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施工管理職の仕事内容・資格取得に関する基礎知識14選|やりがい5つ

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公開日時 2022.09.06 最終更新日時 2022.09.06

施工管理とは?


「施工管理」とは、建設現場において作業が計画通りに進行するように全体を管理する仕事です。具体的には、原価管理や安全管理・品質管理・工程管理といった、いわゆる4大管理があり、その他にも、取引先との交渉・人員手配など、仕事内容は多岐にわたります。

加えて、現場のリーダーとしての責任を有しており、作業員の陣頭指揮を執ることも仕事内容の1つです。

今回は、施工監理職における仕事内容と、多岐にわたる仕事の中で生かすことのできる資格とその資格取得に関する基礎知識について解説していきます。

施工管理の資格概要

建設業における施工管理には、平成30年10月現在、以下の6つの種類があります。

-土木施工管理
-建築施工管理
-管工事施工管理
-電気工事施工管理
-造園施工管理
-建設機械施工

また国土交通省によると、平成31年度より、7つ目の施工管理となる「電気通信工事施工管理」が新設される予定となっています。

出典:国土交通省
URL:https://www.mlit.go.jp/totikensangyo/const/totikensangyo_const_tk1_000055.html

施工管理職の主な仕事内容4つ

建設現場において多面的・多角的に管理する施工管理者は、この「4大管理」に重きを置いています。それは、建設現場における工事成功の基盤となるからです。施工管理の主たる目的は作業が円滑に進み、建設事業を成功へと導くことにあります。

これから解説していく4大管理の仕事内容には、発注者ニーズへの管理や現場管理・コスト管理などが挙げられます。建設現場では様々な関係者が携わっているため、「何をどのような目的で管理しているのか」を押さえることが重要なポイントとなります。

1:施工管理

施工管理の仕事内容は、工期内に建設物が完成するように工程表を作成し、スケジュール通りに作業を進めるための管理業務があります。

建設現場には、多くの業者や作業員が携わっているため、すべての人員が工程表をもとに担当している工事を遂行していきます。そのため、工程が1つでも遅れてしまうと、その後の工程にも影響を及ぼしてしまうため、その都度調整や見直しを行わなければなりません。

作業が円滑に進まない場合には、工期の遅れを招くだけにとどまらず、余計なコストが発生したり、品質の低下を招いたりなど悪循環に陥ってしまいます。

つまり、各作業員が工程を遵守し、工期までに完成させるための環境づくりが、施工管理者の主な仕事内容の一つです。

2:原価管理

原価管理の仕事内容は、限られた予算の中で建設物を完成させ、最終的にはその会社の適正な利益を得ることを目的とした、管理業務です。作業に求められる品質を確保しながら、自社への利益確保を図るため、人員の配置や材料の仕入れといった知識も要求されます。

施工管理を受注した会社にとって利益に直結する仕事内容となるため、重要な業務の一つといえます。

昨今では、専用ソフトを導入している会社も多いため、原価管理はデジタル化が進んでいるといった側面も有しています。

3:品質管理

品質管理の仕事内容は、設計図書・発注書通り施工ができているかなどを確認する業務です。また、仕上がりなどに問題がないかなども点検します。

発注者から指定を受けている材料や設備が正確に設置されているか、傷や汚れ、隙間などが生じていないかなど、作業の進捗に応じ都度確認し、次の工程へと進んでいきます。

仕上がりの品質も重要なポイントの1つではありますが、基礎や柱・梁などといった構造部分の品質管理は最重要ポイントと言えます。

これは、建物の耐久性に直結する要素であり、完成後には見ることができないことから、問題点があっても、容易に改善できないことが理由です。我が国日本は地震大国でもあるため、耐震性に関する品質については発注者も重きを置いています。

完成した品質は、発注者の満足度にも影響を及ぼすため、作業者は責任をもって取り組み、品質管理をもって確認するといったプロセスは必要不可欠となります。

4:安全管理

安全管理の仕事内容は、建設現場内に存在・潜在する危険要素を排除し、安全に作業ができる環境を整備する業務です。

建設現場における事故は、作業員だけでなく発注者にとっても重大問題になり、未然に防がなければなりません。高所での作業や、電動工具などを用いた作業などにも多くの危険が潜んでいるため、これらを事故にしないように危険を排除していきます。

さらに、作業員に対する安全教育も重要な仕事内容の1つです。危険行為禁止の徹底を促すことや危険予知活動をするなど、施工管理者が主導的に安全意識を高めていくことで安全管理に努めることが大事になります。

