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施工管理がブラックだと言われる理由は?本当のところはどうなのか

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公開日時 2022.09.12 最終更新日時 2024.04.09

こちらの記事では、施工管理がブラックだと言われる理由についてご紹介いたします。

 


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目次

施工管理の現状とは?


施工管理は国家資格を取得すると「施工管理技士」とよばれ、資格が必要とされない現場監督よりも幅広い業務内容をこなすことになります。

また、ビルなどの建築など大規模な工事現場では、施工管理技士の配置が義務付けられることもあります。

建築・建設バブル期に建設されたビルなどの複合施設やマンションなどの大型住居などが築年数30年を超える時期になってくるため、補修工事や建物によっては解体される場合もあるでしょう。

そういった施工管理技士の配置が義務付けられる大規模な工事が続くことも考えられるため、これからも施工管理技士の需要は続くといわれていますし、施工管理技士に求められる業務内容も大きくなることが考えられます。

出典:建設業法 第二十六条|e-Gov法令検索

施工管理の一日の流れ

施工管理の朝は早く、工事現場では次のような流れになることが多くあります。

1.朝礼
ここでその日の施工予定の確認や職人・技術者の体調の確認、装備の確認といったさまざまな確認事項を行います。
ラジオ体操を行う現場もあります。

2.午前中
朝礼の後、現場内に問題はないか、施工の工程予定通りに工事は進んでいるか、木材などといった建材が発注書通りのものが届いているかなど、確認事項を見回ったりしてそれぞれ確認していきます。

もし問題が起きていればすぐに対処方法を検討し、解決に向けての行動を起こさなくてはいけません。

何も問題がなければ、官公庁や会社に提出する書類の作成などのデスクワークをこなす場合が多くあります。

3.午後
問題が午前中に解決しなかった場合は、引き続き解決に向けての対応をします。

また、午後からは、工事現場に入っているほかの協力会社の人たちと、進捗状況やさまざまな打ち合わせを行う会議をする場合が多くあります。

官公庁などの立ち入り検査なども午後に行われることがあるので、対応することもあります。

工事は日没に合わせて終わることが多く、問題がなければ職人や技術者が帰宅後に日報などの書類を作成したりして帰宅します。

施工管理の業務内容

施工管理の業務内容は大きく分けて4つあり「4大管理」ともいわれます。

その内容は原価を管理する、安全を管理する、品質を管理する、工程を管理することです。

1.原価を管理する
工事では必ず予算が決まっています。

建築・建設現場で原価を管理することは、その予算内で工事を進めるということになり施主に対して余分な金額の請求をしない、ということは自分だけでなく会社の信用にもつながっていきます。

2.安全を管理する
建築・建設現場では、重機を扱ったり高所にあがったりするなど危険を伴う作業も多くあります。

そういった危険から職人や技術者を守るために安全面を管理するのも、施工管理の大きな仕事のひとつです。

3.品質を管理する
建築・建設現場では、さまざまな建材や部品が納品・納入されます。

その部品や建材の品質が自分が発注した物と一致しているかを管理することが、建築物そのものの品質もあげることになります。

4.工程を管理する
建築・建設現場では工事ができる期間が決められています。

その期間内にすべての工事を終わらせるために工程をしっかりと管理し、各部門の進捗状況を確認することも施工管理の大切な仕事のひとつですし、会社の信用にもつながります。

施工管理の給料

施工管理の業務内容をみてみると、その内容の多さに驚いてしまう人もいるでしょう。

これだけ業務内容が多く仕事も多岐にわたる施工管理のお給料はどれくらいの金額なのでしょうか。

資格を取得しているか、その資格の級は何級なのか、正社員なのか、派遣社員なのかなどによって金額も変わってきます。

また会社によっては経験があるかないかによっても金額が変わります。

全体的にみてほかの業種にくらべると高いと言われますが、資格の有無や経験などによって金額が変わってくることは理解しておいたほうがいいでしょう。

施工管理がブラックだと言われる理由36選


建設業界に興味を持ちいろいろと調べていくと、施工管理はブラックな職種であるという情報を耳にする機会があります。

業務内容を知っていくと、肉体的にも精神的にもハードである面がクローズアップされてしまい、ブラックな職種と思われてしまいやすい施工管理ですが、どのようなポイントがブラックというイメージに結びつくのでしょうか。

