現場を管理する現場監督にはマネジメント力が必要!『能力把握編』
さまざまな分野のプロフェッショナルが集まる建築現場。
たくさんの人が関わり一つのものを作り上げていくために活躍するのが現場監督です。
人々をまとめる現場監督に必要不可欠なマネジメント力とは一体どんなものなのでしょうか。
今回はマネジメント能力の中でも重要な『能力把握編』をお届けします。
現場監督に必要なマネジメント能力とは?
マネジメント能力の定義
マネジメント能力とは、仕事やプライベート、ブランドを管理して効率よく運営していく能力を指します。
現場の作業をスムーズに進めるために、目標や計画、進捗を管理するスキルであり、優先順位を常に考えて指示を出す現場監督にとって欠かすことのできない能力です。
現場監督には「メンバーの能力を把握する」力が必要!
建設現場で現場監督をする際に求められるのが、『能力把握』というマネジメント能力です。
これは、職人さんなどの建設現場に関わる人たちがどのような能力を持っていて、どんな状況にあるのかなど、現場の全体を把握するのには欠かせません。
工程遵守など仕事面での状況把握はもちろんのこと、職人さん一人一人の長所や短所も含めた性格などの個性を理解することも含みます。
能力や状況を把握するには
性格もさまざまで年齢も幅広い職人さんや技術者さんの能力や仕事の状況を把握するにはどうしたらいいのでしょうか。
人をよく観察する
一人一人に好きなものが違うように、仕事をする上で大切にしていることもそれぞれ異なります。
仲間同士で楽しくコミュニケーションをとることを好む人もいれば、作業中は黙々と集中したい人もいるでしょう。
現場監督は、工程管理以外にも、「人」を観察し、現場に集まる人々が何を求め、何に喜びを見出しているのかを知ることが重要です。
相手の話をよく聞く
相手の話に耳を傾け、誠実に話を聞くことも重要です。
時には職人気質の人たちから過去の自慢話を聞かされたり、率直な不満をぶつけられたりすることがあるかもしれません。
そういう話は誰でも煩わしいものですが、無視するのではなく、きちんと聞くことが大切です。
その人が何に喜び、どこに重きを置いて、何に怒っているかを知ることは、現場監督にとってとても重要なことです。
周りを上手にマネジメントしてこそ現場監督!
現場に集まる人たちは時に職人気質でマネジメントするのが難しいと感じることがあるかもしれません。
でも、関わらないままでいると、その人の能力や性格がわからず、現場のマネジメントがうまくできなくなります。
上手にコミュニケーションをとり、相手を知ることが、現場全体を把握することにつながっていくのです。
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