施工管理に必要とする資格7つ

施工管理業務の仕事内容には、専門的領域分野が存在します。そのため、資格取得や試験に合格する必要があります。

ここでは、施工管理において必要となる資格を7つ紹介し、どのような場面でこれらの資格を活かすことができるか解説を加え、見ていきます。

また、これらの資格取得は、俯瞰的な施工管理に通ずる分野であるため、幅広い知識・知見を得ることができます。このため、資格取得・試験対策の勉強は有意義なものとなるでしょう。

出典:一般財団法人全国建設研修センター
URL:https://www.jctc.jp/exam

1:管工事施工管理技士

管工事施工管理技士は、施工管理技士において分類される項目の1分野です。施工管理技士には、取り扱う工事種別に応じて管工事・建設・土木・電気工事・造園・建設機械・電気通信工事の7種目があります。

その中で、管工事の仕事内容は、冷暖房設備や空調設備、ガス管・上下水道設備などの配管工事のことを言います。建設規模が大きくなればなるほど、配管は複雑化し、配管の種類も増えるため、施工契約や工程管理を行うのが管工事施工管理技士です。

資格は1級・2級の区分が設けられており、学歴や実務経験年数によって受けられる等級が異なります。1級を受験できるのは、実務経験年数を満たす必要がありますが、2級受験にはこのような制限は設けられていません。

管工事施工管理技術検定は、国土交通省の指定機関である一般財団法人全国建設研修センターによって実施される、技術検定の合格者に与えられる国家資格となっています。

出典:建設管理センター
URL:https://www.ecc-jp.com/w/kan01.html

2:建設機械施工管理技士

建設機械施工技士の資格試験は、国土交通省が管轄する国家資格です。与えられる仕事内容は、建設機械を取り扱う作業員を統括し、工事を円滑に進めるための現場監督のような役割です。

建設現場においては、大小様々な機械を用いりますが、このような機械は規模が一定以上の工事であるため、専門的な機械を扱う際には、現場への建設機械施工技士の設置が義務付けられています。

また建設業法では、建設現場には必ず主任技術者、もしくは監理技術者を選任することが義務付けられているため、これらの資格取得によって建設機械を扱う、建設現場におけるプロジェクトに携わることができるようになります。

なお、試験は1級と2級があり、それぞれにおいて学科試験と実地試験が行われます。

出典:建設管理センター
URL:https://www.ecc-jp.com/w/kikai01.html

3:建築施工管理技士

建築施工管理技士は、建設業法第27条の規定に則り、指定試験機関として一般財団法人建設業振興基金によって資格取得試験が実施されています。

建築施工管理技士の仕事内容は、現場を指揮・監督し、施工管理するために必要な専門家として位置づけられていますが、鉄筋工事や大工工事、内装仕上げ工事などを含む建設工事の場合では、施工計画も作成します。

出典:建設管理センター
URL:https://www.ecc-jp.com/w/kentiku01.html

4:造園施工管理技士

造園施工管理技士は、施工計画から安全管理まで、造園工事の総合的責任者として造園工事に関する専門的な知識を有する資格です。資格取得によって、土木・建設系企業の他、造園事業を展開する企業やハウスメーカーにも人材ニーズがあります。

主な仕事内容は、屋上緑化や公園・庭園・造園工事における適正な施工で、主任技術者や管理技術者育成のために設けられた国家資格です。

1級・2級と分類されており、1級資格取得によって、自治体から発注される造園工事などを請け負った工事に携わることもできます。

出典:建設管理センター
URL:https://www.ecc-jp.com/w/zouen01.html

5:電気工事施工管理技士

電気工事施工管理技士は、国家資格であり、建設現場において電気工事の施工計画から工程・安全管理を担うことのできる資格です。電気工事の施工管理は、この資格保有者でなければ行うことができない仕事内容となっています。

また、1級・2級といった区分が設けられていますが、1級の資格を取得すれば、特定建設業の営業所ごとに設置することが義務付けられている、専任技術者・主任技術者・監理技術者を担うことが可能になります。

2級の資格取得では、一般建設業の専任技術者あるいは、主任技術者を担うことができます。

出典:建設管理センター
URL:https://www.ecc-jp.com/w/denki01.html

6:電気通信工事施工管理技士

2019年から新設された電気通信工事施工管理技士検定は、資格取得によって電気通信工事施工管理技士と認定されます。建設業法上において、営業所の専任技術者や電気通信工事における主任技術者・監理技術者を担います。

この資格が新たに設けられた背景としては、インターネットの高速化・複雑化にともなう、電気通信工事分野の高度かつ専門的な知識が求められるようになったためです。

資格取得によって、インターネット回線や固定電話・携帯電話といった電気通信系設備の建設現場における施工管理者としての仕事をすることができます。

出典:建設管理センター
URL:https://www.ecc-jp.com/w/tsuu01.html

7:土木施工管理技士

土木施工管理技士の仕事内容は、4大管理や施工計画の作成、用地の確保から役所への手続き・周辺住民への説明などがあります。地域開発など公共工事を主として取り扱っているため、近年では地震や台風などによる自然災害時復旧工事をすることも増えています。