具体的なポイントをあげてみていきましょう。

1:勤務時間の長さ

午前8時~午後10時など、拘束時間が長く残業となるケースもしばしば。

とくに繁忙期は休日を確保しにくく、「勤務時間」に対してブラックというイメージが持たれやすくなっています。

2:人間関係の苦痛

癖のある元請業者(クライアント)や下請け業者、作業員と現場が重なると、精神的な疲労を感じやすくなります。

現場を工程通りに進めていくためにも、施工管理者自らが円滑な人間関係を築いていく必要があるでしょう。

3:将来のやり続けられるか不安

現場仕事は体力勝負。

歳を重ねていくと体力が衰えることから、将来に不安を持つ方もいます。

しかし、職場によっては現場から本社などへの事務への移動になるケースもあります。

4:業務量の多さ

施工管理の仕事がブラックだと思われる原因として、業務量の多さがあげられます。

前述したように施工管理の仕事内容は非常に多く、多岐にわたっています。

朝は職人や技術者が到着する前に工事現場に行かないと鍵が開かず仕事ができないという状況になってしまいますし、日没で手元が暗くなってしまうため仕事を終わらせた職人や技術者が帰宅した後も翌日の準備などをしなくてはいけません。

そういったこともブラックといわれる一因でしょう。

5:残業が多い

施工管理の仕事に携わっていると残業が多くなってしまう傾向にあり、そのためブラックといわれてしまいます。

残業が多くなってしまう理由としては、1人が行う業務の量が驚くくらい多いこともあげられます。

仕事の量が多いのは建築・建設業界が全体的に人材不足の状態が続いているため、1人にかかる負担がどうしても多くなってしまうからです。

職人や技術者が帰宅しても施工管理者はその日の日報を作成したり、翌日の会議などの準備をしたり、日中にできなかったデスクワークを行なったりしなくてはいけません。

また、時間外に業者やメーカーなどから電話がかかってくるとそれに対応をしなくてならず、必然的に残業となってしまいます。

そういったことからもブラックといわれてしまうのです。

6:休日の少なさ

施工管理者の休みは基本的に週に1日となっている場合が多く、休日の少なさもブラックといわれる原因のひとつです。

休みが少ないというのには大きな理由が3つあります。

その理由とは、納品までの工程が余裕のないスケジュールになっている場合がある、慢性的な人材不足なため仕事が捌ききれないことがある、施工管理者は現場の状況や職人・技術者の動きに合わせるので休めないということがあげられます。

建築・建設現場では建物を完成させ施主に納品する日が必ず決まっていて、その期限は何があっても必ず守るべきものです。

何としてでも工事を終わらせるために休日返上で作業をする、という職人や技術者が現場に出てくるので、責任者である施工管理者も現場に行かなければならず、結果、休日が少なくなってしまうという状況になってしまうのでブラックであるといわれてしまうのです。

7:労働形態が変わる

施工管理者の労働形態は、全て自分が担当している工事現場の工程によって変わります。

工事現場には大きく分けて新築の工事現場と既設建物の工事現場があり、それぞれの工事現場ごとで労働形態が変わるのもブラックといわれる原因のひとつです。

マンションなどの工事では、月曜日から土曜日に工事を行うのが基本です。

この曜日に作業を行うのは、工事で発生する騒音に対しての問題やそのほかのことも近隣住民などと協定を結んでおり、工事現場は日曜日を休みにするというルールを決めている場合が多いからです。

ビルや工場などの既設建物の改修工事現場の場合は、昼間に営業していることも多いため、営業時間外の平日夜間と休みであろう土日、祝日に工事を行います。

店舗などであれば営業時間外、工場であれば稼働していない時間や日にちに工事を行うことで施主側が本来の業務を休むことなく、改修工事も行うことができます。

8:現場の場所が変わる

担当現場によって変わるのは労働形態だけでなく、出勤地が変わるという点もあります。

施工管理者などは一般的に多くの社会人が行っている毎日、同じ場所にある会社に出勤して仕事をする、ということは基本的にはなく、自分が担当する現場が変わるたびにあちらこちらの出勤地に行かなくてはならないということです。

これはそれまでの現場までは出勤時間が短くても、次に担当する工事現場が遠くても行かないという選択肢は仕事を続ける限りありません。

住んでいるところから遠いとそれだけ出勤時間もかかりますし、それに伴う段取りなども変わってきます。

9:体が汚れる

建築・建設現場ではどのような現場でも埃まみれになる可能性もありますし、手や服が汚れてしまうことが非常に多くなっていることもブラックといわれてしまう一因です。

工事現場ではいろいろな職人や技術者が木材や鉄筋、塩ビ管やボードなどさまざまな建材を使用する箇所の形に合わせて切ったり加工したりします。

そのときに発生する建材の粉が空中に舞ったりしますし、土の上に置いていた建材を動かすときにもホコリがたちます。

これは建物の新築現場であれ改修工事であれ同じことであり、更地から建物を新築する場合はなおさら土ぼこりがたつので汚れてしまいます。

また、気温が高い日に汗をかいた身体でホコリをかぶることも日常茶飯事です。

このように、体が汚れることを我慢しなければいけないのも、ブラックといわれてしまう一因でしょう。

10:早朝から働かなければならない

工事現場の朝は早く朝が弱い人には非常につらい職場でしょう。

工事現場では大抵の場合、朝の8時から朝礼を行いその日の工程確認や安全確認などを行ないます。

その朝礼に間に合うように職人や技術者が出勤するのですが、皆が出勤する時間がとてつもなく早いのです。
職人や技術者の人たちはほとんどの人が自動車で工事現場まで来ており、渋滞に巻き込まれないように自宅を出るという人が多く、その職人や技術者さんたちよりも早く現場に行ってカギを開けないといけないため、施工管理者の朝が早くなってしまうのです。

