【2019年版】5年後・10年後の建設業界の働き方や技術、業界の動向を徹底解説


最短30秒で予約!転職のプロに相談しよう
施工管理として今より良い条件で働きたい方は、夢真にお任せください!
建設業界の発展のために、今すべきこととは
建設業界が今後5年・10年でどのように変化するのか見据えた上で、今何をすべきなのか考察し、実行していきましょう。
大きな変化が起こると、それに対応できず低迷してしまう企業も多いですが、前もって対策を講じておくことで変化をチャンスにすることもできます。
若年層の人材確保に力を入れよう
どんな会社でも働く人がいないと発展していくことはできません。
現在の建設業界では、人手不足が深刻化しており、目の前の業務をこなすのにも、人手が足りなくて困っているところが多いでしょう。
今後の発展のためには、人材確保に力を入れなければなりません。
特に重視したいのは、若年層の人材です。
若い人が建設業界を敬遠している傾向も否定できないので、建設業界全体のイメージの改善を図らなければなりません。
建設業は仕事の性質上、ある程度きついことは避けられませんが、建設業以外の企業でも、きつい仕事はたくさんあります。
イメージの改善を図ることで、他業種に流出した人材を取り戻すことは十分可能でしょう。
例えば、週休二日制の導入や有給休暇の取得率の向上、福利厚生の充実などが挙げられます。
新たに人材を獲得するだけではなく、既存の社員に長く就業してもらうための対策にもなるでしょう。
ただ、こうした改善をするためには、就業規則の改正なども必要になることから、一朝一夕で行うのは困難です。
そのため、早い段階から少しずつ進めていく必要があります。
外国人労働者対策
外国人労働者は、今後ほぼ確実に増えることから、上手に活用できるように今のうちから準備しておかなければなりません。
外国人労働者を上手く活用できれば、人手不足の解消になるため、イメージの改善にも繋がります。
しかし、外国人労働者への接し方があまり上手でないと、トラブルの原因になることも多いようです。
トラブルが発生することで余計な時間を取られて、残業が増えてしまうことにもなりかねません。
外国人労働者の活用の仕方次第で、上手くいく建設会社とそうでない建設会社で差が広がるものと予想されます。
外国人労働者を雇うことを想定して、今のうちから就業規則の改正や外国人労働者向けの福利厚生制度の創設などを行っておきましょう。
現在のところは、外国人労働者はそう多くありませんが、改正入国管理法が施行されてからだと、後手後手に回ってしまう可能性があります。
外国人労働者のいる現場を、担当したことのない現場監督の中には、他人事のように考えている人もいるかもしれません。
しかし、外国人労働者に指示を出しながら現場を管理している5年後・10年後の自分の様子をイメージしながら取り組んでいきましょう。
5年後や10年後には、外国人労働者の扱いに困っている若手現場監督にアドバイスを与える立場になっているかもしれません。

ゼネコンの求人、たくさんあります
業界最大級の求人数の中から、
年収にも働きやすさにもこだわった
「ゼネコン」の求人をどうぞ。
※転職成功率を上げたい人、コンサルタントに最適な求人を紹介してほしい人は2件以上の応募がおすすめです!
ITについて今のうちから学んでおこう
ITを上手に活用できるかどうかで仕事の効率に大きく差が出てきます。
建設業界でイメージの改善を図るには業務の効率化が必須です。
これまで通りのやり方で仕事をしていたのでは、いくら効率化を図ろうとしても、残業を減らすのは難しいでしょう。
比較的労働環境が良好な建設会社では、現場監督が施工管理アプリなどを使用して仕事をしています。
クラウドストレージにデータを保存して、社内で共有する仕組みや受発注などの際に利用する取り組みなども行われており、時間短縮にかなり役立つのです。
導入し始めの頃は、使い方がよく分からず、かえって時間がかかってしまうこともあるかもしれません。
しかし、アプリなどは使っているうちに効率的に活用できるようになっていくことが多いです。
そのため、今のうちから導入を進めていきましょう。
ITに弱い社員がいれば、会社でIT教育などを行うのもいいでしょう。
なかなか時間的余裕がないかもしれませんが、今後の大幅な業務時間短縮に繋がります。
ドローンやAI地盤解析ロボ、3DMC、3DMGに関しては高い導入コストがネックになりますが、早めに導入しておくのが望ましいです。
進化する技術や待遇改善の周知が鍵
今回、ご紹介したように建設業界は「ICTやドローンなどのロボット技術による現場の働き方の進化」や「賃金の底上げ」、「週休二日制の導入による待遇改善」など働き手にとっても良い変化が期待できます。また、建設業界では少なくとも向こう10年程度は仕事が大きく減る心配はありません。今後ますます厳しさを増す人材不足という課題を解決するためにも、建築業界は前述した明るい兆しがあると、求職者などに周知することが大切になるのではないでしょうか。
また、このような状況も建設業界で働く人や働きたい人にとっても、この状況は良い環境だといえるでしょう。人手不足ということは、未経験はもちろん、経験者にとっても自分の待遇をアップするチャンスです。まずは自分の市場価値や働きたい環境を明確にすることが重要です。建設業界に少しでも興味がある方は、特化した求人サイト「俺の夢」に登録して、将来について考えてみませんか。
関連記事:
建設業界の人手不足を解消!?外国人建設労働者受け入れについて
【建設業界の将来性】5年後・10年後はどうなっているのか
建設業界の現状と今後の課題・動向は?市場規模など解説
当サイトの記事は基本的には信頼性に足る情報源(公共機関や企業サイト、または専門家によるもの等)をもとに執筆しており、情報の正確性・信頼性・安全性の担保に努めていますが、記事によっては最新の情報でない場合や情報の出典元表記や正確性が充分でない場合があります。予めご了承ください。
おすすめ求人

編集部
建設業界の人材採用・転職サービスを提供する株式会社夢真の編集部です。
建設技術者派遣事業歴は30年以上、当社運営のする求人サイト「施工管理求人サーチ」の求人数は約6,000件!
このコラムでは上記の実績と知見を活かし、建設業界で働く方の転職に役立つ情報を配信しています。
株式会社夢真 コーポレートサイト