生活の基盤となること仕事内容がメインとなっているため、社会貢献度が高い仕事に携われる機会が得られます。なかでも、1級土木施工管理技士は、建設現場における主任技術者・管理技術者の両方に選任されることが可能になります。

なお、土木施工管理技士検定は、建設業法規定に基づく、国土交通大臣が指定した指定試験機関である財団法人全国建設研修センターによって実施されており、資格を取得するには学科試験と実地試験に合格する必要があります。

道路や橋などのインフラ建設に必要となる土木分野の施工管理の仕事に活かすことのできる資格で、1級の土木施工管理技士の資格を取得することができれば、様々な土木工事現場で活躍することが可能となります。

出典:建設管理センター
URL:https://www.ecc-jp.com/w/doboku01.html

施工管理の資格取得のメリット3つ

これまで掲げてきた施工管理における資格の中には、国家資格など資格取得の難易度が高いものなども含まれています。ただし、これらの資格を取得することでメリットも享受することができます。

主としては、専任の技術者への昇進や建設現場におけるキャリアアップ、今後の転職活動での有利待遇などが挙げられます。

自己努力によって資格取得を実現できれば、自分の人生における武器として活用させることが可能です。

多数ある資格の中から、ここでは、施工管理技士の資格取得によるメリットを中心に紹介していきます。

1:資格取得者として一目置かれる

1級・2級と分類のある資格の中で、1級の資格取得ができれば、特定建設業と一般建設業のいずれにおいても専任の技術者になれますし、2級の資格取得であれば、一般建設業での専任の技術者になることができます。

また、これまで携わることのできなかった仕事内容にも携わることができる可能性もあります。

2:キャリアアップに役立つ

施工管理技士の資格取得者は、建設現場において常に必要とされている人材と言えます。加えて、建設業界では施工管理技士不足の問題が顕在化しています。

資格取得者はどの企業にとってもニーズのある人材になることができるため、これらの資格取得によって、転職する際にも有利になる可能性もあるでしょう。

また、現代では有資格者の不足が急速に進んでいるため、資格取得者に対する需要はますます高まっていると考えられます。

3:「監理技術者・主任技術者」として認められる

建設現場には、必ず管理技術者もしくは主任技術者を設置しなければなりません。

1級施工管理技士の資格保有者は「監理技術者」として認められ、2級施工管理技士の資格保有者は「主任技術者」として認められます。いずれも、営業所ごとではなく建設現場ごとに必要となる技術者です。

これら資格保有者の設置は、単に法律上の設置を求めているといった理由に留まらず、国家資格保有者としての見地や管理能力をも備えていることを客観的に証明することができます。

「監理技術者」の設置が必要となるケースとしては、元請の特定建設業者が総額4,000万円以上(建設一式の場合は6,000万円以上)の下請契約をした工事である場合に、設置する必要があります。

特定建設業からの許可を受けた元請業者に設置する義務が発生し、それ以外の業者は、「主任技術者」の設置が必要となります。

「主任技術者」の設置に関しては、元請・下請に関わらず、監理技術者が必要な工事以外はすべての工事において設置する必要があります。

出典:3.建設業法の概要 |国土交通省
参照:https://www.ktr.mlit.go.jp/ktr_content/content/000699485.pdf

施工管理職の仕事内容に関するやりがい5つ


どの職種の仕事内容においても楽な仕事というものは存在しませんが、「施工管理」の仕事内容ももちろん楽な仕事ではありません。

先述した通り、仕事内容として、現場の安全確保や発注者からの要望、会社の利益確保など、多面的・多角的な問題に対して対応しなければならないため、実践する業務量は少なくはありません。

また、発生する問題は予期したものに限らず、突発的または偶発的に発生する問題も多くあります。

そのようななかでも、「施工管理」という仕事において感じることのできる、やりがいについて解説していきましょう。

1:安定的に仕事の需要がある

施工管理職の仕事内容というのは、比較的安定した需要が継続していると言われています。

昨今においては、東京オリンピックの開催に向けて建設需要は飛躍的に上昇しました。もちろん建設需要が上がれば、施工管理需要も右肩上がりになります。

また、将来にわたって「建設」そのものが消滅するといったことは考えられませんので、施工管理職であれば、将来的にも安定して収入を得られる可能性があるでしょう。

2:頑張った分だけ給与が上がる

施工管理職は、自己努力をした分だけ自分の給与にも反映が出やすい職種といえます。

施工管理の仕事内容は主として「技術職」であるため、スキルや経験値によって昇給する会社もあります。また、一部の会社では「資格手当」を出しており、手に職をつけた従業員には手厚い優遇を設けています。