早起きをしないといけないということは、それだけ早く寝ないといけません。

これだけでもブラックといわれてしまう一因になりますが、早く休むようになると家族や友人たちとの時間が削られてしまうことも併せてブラックといわれる原因になるでしょう。

11:休憩時間が少ない又は無い

本来であれば休憩時間はきちんととらないといけませんが、施工管理者には休憩時間中にも仕事をしないといけない、という状況になることが多く、気がつくと休憩時間が終了していた、ということもよくあるのもブラックといわれる原因でしょう。

職人や技術者さんたちは仕事中に10時~10時30分、12時~13時、15時~15時30分という3回の休憩時間をとることが多く、この時間を使って職人や技術者同士でそれぞれの工事の進捗状況の報告などを行なったりします。

施工管理者は職人や技術者さんたちが休憩している時間に、施主の要望や打ち合わせなどで変更された点や決定されたことを伝えていきます。

職人や技術者さんたちの休憩時間以外で話にいってしまうと手を止めてしまうことになってしまうので自分の休憩時間を削ってでも伝えなければ工事に支障がでてしまうのです。

気をつけないといけないのは、職人や技術者さんたちとの話などを優先しているうちに自分の食事時間が確保できなくなる可能性があるということです。このような可能性があるのでブラックといわれてしまうのです。

12:体が壊れやすくなる

施工管理者は工事現場に出てさまざまな業務をこなさないといけません。

それは炎天下で猛暑日の日でも気温が氷点下に下がるような寒い日でも工事が終わらず現場が動いている間は出勤しなければいけません。また業務内容が多く慣れないうちは残業も多くなるでしょうし、その分睡眠時間も減ってしまいます。

週1回の休みの日でもいろいろと現場のことを考えてしまうと結局ゆっくりと休めなかった、ということもあるため、体の疲れが取れずじまいだったということもあります。

また最初のうちは職人や技術者さんたちとのコミュニケーションにも気を配らないといけないのでストレスを感じてしまうこともあるでしょう。精神的な部分と肉体的な部分の両方に負担がかかってしまうため、体を壊しやすくなってしまいます。

そういう生活の中で次第に日常生活に支障をきたすようになってしまったり、食生活も偏ったりしてしまい結果、体を壊してしまう可能性が高くなってしまいます。このようなことも施工管理がブラックだといわれる一因なのかもしれません。

13:急な変更に振り回される

建築・建設現場では急な変更事項や調整が必要な事柄が急に出てきたりといったことが多々あります。

この変更事項をその都度、職人や技術者さんたちに伝えないと施主や設計者の要望通りにはなりませんし、要望に沿えていないものを納品するわけにはいきません。

また会社からも急に「○○の書類を出してほしい」などといったことをいってくることもあります。間に合わせるために休憩時間を削る、といったことにも関係してきますが、仕様や書類の提出期限の変更よりも大変なのが日程の変更です。

工事は事前にどの日程で作業をするのかは決まっており、関係のある職人や技術者さんたちには事前に連絡をして準備をしてもらいます。しかし、日程が変更になった場合、関係のあるすべての職人や技術者さんたちに連絡をして改めて準備をしてもらわないといけません。

結果、職人さんたちにも余計な負担がかかってしまい段取りがうまくいかなかった場合は別の人に頼まなくてはいけない、という可能性もでてきます。

工事の現場での変更そのものはよくあることですが、その変更に振り回されてしまうことが多い施工管理はブラックだといわれてしまうのでしょう。

14:休みでも休まらない

週1回の休みの日は施工管理者にとっては非常に貴重ですが、前日までになにか問題が発生し、それが解決しなかった場合は休みであっても出勤しなければならなかったり、出勤しなくても気になってしまうことがありえます。

また職人や技術者さんたちは休みの日だとか関係なく、質問や連絡事項があれば電話などをしてきますし会社から呼び出されることもあります。

それらのことに対応しているうちに貴重な休日が終わってしまったという可能性もあります。そのような話を聞いてしまうとブラックだといわれてしまうのでしょう。

15:給料と業務量が見合っていない

施工管理のお給料は一般的に高いと言われますが、それは資格を取得していたりその資格の級が高かったり、また長時間の残業によって高額の残業代がお給料に付いてくるからだということもあります。

