夜行う土木工事の現場でも、現場監督の勤務時間は大抵日中です。それは現場監督が夜勤をしてしまったら、「昼間に現場監督がいない状態」になってしまうからです。
建設業者の幹部や発注者の担当者は、日中、現場監督に問い合わせをします。そのときに現場監督がいないと、重大な確認や重大な決断ができません。
つまり、現場監督に指示をする役職や立場の人が、現場監督が日中常に現場に居ることを望んでいるのです。
しかし、例外的に現場監督が夜勤をすることがあります。
現場監督が例外的に夜勤をするとき(1):夜勤リーダーが休むとき
夜勤の職場にも日中の職場と同じくらいの事故リスクがあるので、現場のナンバー2やナンバー3が夜勤リーダーになります。
そしていずれの夜勤リーダーも夜勤をすることができないとき、現場監督が代打で夜勤をすることがあります。
ただこのケースではあくまで代打であることを、自分自身にも夜勤リーダーにも言い聞かせる必要があります。
なぜなら現場監督は「夜勤をやらなくてもよい」のではなく、日中の業務を滞らせないために夜勤帯は休む必要があるのです。
現場監督が、自分が夜勤帯にいなくても現場が回る体制を築かなければなりません。
現場監督が例外的に夜勤をするとき(2):大規模工事を行うとき
大規模土木工事では、道路の交通量や現場周辺の混雑具合などの関係から、夜勤帯にしか行えないことがあります。
電車の線路の架け替えや巨大な橋の取りつけの工事などがそれに該当します。
この場合、現場監督は必ず夜勤をやらなければなりません。
まとめ
現場監督が夜勤に就くケースを紹介しましたが、原則はやはり日勤業務がベースとなります。自分が夜勤をやらなくても済むように、現場監督は現場のナンバー2やナンバー3を育成するようにしましょう。
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