共益費は何%が相場?建設工事の現場共益費の相場と交渉方法について紹介
こちらの記事では、建設工事の現場共益費の相場と交渉方法についてご紹介いたします。
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建設現場で作業する際にかかる費用として現場共益費というものがあります。単に共益費と言われることもありますし、管理費と呼ばれることもあるようですが、作業員が快適に作業するには欠かせないものです。今回は現場共益費の相場などについて解説します。
現場共益費とは?
現場共益費とは、現場に出入りする業者が共通して利用するような仮設物の費用のことを言います。具体的には、以下のようなものが含まれます。
- 建設現場の動力や電力および水道料金など
- 工事用の道路を維持管理するための費用
- 安全や衛生を維持するための施設の使用料や管理料
- 警備費用
- 近隣への挨拶まわりに必要になる費用
電力および水道料金については工事に関わる費用も含まれます。また、仮設事務所の設置費用や仮設トイレの設置・管理費用、さらには工事区画を塀で覆うのに必要な費用などもこれに含まれます。警備費用とは、工事現場の安全を確保するために必要な人件費なども含まれます。
いずれも現場で作業に従事する作業員が快適にまた円滑に作業する上で欠かせないものといえるでしょう。
なお、現場共益費は、賦金という形で、下請け業者が元請けに当たるゼネコンに支払うのが一般的です。
現場共益費の相場
現場共益費は現場によってさまざまです。例えば、山梨県建設業協会・山梨県管工事協会・山梨電設事業協同組合による「現場共益費協定書」では、以下のようになっています。
- 工事金額1千万円まで → 3.0%
- 工事金額1千万円以上、2千万円まで → 2.5%
- 工事金額2千万円以上、3千万円まで → 2.0%
- 工事金額3千万円以上 → 1.5%
なお、施主との契約請負額が工事金額に該当します。
比率については、現場担当と所長とのあいだで交渉して決められるのが普通です。値切りするという風潮もあるようですが、元請けとの健全な関係を維持したりスムーズに仕事をするためには求められたように支払うのがよいでしょう。
まとめ
現場共益費は現場での快適・円滑な作業を進めるには必要なものです。よほど相場からずれているなど不当な割合でない限り、支払うべきものと心得ましょう。
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現場共益費とは、現場に出入りする業者が共通して利用するような仮設物の費用のことを言います。具体的には、以下のようなものが含まれます。「建設現場の動力や電力および水道料金など
工事用の道路を維持管理するための費用」「安全や衛生を維持するための施設の使用料や管理料」
「警備費用」「近隣への挨拶まわりに必要になる費用」などいずれも現場で作業に従事する作業員が快適にまた円滑に作業する上で欠かせないものといえるでしょう。
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