決められた残業時間を過ぎてしまうと申告は出来ず、結果、サービス残業になってしまい実際にお給料よりもはるかに上回る仕事量をこなしているという施工管理者もいます。これらのことは施工管理者の仕事がブラックであるといわれてしまう原因の1つです。

16:マインドコントロールされている

施工管理の仕事がブラックと呼ばれる理由はほかにあります。言葉は悪く聞こえるかもしれませんが、マインドコントロールをされてしまっている可能性があるのです。

まず考えられるのが「一般的に給料が良い」という話です。前述したようにお給料明細は高い金額になるでしょうが業務内容が多いため、実際の仕事量と見合っているかどうかはわかりません。

「これだけのお給料をもらっているのだから頑張らないといけない」と思うようになり、たとえ無理なことを言われたり押し付けられても「あれだけもらってるのだからこれくらい当たり前」という考えになり、結果、感覚が鈍ってしまうことになってしまうのです。

次によく言われるのが「現場は必ず終わる」という言葉です。

たしかに工事は完成をさせないといけないため、必ず終わります。ですがそれは当たり前のことなので言い方を変えれば「この現場が終わるまでは我慢をしてほしい」ということなのです。そのようなこともブラックであるといわれてしまう一因でしょう。

17:怒号に耐えなければならない

建築・建設現場ではさまざまな職人や技術者さんたちがきて作業をしています。

そういった職人や技術者さんたちの中には気の荒い人や長年、職人として生きてきたという経験や自負があるため、年下の施工管理者のいうことは聞けないとばかりに「自分は今までこのやり方でやってきた」と怒鳴りつけられることもあります。

とはいえ、散々言った後はしぶしぶでも指示に従ってくれることもあるので、怒鳴り声に耐えて相手の話を聞くという姿勢はくずさないようにしないといけません。

立場的には施工管理者のほうが上ですが、そういったことを表面に出さないようしないといけないことも施工管理がブラックであるといわれてしまうことなのでしょう。

18:慢性的に人不足

実は建築・建設業界では常に人材不足です。

仕事がきつい、汚い、危険といったいわゆる3Kとよばれる職種なため、敬遠されてしまいがちなため、転職サイトなどには人材募集の記事が掲載されていることが多くあります。

では人材不足なのにどうやって施工管理の仕事を成り立たせているのでしょうか。

それは「施工管理者もしくは現場監督として人材派遣会社から人を派遣してもらっているから」なのです。

しかし、経験がある人がくることはまれで未経験者が派遣されてくることが多くあるため、その派遣社員に仕事を教えなければいけません。派遣社員は期間が決まっていてひとつの現場が終わるといなくなってしまいます。

次の現場に新しい人がくるたびに一から仕事を教えることになるので、実際には戦力になっていません。人材不足ということはそれだけ一人にかかる負荷が大きいということにもつながるので見方によってはブラックにみえるのでしょう。

19:求人は多いが覚悟がいる

建設業界としては建築物がある限り、補修といった工事もありますので仕事は必ず発生します。

将来的にみても仕事が無くならないというのは安心材料ですし、前述したように人材不足なので求人は常にあります。

ですがブラックであるといわれてしまう原因をみてきたように、建設業界で施工管理として働くのであればしっかりと覚悟をもって働かないといけません。

この「覚悟がいる」という点もブラックであるといわれる要因の1つでしょう。

20:絡みある業種が多く対応が大変

建築・建設工事には建物によって本当にさまざまな業者が集まりますし、それに加えて職人や技術者さんたちも集まってきます。

施工管理の仕事の1つにそういった業者間の調整や対応をしなくてはいけないということがあります。

しかも自分の会社が建築を中心とするゼネコンになるのか電気設備や機械設備などを担うサブコンになるのかで絡みがある業種も変わってきます。

そして自分が担当している業者たちとそれぞれ打ち合わせや連携をしていかないといけないということはそれだけの時間がかかることになり、結果として時間が足りなくなり忙しくなってしまうということになります。

そういったことを考えるとブラックであるといわれてしまうのでしょう。

21:恋愛や結婚が難しく大変

施工管理の仕事が激務であることは今まで述べてきた通りです。

そのため恋愛や結婚については「難しい」といわれるものブラックといわれる原因でしょう。工事現場によって休日が土日なのか平日なのかが変わってくるのが施工管理の仕事です。

相手の職業にもよりますが、担当している現場の休みが平日の場合は相手とスケジュールが合いにくくなる可能性がありますし、平日も残業で遅くなる可能性もあるので約束がしにくいということもあります。

