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浄化槽設備士とは?試験の基本情報3つと講習での取得情報を解説

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公開日時 2022.07.21 最終更新日時 2022.07.21

浄化槽設備士とは

浄化槽設備士は浄化槽の設置工事の際に現場の監督や管理を行える資格者です。
浄化槽は雑排水を公共水域などへ排出する際に欠かせないものです。
この浄化槽の機能を十分に発揮するには、適切な工事が必要とされます。
浄化槽設備士は、浄化槽工事に関する高度な知識と技術を持っており、浄化槽工事を行う事業者は、必ず営業所に浄化槽設備士を置くことが義務付けられています。
具体的には、浄化槽の施工の際に、施工図の作成や施工内容の確認や監督などを行います。
浄化槽設備会社や建築業者などで活躍が期待できます。

出典:国土交通省HP
参照:https://www.mlit.go.jp/about/file000069.html

浄化槽管理士の違い

浄化槽管理士とは、水質汚染を防ぐ目的で浄化槽の保守点検に従事する存在です。
一般的な就職先は浄化槽などの設備会社で、浄化槽の管理者から委託を受けて保守点検の業務を行います。
一方の浄化槽設備士は、浄化槽工事における施工図作成・内容確認・監督・指導を基本業務とする存在です。

どちらも浄化槽に関わる国家資格ですが、管理士は保守点検に特化しています。
設備士は設置工事の計画と実行における基礎部分(監督や指導など)を担う存在なので、管理士とは役割が異なります。
浄化槽管理士は設置から実用までを見越して施工図作成や監督業務を行うため、管理士よりも高度な知識と技術が必要になります。
そのため、試験や講習における受験・受講資格や出題・科目の内容にも違いがみられます。

浄化槽設備士試験の基本情報4つ

浄化槽設備士試験は、浄化槽に基づいて日本環境設備教育センターが実施します。
試験地は、東京都・愛知県・大阪府・福岡県・宮城県の5つです。
ただし、試験地によって試験時期や申請の受付期間は異なります。

申請は試験地の受付に直接提出する方法と、簡易書留で郵送する方法が選べます。
試験地の受付に持参する場合は、申請受付期間中(土日祝日以外)の指定時間内に受付で提出しましょう。
受付の指定時間は10時~4時など、試験地によって異なります。
簡易書留で郵送する場合は、申請受付期間最終日の消印まで有効です。

試験の申請書は、申請受付期間が開始する約1~2ヶ月前から日本環境設備教育センターで頒布されます。
申請書の料金は、1部300円です。
郵送で申請のやり取りを行う場合は、申請書の料金とは別で送料もかかります。

浄化槽設備士試験の申請には、郵送事情や必要な証明書の準備時間などが関与します。
その影響で、受付期間に申請が間に合わなかったケースもあります。
申請書の入手・必要書類の準備・窓口や郵送で申請を行なうといった一連の工程は、余裕をもって早めに行いましょう。

浄化槽設備士試験の基本情報1:試験内容

試験内容は、学科試験と実地試験に分かれます。
どちらも合格基準に達することで、浄化槽設備士の資格を取得できます。
浄化槽設備士試験の合格基準は、学科も実地も正解率6割以上です。
学科試験は3時間、実地試験は1時間実施されます。

学科試験

機械工学・衛生工学等、汚水処理法等、施工管理法、法規の4肢択一式です。

実地試験

施工管理法(記述式)
試験合格後に、免除交付申請の手続きを行えば、国土交通大臣から浄化槽設備士免状が交付されます。

浄化槽設備士試験の基本情報2:受験資格

学歴など 受験に必要な実務経験年数  
  指定学科 指定学科以外
大学卒業者 卒業後1年以上 卒業後1年6月以上
短期大学・高等専門学校卒業者 卒業後2年以上 卒業後3年以上
高等学校卒業者 卒業後3年以上 卒業後4年6月以上
その他の者 8年以上  

指定学科とは、土木工学、農業土木、鉱山土木、森林土木、砂防、治山、緑地、造園、都市工学、衛生工学、電気工学、機械工学又は建築学に関する学科のことを指します。

出典:国土交通省HP
参照:https://www.mlit.go.jp/about/file000069.html

浄化槽設備士試験の基本情報3:資格難易度

浄化槽設備士試験の資格難易度は、受験者数と合格者数の比率を見る限りではやや高めです。
2015年~2019年までの合格率は、約30%が平均となっています。
ただし、2015年~2017年と比べて、2018年・2019年の合格率が低下しているのは気になる点です。

2015年~2017年の受験者は940~990人で、そのうち合格者は321~335人となっています。
つまり、平均的な合格率は33%前後です。
2018年と2019年は受験者数が801~815人と減り、合格者数も174~221人に減りました。
この2年の合格率は25%前後が平均値となり、2017年より減少傾向にあります。

最も合格率が低かったのは2018年度、受験者数801人に対して合格者数は174人(合格率21.7%)でした。
逆に最も高かったのは2017年度、受験者数940人に対して合格者数335人(合格率35.6%)です。
直近の2019年は合格率27.1%で、2018年度よりも少し上昇しました。
しかし、全体的に半数以下の合格率ですので、取得が簡単な資格とは言えません。

浄化槽設備士試験の基本情報4:受験料

浄化槽設備士試験の受験料は、22,500円(税別)です。
試験を受けるために提出する申請書に300円かかることも忘れないようにしましょう。
また、申請書のやり取りを郵送で行いたい場合は、その送料も含めて全費用を計算してください。

浄化槽設備士講習で取得可能|基本情報3つ

浄化槽設備士講習は、浄化槽法に基づいて日本環境設備教育センターが実施しています。
試験と同じ浄化槽法の内容に基づき実施されますが、規定となる部分は異なります。
講習に関しては、省令第14条に基づいて実施されます。
日本環境設備教育センターを講習実施地に指定しているのは、国土交通大臣および環境大臣です。

