【建設業法で定義される工事の種類④】左官工事


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建設業法にて分類されている工事の種類の一つに左官工事があります。
左官工事は主にモルタル、壁土、漆喰などを吹き付け・貼り付ける作業のことを指します。
そんな左官工事は具体的にどんな仕事が分類されるのでしょうか。
また左官工事に必要な資格者などをご紹介します。
左官工事とは
左官工事とは、モルタル、ブラスター、壁土などの材料を水で練った後、下地に塗り付ける工事のことを指す建設用語です。
またサッシの周りにモルタルを詰める工事や、打ちっぱなしのコンクリートの補修工事、吹き付け工事なども左官工事に含まれます。
左官工事は、壁土、モルタル、漆喰、繊維などをこてやローラーで壁や床に塗っていく工事です。
専門性が高く、日本の伝統的な工法の一つに数えられています。
最近では珪藻土や漆喰などの、自然の素材を用いた壁が再注目されています。
ただし同じこて塗りでも、防水モルタルを使った工事は防水工事業に分類されることもあります。
また吹き付け工事も、左官工事に含まれるものと、とび・土木・コンクリート工事に含まれるものがあります。
左官工事の吹き付け工事は建築物に吹き付けるのに対し、とび・土木・コンクリート工事に含まれる吹き付け工事は、法面処理などのために吹き付ける工事のことを指します。

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左官工事に必要な資格者
左官工事に必要な資格者はまず、経営業務管理責任者を満たしている人がいることが前提です。
満たしている人間がいる場合は、1級建築施工管理技士、2級建築施工管理技士(仕上げ)、技能検定の『1級左官』、技能検定の『2級左官』+合格後3年間の実務経験の資格者がいれば許可を取得することができます。
これらの資格を持っている方は、左官工事の専任技術者になることが可能です。
また1級建築施工管理技士の場合は、特定建設業許可の専任技術者にもなれます。
そして10年以上の実務経験を積んでいる方がいる場合は資格者の代わりとなります。
さらに土木工学や建築学に関する学科を卒業している場合、10年ではなく3~5年の実務経験で許可取得が可能です。
実務経験を証明する場合は、過去の契約書や注文書、誓約書控えなどを提出します。
日本の伝統的な工法である左官工事
左官工事には、壁や床の仕上げに壁付や漆喰などを塗る仕事です。
日本の伝統工法の一つとして知られ、塗る回数によって微妙な色合いを出せます。
職人の技術によって、様々な質感を作り出せるので近年見直されています。
どんな工事が左官工事に分類されているのか覚えてきましょう。
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