では業界内で相手を探そうと思っても自分が男性の場合、ほとんどが男性という業界のためなかなか難しいですし出会いもほぼない、といっていいでしょう。
このような面からもブラックといわれてしまうのです。

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22:結婚相手の理解が必要

結婚相手の理解が必要な理由は、勤務時間、出勤する時間が現場によって変わる、夫婦間で休日が合わないこともある、そもそも休めないということもあるといったことを納得してくれるかどうかだからです。

休日がちゃんととれるかどうかも分からないですし残業も多くなる可能性があるため、家事や育児に協力をしたくてもできないということを理解してもらい納得してもらうことも必要です。

結局、相手次第ということはありますが、一度施工管理の仕事のことを理解してもらえれば結婚生活は成り立つといわれています。

とはいえ聞いただけと実際に身近で一緒に生活をするのとでは全然違うということも言われる可能性もあります。

このような面もブラックとなる要因でしょう。

23:癖のある頑固な人が多い

施工管理者にも職人や技術者さんたちにも癖があって頑固な人はいます。

職人や技術者さんたちで癖があって頑固な人というのは作業手順などに自分なりの強いこだわりを持っている人ということが多いです。

工事現場においての作業手順やルールなどはゼネコンによって変わることがあります。

本来であればそのルールにそって作業を進めていかないといけませんが、頑固な人は自分のやり方にこだわっていて施工管理者の言うことを聞いてくれない場合もあります。

ですが一度納得すると従ってくれることもあるので気持ちをいかに和らげるかということも大切になってきます。このように人間関係で対応しないといけない機会が多いのもブラックといわれるのでしょう。

24:やりがいが見つけにくい

「自分が携わった建築物が完成したときに達成感を感じることができる」という言葉をいわれることが多い施工管理の仕事ですが、実際にはそうでもないという意見もあるようです。

たしかに施工管理者は建設工事を行っている期間、なにかと忙しくしているので達成感を感じる人もいるでしょうが、実際に手をかけて作業しているのは職人や技術者さんたちのため、自分はどちらかといえば雑用などをしている、という感覚を持っている人もいます。

やりがいが見つけにくいということはモチベーションを保つことも難しくなりがちになってしまうことがブラックといわれてしまうのでしょう。

25:仕事場が最優先である

建設業界では工事現場が動いている間はとにかく現場が最優先になります。

その理由は建物を完成させる工期が大きく関係してきます。

例えば、3月31日に竣工する現場であれば最初から「年度が変わる」が変わるということを考慮して工期を組んでいます。

そのため、途中で施工に遅れがでていることが分かっても、工期の延長は行われることはありません。

結果、そのしわ寄せは現場側にきてしまいます。

ではなぜ建物の建築計画を立て始めたときから細かく工程を決めているにもかかわらず、肯定の遅れがでてしまうのでしょうか。

その理由は人不足による遅れや設計や施主からの急な変更、そして災害によるものがあげられますが、どんな理由であっても工期を遅らせるわけにはいきません。

その対応をしなければならないため、施工管理者は現場最優先になってしまいます。
このようなことも施工管理の仕事はブラックといわれてしまう原因の1つとなってしまうのでしょう。

26:業務外の仕事がある

施工管理の仕事は自分の業務の範囲以外の仕事も回ってくることが非常に多くあります。

設計や施主から仕様の変更の指示がでたらそれを職人や技術者さんたちに伝えないといけませんが、職人さんたちがほかの現場の予定を入れていたりするとすぐに対応ができない時もあります。