浄化槽設備士講習の基本情報1:受講資格

浄化槽設備士講習の受講資格は、1級または2級の管工事施工管理技士を有する者です。
管工事施工管理技士は、空調設備やガス配管などの管工事で施工計画の作成と工程・品質・安全の管理を担う存在です。
2015年~2019年までの受験者数は平均13500人、そのうち合格者は4割~6割程度となっています。
試験は1次と2次に分かれており、2次試験のみ実務経験が1年~8年以上(学歴や資格による)が必要になります。
浄化槽設備士講習を修了して資格取得を行いたい場合には、管工事施工管理技士の資格取得にかかる費用や時間も把握しておきましょう。

浄化槽設備士講習の基本情報2:講習科目

浄化槽設備士講習の講習は、5日間かけて実施されます。
総じてかかる時間は、計37時間です。
一部免除の申請を行なった方は、講習に要する時間は37時間より少なくなります。
修了の可否を問う効果評定は、全教科目を経た最終日(5日目)の最後に2時間で実施されます。

講習科目と時間については、以下のようになっています。

1. 浄化槽概論(8時間)
2. 法規(3時間)
3. 浄化槽の構造および機能(15時間)
4. 浄化槽施工管理法(8時間)
5. 浄化槽の保守点検および清掃概論(3時間)

1日目は開講式・オリエンテーションから始まり、浄化槽概論についての講習を受けます。
2日目は午前中に法規、午後に浄化槽の構造および機能を学びます。
3日目は、一日通して浄化槽の構造および機能の講習が実施されます。
4日目は浄化槽の構造および機能から始まり、以降は浄化槽施工管理法について教わります。
5日目は始めに浄化槽施工管理法、次に浄化槽の保守点検および清掃概論について講習を受け、最後に効果評定となります。

浄化槽管理士の資格を有する方は、教科目の一部免除を申請できます。
一部免除の申請が受理された方は、浄化槽概論と浄化槽の保守点検および清掃概論(計11時間分)が免除されます。
浄化槽概論の講習は1日目の全てをかけて行われるため、免除者は開講式・オリエンテーションを含め1日目は丸々行かなくても良いです。

浄化槽設備士講習の基本情報3:受講料

浄化槽設備士講習の受講料は、86,700円(税抜)です。
講習教科目一部免除の申請が受理された場合は、免除分を除いて81700円(税抜)の受講料になります。
試験よりも時間がかかり、講師が授業のように直接教える手間もあるため、講習の方が費用は高くなっています。
しかし、直接的に浄化槽設備士の資格取得に関わる内容を教わることができるため、要点を押さえやすいと言えます。
また、教科目が全て終了した直後に効果評定を行うことから、試験よりも合格率が高くなっています。

浄化槽設備士試験の勉強方法3つ

浄化槽設備士試験の勉強方法は、主に3つあります。
それは、書籍や過去問題集・アプリ・講座です。
この中で無料で入手・閲覧できるのは過去問題集のみですが、これだけでは十分な対策になりません。
書籍・アプリ・講座も合わせて活用することで、要点を押さえることができます。
しかし、最も大事なことは自分が学びやすい・必要と感じる教材を選ぶことです。
自分に合う勉強方法を活用し、試験合格に向けて対策を行っておきましょう。

浄化槽設備士試験の勉強方法1:書籍や過去問題集で学習

浄化槽設備士試験の勉強方法1つ目は、書籍や過去問題集です。
書籍は、書店や大手通販サイトなどで入手することができます。
勉強法を紹介しているサイトでは、おすすめの書籍や関連の書籍を紹介しているところもあります。
自分に合っていそうな書籍を見つけたら、レビューなどを参考に購入を検討してみましょう。

過去問題は、日本環境設備教育センターの公式サイトに掲載されています。
学科も実地も過去3年分が掲載されていますので、参考にしましょう。

浄化槽設備士試験の勉強方法2:アプリ(Android)の活用

浄化槽設備士試験の勉強方法2つ目は、アプリです。
APPLIONが提供する浄化槽設備士というアプリでは、浄化槽設備士試験の勉強対策が行えます。
価格は700円ですが、平成23年以降の過去問題も収録されているので役立ちます。
また、問題と回答も収録し、試験対策に便利な理解度分類機能も搭載されています。
かつてはiPhone版もありましたが、現在はAndroid版のみです。

浄化槽備士試験の勉強方法3:試験合格講座などの活用

浄化槽設備士試験の勉強方法3つ目は、講座です。
試験合格講座を提供する会社によっては、浄化槽設備士の講座を用意しているところもあります。
提供形態も提供会社で異なりますが、直接講座・通信講座・総合講座が一般的です。

総合講座は通信と直接の両方を含む提供形態で、しっかり学べますが料金も一番高額になります。
通信講座は、画面上で講師に教わるタイプと、DVD教材のみで学習するタイプがあります。
いずれも必要な費用に違いがあるため、講座を活用する際は自身の兼ね合いで適した選択をしましょう。

浄化槽工事に必要な資格「浄化槽備士」の取得を目指そう!

浄化槽工事において中心的存在として働くには、浄化槽設備士の資格が必要です。
浄化槽管理士よりも高度な知識が必要で、設備士の資格取得者は監督業務も任されるため、実務が実績に繋がりやすいと言えます。
資格取得の方法は試験と講習の2つに分かれており、比較的に合格率が高いのは講習になります。
しかし、どちらの取得方法にも受験資格・受講資格があります。
試験や講習を受けるための条件を満たし、浄化槽設備士の資格を取得するための対策を行いましょう。

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