会社側としても、国家資格保有者の人材は貴重であるため、人材流出を防ぐためにも、手厚い優遇をする傾向にあります。

3:成果が目に見える形の仕事である

建築物が完成した時の達成感は、なかなか味わえないやり甲斐と魅力です。

当初は何もなかった更地から数多くの人員と協力し、目の前にその建物が完成した景色を見た時、その方々にしか見えない景色が見られます。

例えば、大きなビルが完成したシーンや町と町をつなぐ橋が架かったシーン・ひとつの山を切り開いてトンネルが開通したシーンなど、建設現場では多種多様なシーンを味わうことができるでしょう。

さらには、それを自らの手や目で感じ取れることも施工管理の醍醐味と言えるでしょう。

4:成果報酬が充実している

施工管理において1つのプロジェクトが終了するときには、ひとしおの達成感を得ることができます。これと同時に会社への利益が確定し、どの程度会社にプラスになったのかについても、数値化され始めます。

プロジェクトが大規模であればあるほど、そのプロジェクトを請負った会社の利益は高くなるため、従業員に「成果報酬」として、その恩恵を受けることもあります。

5:職人との良好なコミュニケーションが図れる

建設現場には自分の会社の者だけでなく、他の会社の方やなかには職人さんもいるため、コミュニケーションをとりながら作業工程を進めて行く必要があります。

そのような中で、いつの間にか職人さんとの信頼関係を築くことができれば、円滑に仕事を進められるようになり、施工管理者としては、現場環境や協力体制を強固なものへと作り上げることができれば、これもやりがいの一つになるでしょう。

コミュニケーションをうまく取ることができれば、また別の建設現場で出会ったときに、仕事が円滑に進めることが出来るといった好循環も生まれます。

施工管理職に就くための勉強法3選


「施工管理職」に就くためには、資格取得が必須となります。ここでは目的達成に向けた勉強方法を3つ紹介していきます。

それぞれの勉強方法において、メリット・デメリットがあるため、どの勉強方法が自分に向いているかをよく考えたうえで実践することをおすすめします。

また、時間的・金銭的に余裕がある方は、これらの勉強方法を並行して進めることも効率的です。共通していることは、「施工管理職に就く」といった最終目標を見失ってはいけないといった点を押さえておくことです。

施工管理職を目指すにあたって資格取得に挑戦する場合は、ある程度の覚悟と反復継続した根気ある学習習慣を定着させることが資格取得への近道となります。

1:通信講座を利用する

おすすめ勉強法の1つ目は、「通信講座の利用」です。

この勉強法のメリットは隙間時間を活用できるため、あまり時間的な余裕がない方におすすめです。その反面、通信講座費用が掛かるため、ある程度の出資が必要となる点はデメリットになります。

しかし、隙間時間を有効活用できれば、パソコンやスマートフォン・タブレット端末などを用いていつでも・どこでも学習が可能となります。通勤時間として30分などの隙間時間を勉強に充てることも可能です。

2:独学での勉強

2つ目のおすすめ勉強法は「独学」です。この勉強法のメリットは、少ない出資で資格取得することができる点です。デメリットとしては、分からない問題や苦手な問題の対策が取りづらいといった点にあります。

独学での勉強方法では、「参考書・テキスト」と「過去問題集」の購入で、ある程度の準備は整います。ただし、施工管理分野の知識にはある程度の基礎知識が必要となるため、ただ「過去問題集」をひたすら取り組めばいいといった単純なものではありません。

基礎知識を培うため、「参考書・テキスト」を精読したあとに「過去問題集」に取り組むことをおすすめします。

3:講習会に参加する

3つ目のおすすめ勉強法が「講習会の受講」です。この勉強法のメリットは、専門家などによる傾向と対策を押さえた講義を受講することで、無駄のない勉強ができる点にあります。

デメリットとしては、開講する時間を調整しなくてはならないため、時間的余裕が必要となることです。また、受講料は有料であるため金銭的余裕も求められます。

ただ、受験講習会は非常に効率的な勉強方法であり、出題頻度の高い項目や重要ポイントなどの解説を聞くことができます。効率的に勉強がしたい人には、この勉強法が向いていると言えます。

施工管理職の仕事内容を理解して資格取得を目指そう


施工管理職の仕事内容は、大変な点もある反面、やり遂げた時の達成感も他の職種とは異なるものを得ることができますが、そこには自己努力が必要となり、いくつかの資格・試験に合格しなければなりません。

しかしながら、資格取得によって得るものは建設業界におけるライフワークに直結するものとなり、今後の生活をより豊かにするための財産となります。

施工管理者として、建設現場をけん引する人材を目指すために、自分に合った勉強方法でゆっくり、焦らず、確実に資格取得に向けて頑張りましょう。

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