そのようなときに簡単なものであれば自分がしないといけなくなってしまい、自分の本来の仕事ができないという状況になってしまうこともあったりします。

ほかにも職人や技術者さんたちの話をずっと聞かないといけない、打ち合わせに時間通りに集まらないため時間がおしてしまう、といったいわゆる「待ち」の時間が多いです。

また新築の現場の場合、検査関係の立ち合いがものすごく多くありますし、そのほかにも施主への説明などさまざまな「業務以外」の仕事がでてきます。

このようなことも施工管理の仕事はブラックだといわれてしまうのです。

27:多くの資格を取得しなければならない

建設業界は意外と専門的な要素の仕事が多いため、その分野ごとに国家資格を取得しておいた方がいい職種があります。

施工管理がブラックだといわれてしまう一因にその資格の取得を求められるということがあります。

それは技術関係だけでなく、工事現場でも施工管理技士の資格を取得しておけば大きな現場を担当できたりお給料にも反映されるなどといったメリットがあります。

資格の中には建築施工管理技士、建築士、技術士といったものがあります。

会社としては資格保有者が多いほうが扱える現場も増えて利益につながるので資格を取得することを推進してきます。

ですが今まで述べてきたように、工事現場の施工管理の仕事は非常に忙しく、資格を取得するための勉強をする時間の確保が難しいという状況になりがちです。

勉強する時間を確保しようと思うと睡眠時間を削るということになってしまい、本来の仕事に支障がでてしまう可能性もあります。

資格を取ること自体が難しいということもありますが、資格の種類も多いので取得しようとするとかなり本気で勉強しなくてはいけません。

このことは施工管理だけでなく建設業界がブラックだといえるでしょう。

28:飲み会が多い

建設業は業界自体がお酒が好きな人が多いので飲み会がとても多い、といわれるのもブラックだと思われる原因の1つでしょう。

施工管理者とかかわりをもつ人たちは職人や技術者さんたちだけでなく、職人や技術者さんたち、協力業者、下請け業者、取引先の資材業者、設計、施主など多岐にわたっています。

職人や技術者さんたちのなかには、仕事帰りの飲み会を楽しみにしている人もいて無下に断ってしまうとその後の作業の進捗状況に影響を及ぼしてしまう可能性があります。

そのため飲み会には毎回は付き合わなくても、何回かに一度は付き合うことにしている人もいます。

普段から飲み会が開かれる可能性が多いのに、年末になると忘年会、年が明けると新年会というように何かにつけて飲み会を開こうとする人がいる現場のたんとうになると、そういった業務以外のことにも対応しないといけないことがあり、そういった部分がブラックといわれてしまうのです。

とはいえ、仕事をスムーズに進めるためには人間関係にも気を配らないといけないので、ある程度は飲み会に参加することも必要になってくることを頭に入れておきましょう。

29:働き方改革の影響が無い

一時、働き方改革というワードがテレビをにぎわせていました。

2019年4月1日に施工された労働基準法のことが働き方改革と呼ばれていますが、建設業界は5年間の猶予(2024年4月まで)を経て時間外労働についての罰則が行われるため例外となっています。

建設業界は常に人材不足ですので1人にかかる仕事量が多いのは述べてきた通りですが、その人材不足が解消されないまま、残業ができなくなったり休日が増えても工期が決まっているのでどこかで誰かにしわ寄せがいってしまうのは分かりきっています。

この段階ですでにブラックといわれてしまう要因がでてきていますが、世間一般でいわれる働き方改革が建設業に適用されるのは2024年4月1日です。

このときまでにどれくらい国の方針に近づくことができるのかは各企業や会社の努力次第ですが、現場までその改革がとどくまでに時間がかかるのは仕方がありません。

このようになかなか働く環境が改善されないこともブラックとよばれてしまう一因でしょう。

出典:働き方改革関連法のあらまし(改正労働基準法編)|厚生労働省

30:しわ寄せや尻拭いが大変

建築・建設工事は元請けから1次下請けやというような形で工事を施工する体制が組まれていて施工管理者は元請け側になり、職人や技術者さんたちは2次下請け、3次下請けの場合が多くあります。

施工管理者はこの下請けの人たちが起こした問題などについて問題を起こした本人にかわって関係業者などに頭を下げに行かないといけません。

本来であればなにか問題を起こした人が頭を下げに行くのがスジですが、施工管理者は工事現場のことは責任を持たなくていけない立場にあるため、尻ぬぐいをしないといけない場面が非常に多いです。

またしわ寄せについてですが、工期は当然のことながら守らなければなりません。

ですが台風など自然の要素が原因となったり、そのほかにもさまざまな要因から工期が遅れてしまうこともあります。

それでも納品する期日は変わらないため、遅れた分はどこかにしわ寄せがきますがそれは大抵の場合、現場がかぶることになります。

そしてそのことを実際に作業する職人や技術者さんたちに伝えるのが現場責任者である施工管理者です。

このような業務内容を知っていくとやはりブラックといわれても仕方がないでしょう。

31:電話の量が多い

施工管理者になると電話する回数がそれまでと比べて格段に上がります。

このこともブラックといわれてしまう原因のひとつになるようですが、理由としては、工事に関連のある業者の数が非常に増えるための業者からの連絡が一気に増えることと設計などから仕様の変更や連絡などにも素早く対応していかなければならないことがあげられます。

そして自分が効いた変更内容を業者や下請けの作業員に伝えなければいけませんが、それも電話で行うことが多く、振り返ると1カ月の電話の回数が非常に増えているという結果になっていることが日常になってきます。

32:客先の言うことを聞かなければならない

建築・建設工事は発注をしてくれる施主さんが必ずいます。施主さんは工事が終わり何事もなく受け渡しが終わったあとに工事の代金などを支払います。

そのため、お金を支払ってもらうまでは、ある程度、お客の言うことは聞かなければいけないことが多くあります。

あまりにも理不尽なことだったりする場合はきけないこともありますが、壁紙の変更とか対応できるものに関しては聞くようにしないとならないのはストレスが溜まることでもあり、ブラックとなってしまう一因でしょう。

33:新しい手法や施工方法が採用されにくい

建築・建設工事は職人や技術者さんたちの技術に頼る部分もおおくあります。

専門的な部門だったりすると職人や技術者さんたちの熟練された技に頼ることもあります。

また職人や技術者さんたちの世界も人材不足なっていますので、職人さんたちの年齢も上がってきています。

そういった年配の職人や技術者さんたちの場合、自分のやり方にこだわってしまい新しい手法や施工方法を試そうとしなかったりなかなか採用をしてくれないこともあります。

そういった人を説得するのも施工管理者の役割になるので時間もとられストレスも溜まってしまうという意見もありブラックな職種といわれています。

34:下の立場の人に偉そうになってしまう

ゼネコンやサブコンなどの施工管理者は会社からのさまざまな用事をこなしながら、施主や設計などのいわゆる「上の立場」という人たちからの要求や指示に対応して現場に伝え、仕様変更などを伝えることがあります。

上からの指示を聞くときに「今から変更するのは難しい」とは思うことでも何となく圧力を感じて、反対意見など何もいえないまま下に伝えざるをえないということもあります。

指示のあった変更点などを職人や技術者さんたちに伝えるときに、つい偉そうに言ってしまったりします。

またメーカーの人にはなぜか強気に出てしまうという施工管理者の意見もあるなど、自分でも気づかないうちに下の立場の人に偉そうな態度をとってしまう状況におかれるということはブラックといえるでしょう。

35:私生活でも偉そうにしてしまう

施工管理者が下の立場の人達に対して偉そうな態度をとるようになってくると、いつの間にか自分自身の考えや性格が変わってしまったなどとなりかねません。

自分ではそんな態度をとっているつもりはなくても他人から見れば十分に偉そうに見えるなど、私生活にも影響がではじめると気をつけないといけません。

現場での雰囲気を私生活では出さないようにするのは難しいかもしれませんが、できるだけ気をつけるようにしましょう。

36:週休2日にしてしまうと日当の給料が減る

ゼネコンやサブコンから施工管理者として現場にきている場合は毎月決まったお給料がもらえます。

ですが派遣などの場合、日給となるので休みが増えるとそれだけお給料が減ってしまいます。

施工管理者がブラックだといわれる要因の1つでもある「休みが少ない」という点を考慮すると週休2日は嬉しいことなのでしょう。

ですが、お給料のことを考えると休みが増えるのは困ってしまうということになります。

負担を感じやすい職場・職種は?

負担を感じやすい職場・職種は?


近年、施工管理業界では以下のような建設現場でハードな仕事が求められています。

ビル建設
マンション建設
商業施設建設
これらの建物は2021年開催予定の東京オリンピックに向け、都心部で積極的に建設されています。

そのため、都心部で施工管理に携わる場合、残業や休日出勤となるケースもあるでしょう。

施工管理が良い環境で働くポイント5つ


施工管理は土日休みなし。残業はしなくていけないのに手当を請求しにくい、人間関係が複雑、仕事の量が多いなどといったブラックというイメージがついてしまっています。

ですが最近では少しずつではありますが、建築・建設工事現場もブラックだけではなくホワイトになるように企業努力をしています。

では施工管理者としてできるだけホワイトに近い環境で働くためにはどうしたらいいのかみていきましょう。

1:小規模の現場で働く

大手のゼネコンのほうが福利厚生といった制度も整っていて働きやすいと思われがちですが、見方を変えれば小さい規模の会社であっても自分の希望とあっていれば働きやすい環境といえるのではないでしょうか。

大手企業だときちんと制度は整えているでしょう。

ですが社員の1人1人までケアができているかというと必ずしもそうではない場合が多いのに対し、小規模の会社の方が1人の環境をよくみてケアしていけるという点では優れているといえるのではないでしょうか。

2:首都圏ではなく地方の現場で働く

建設業界は全国的に人手不足といわれています。首都圏や大きな都市では大きな現場がたつことが多くそれに伴って施工管理者の募集もあります。

ですが大きな現場では資格が必要な場合もあり、仕事量とお給料が見合っていないと感じることもあります。

人手不足は地方の方が深刻なため、地方の建設会社が施工管理者を確保しようとすれば高給与で厚待遇をアピールしなければならなくなっています。

地方の企業には首都圏や大きな都市の企業よりも勤務状況を良好にし、お給料の水準も上げてなどといった社員の待遇を良くしないと人手不足を解消することができない状況になってきているといっていいでしょう。

3:会社に就労条件の交渉する

今、働いている環境を少しでも良くしたいが地方に行くことはできない、という人は自分で会社に就労の条件を交渉するという方法もあります。

その時に気をつけたいのはにこやかに穏やかに交渉を行うことです。

なんとしても自分の条件をとおしたいと意気込むと力が入りすぎてしまい、聞いてもらえる話も聞いてもらえなくなる恐れがあります。

交渉をするときはにこやかに落ち着いて、自分がどうして就労条件の交渉がしたいのか、どういった条件にしたいのかなど内容をまとめておきましょう。

また1回で希望が通るとは思わずに何回でも交渉する、というぐらいの気持ちで交渉にあたりましょう。

4:派遣に転職する

会社の正社員として働くのは、毎月決まった金額は確実に入手できますし福利厚生なども制度化しているので安心して働けます。しかし、会社の言うことは聞かなければならず、また周囲の状況に合わさないといけないということもあります。

ですが派遣社員として働く場合、毎月決まった金額にはなりませんし派遣会社によっては福利厚生に関しては自分で手配をしないといけない場合もあります。

また時間給や残業・休日出勤手当など待遇は派遣会社と契約を結ぶ時に確認をしましょう。

5:余裕ある工期の現場で働く

休日出勤や残業を少しでも減らしたいと思うのならば後期に余裕のある現場で働くようにしましょう。

工期に余裕のある現場なら焦って工事を進めなくてもいいですし、休日出勤や残業も少なくなります。

また余裕のある工程管理をしている現場ならば、引渡しが迫ってのラストスパートをかける苦難もしなくてよくなります。

休日などしっかりと休みたいという人は最初から工期に余裕ある現場を希望した方が、より余裕ある日々を過ごせるでしょう。

施工管理に求められる能力3つ


建築・建設工事の現場には多くの職人や技術者さんたちが施工に携わりますが、彼らは1人1人がプロフェッショナルとして経験や実績がある人がほとんどです。

施工管理者は工事現場の責任者として現場全体の指揮をとるとともに工事に携わるプロの人たちをまとめていかなくてはいけませんが、その時に必要になってくるのが「リーダーシップ」です。

ではほかにどのような能力が求められるのかみていきましょう。

1:管理に関する能力

施工管理者は工事現場が動いている間は4大管理といって「工程管理」「原価管理」「品質管理」「安全管理」を管理していかなくてはいけません。

4大管理はどれも大切な部門ですが、安全管理に関連して「危機管理能力」も求められます。

危機管理能力とは、どのようなトラブルが起こる可能性があるのかあらかじめ想定しておき、トラブルが起きないように手配をすることです。

トラブルが起きてしまうと処理をするにはそれなりの時間がかかります。トラブル解決にむけて指示をだしますがそれで終わるのではなく、自分が伝えた指示を理解して作業をしているのか確認することを習慣にしていきましょう。

2:マネジメントに関する能力

施工管理者の仕事のなかには原価管理なども含まれていてデスクワークもかなりの部分をしめます。

工事には予算が決められていて、その予算内でやりくりを行い会社に一定金額の利益をもたらさなければいけません。

そのため目標とする利益の金額を算出し、その金額に近づくように原価を確認し予算を組み立てていく力も必要となってきます。

一見すると経理部門に仕事にも見えますが、原価の交渉を業者とおこなえるのはやはり現場の施工管理者になります。

3:コミュニケーションに関する能力

建設業界はただ建築物や住宅などを建てておけばいい、というものではなく施主はもちろん工事現場で作業をする職人や技術者たち、関連業者、役所の関係者、工事現場の近隣住民などさまざまな人とかかわる仕事です。

建築工事をスムーズに進めるためには作業する職人たちとはもちろんのこと、近隣住民とまめにコミュニケーションをとり良好な関係をきずいたうえでトラブルを起こさないようにしていきます。

コミュニケーション能力は仕事をしていくなかで必要不可欠な能力といえるでしょう。

施工管理がブラックだと言われる理由を知り自分に合う環境で働こう


施工管理の仕事はその性質からブラックだといわれてしまう理由について述べてきました。

建築・建設工事は詳しくわからなくても見ているだけでも「なんだかキツそうな仕事」という印象があり、どうしてもブラックな印象を与えてしまいます。

たしかにそのような部分も多く、仕事量の多さに辞めていく人もいます。

ですが企業や会社によっては地道に改革に取り組んで3Kではない努力をしています。

現場で働こうとする場合はその現場が自分に合う環境なのかということを調べるようにしましょう。

 


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施工管理の現状とは?

建築・建設工事は詳しくわからなくても見ているだけでも「なんだかキツそうな仕事」という印象があり、どうしてもブラックな印象を与えてしまいます。
たしかにそのような部分も多く、仕事量の多さに辞めていく人もいます。
ですが企業や会社によっては地道に改革に取り組んで3Kではない努力をしています。
現場で働こうとする場合はその現場が自分に合う環境なのかということを調べるようにしましょう。

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